男性と女性、どちらが社会で有利かという話

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男性と女性、どちらが社会で有利かという話

男性として生まれれば男性としての人生ゲームが始まり
女性として生まれれば女性としての人生ゲームが始まる。

たとえ性転換したとしても完全に違う性に変われるわけがないため、どちらの性が社会で有利かという議論は不毛な議論だと思うのですが、一度はこういう話をしたことはないでしょうか。

今の世の中だと女性の方が有利だと考えている人が多いかもしれませんが、実際にはどちらの人生であっても大変だと思います。

ただ人生ゲームが違うというのは間違いない事実だと考えています。

今回は男性と女性、どちらが社会で有利なのかという話について綴っていきます。


仕事は男性、日常生活は女性が有利

一般論としては仕事面では男性の方が有利です。
正社員としての雇用数が多く、平均的な年収が男性の方が高いからです。

男性が女性より有利なのは肉体的な強さと妊娠という期間がない事です。
女性の場合、優良企業の正社員として勤務しない限り、出産や育児休暇を連続して取得できる事は難しいと思います。
だから女性は非正規雇用となる人が多いのです。

そうなると一生涯で稼げるお金でいえば男性の方が有利になります。


それ以外は女性が有利になる場合が多いと私は考えています。
箇条書きで書くとこんな感じです。

男性より平均健康寿命が長い。
周りの目が優しく、手助けもしてくれる。
社会からのプレッシャーが男性より低い。
法律面では女性の方が保護されている。
若さの価値が男性より遥かに高い。

日常生活全般で女性の方が有利かなと思います。
男女で人生観が全く異なるのは人生ゲームが違うからだと思っています。

これは男女別の幸福感を点数化したグラフですが、高得点は女性の方が多いようです。
恐らく上位層はお金、時間、そして交友関係に恵まれているから高得点なのだと思います。

仕事のプレッシャーを受け続けるだけでマイナス点にはなりますね。

日本と先進国の「男女平等」の違い

友人の米国人男性は日本人女性と結婚した後、「小さな子どももいるのに、彼女は自分の生活費も稼ぐ気がないんだ」と愚痴を言っていました。女性の方は、まさかそんなことを夫が考えるとは想像もしていなかったと思います。

ちきりんの“社会派”で行こう!

日本と先進国の違いが良く分かる例なので引用しました。

日本人の中高年世代だと「男性は妻子を養うのは当たり前」だと考える人が大多数です。
しかし男女平等社会の先進国では子供は養うべき存在だが、大人は性別関係なく自立するのが当たり前だと考えています。
昭和生まれの人たちではそんな事を想像すらしていないというのは真実だと思います。


本当に男女平等になると欧米の考え方になるのですが、日本社会だとこういう考え方は浸透しているとは言えません。

ただ今の若い世代は「年齢(若さ)」「ルックス」「清潔感」「安定した年収」などお互いあらゆる要素を満遍なく求める傾向が強くなっているらしいので良くも悪くも男女平等社会の影響は大きく受けていると思います。

今の45歳前後の中年と25歳前後の若い人では同じ国で暮らしているのに大きく異なる人生観を持っている事が社会の急激な変化を感じます。


ただ男女平等社会は単純に男女で同じ役割分担するだけではうまくいくとは思えないから、性差を考えて役割分担を考えた方が良いと私は思っています。



おわりに

検証してもどちらが特別有利というわけではないと思いますし、そもそも男性に生まれたら男性としての人生ゲーム以外出来ないので考えても仕方がないでしょう。

男女平等社会になり、私は男性は女性寄りの人生観になっているように感じます。

女性レベルの水準で美容や健康法を取り入れていたり、「男性なら○○するのは当たり前」という人生観が若い世代ほど男性の中ではかなりなくなってきていると考えているからです。

これから男女の人生観がどのように変わっていくかは分かりませんが、今の個人の自由が強い社会が長く持続ができるとは考えられないのでどこかでまた大きく変わっていくのだろうと思います。

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