いつでも行ける状況になったのに何故か行かない理由

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いつでも行ける状況になったのに何故か行かない理由

いつか〇〇に旅行してみたい。
そう考えていたが、ずっとその場所に旅行していない。何故だろう?

そんな事はありませんか?
一般的には行かない理由として、忙しくて時間が取れないとか経済的な面で負担を感じるとか健康面で不安になってしまう状態になったとかあると思いますが、FIREした後でもそんな事を考えることがあります。

理由は単純です。それは人間はコンフォートゾーンから出る事への抵抗があるからです。

自由な時間とお金があり、健康上何ら問題がないのに動かないという事について綴っていきます。

人はコンフォートゾーンから出たくない

例えば会社を辞めたとして「東南アジアを中心に自分が行ってみたい国を旅してみたい」、「時間が作れたら釣りに没頭したい」、「やった事がないサーフィンや語学を本格的にチャレンジしたい」など自由な生活になれば、いろいろやってみたい事があるでしょう。

1.国内外で行きたい場所、観たい景色
2.今の趣味を思う存分やりたい
3.これからやってみたい事に取り掛かりたい

だいたいこの3パターンだと思います。
FIRE後の生活に良くある事だと私は考えているのは、やってみたら長続きしなかったり、時間はあるのにやらなかったりすることです。

人間というのは怠惰な生き物で、自分が慣れ親しんだコンフォートゾーンから出たくないという欲求と楽しむため、達成するために必要な努力をしたくないという欲求があるからだと思います。

今まで継続していた趣味も忙しい中、たまにしていたから楽しめただけでいつでも出来るとやらなくなったりします。これは定年後に本当に良くあることです。


いつでも行けるというのは幻想

行ってみたい場所だったはずなのに行かなかったり、やってみたいと思ったことだったのにやらなかったり、人は願望とは異なる行動をしがちです。

リスク(不安)や努力が生じる事に対して、人は本能的に避けるのかもしれません。

ただ誰もがいずれは中年になりますし、いずれ老いて健康寿命を失い、最後は死にます。
多くの人は人生はずっと続くかのように生きていますが、人生は有限です。

いつでも行けるからというのは幻想にすぎません。
たとえFIREしても、いずれは海外旅行すら出来ない体になっていくのです。

人生は日々「めんどくさい」との闘い

・勉強して学歴や資格を手に入れたい
・就職して収入やスキルを手に入れたい
・起業して稼げるようになりたい
・自己啓発してスキルを磨きたい
・資産形成して経済的自立したい
・筋トレして見た目が良い体型にしたい
・交流して良い人間関係を築きたい
・いろいろな経験して視野を広げたい

これらは全て人生を良い方向に進ませることが出来るが、実行するためには努力やリスクなども必要となる。
そしてすぐには手に入らないモノなのでコツコツ積み上げる必要があり、しんどさやめんどくささを感じることになる。

そう、人生は日々めんどくさいとの戦いであり、この戦いに勝てば得られるモノがあり、継続できずに逃げれば何も得られない。
全てから逃げて、若さまで失ったら本当に何もない状態にまで追い込まれます。


これらのリストの中でも行ってみたい場所に行くという行動は、よほど難易度が高い僻地や治安が悪い海外ではない限り、それほどハードルは高くはない。

私は行きたい場所があるが、このめんどくさいという力も働いていることを感じたりします。
ただ行きたいと考えたのであれば、40代のうちに行こうとは決めています。



おわりに

これは自分自身に言い聞かせていることなのですが、自分の健康が考えていたより長く続かないかもしれませんし、今の世の中、どのような状況に変貌するかなんて分かりません。

やってみたいと考えていた事は、計画してやってみようとは考えています。

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