世界有数の巨大都市東京を楽しむ
東京は世界の都市ランキングで常に上位にランクインしていて2023年の「世界の都市総合力ランキング」では、東京は総合3位を維持しています。
それだけ商圏の経済規模、文化・交流、住居環境、エンタメや飲食店の充実など世界有数の都市だと言えます。
一般的に東京観光するなら「都心にある洗練された街並み」「新宿や渋谷などの大きな歓楽街」「大都市が見渡せる展望台」「ショッピング」「東京にしかないエンタメ」あたりが鉄板になると思います。
私は都心なら普通列車でいつでも行ける地域に住んでいますが行ったことがない場所は結構多いです。
旅行という感覚はあまりないですが10月下旬から11月までは最高の散歩日和期間なので今回は「都会と下町」「麻布台ヒルズ」「スタバ高級店」「東京の公園」というテーマで散策してきたのでそれを記事にしていきます。
散歩するだけで楽しい東京の街並み
東京の説明をざっくりすると
中心部である都心は政治と経済の中枢であり、丸の内や銀座など洗練された街や六本木などエンタメに優れた街もあります。
西エリアは新宿や渋谷など巨大な歓楽街があり、若年層向けのファッションやエンタメが多い。
東エリアは江戸川区・葛飾区・荒川区など伝統と文化が息づく下町が多い。
北と南は都心に近いエリア(文京区や目黒区)ほど高級住宅街が多く、離れるほど雑多な住宅街になっていくイメージです。
都市部が好きな人でも年齢が若い人ほど刺激的な西エリアを好みますが、中高年になると落ち着いた都心の雰囲気を好むようになると思います。
東京23区内だけでも街や人の雰囲気が全く違うので散歩していても楽しいです。
東京丸の内。
1流企業が多く集まるためか、一般的な会社員とは雰囲気が違う社会人が多い。
ビジネス街だがショッピングエリアもあり、ユナイテッドアローズ系などセレクトショップが好きなアラフォー・アラフィフ男性が好みそうなアイテムが揃っています。
渋谷スクランブル交差点。
東京に初めて観光する人ならここに来るだろうなと思う。
私が高校生の頃は日本の若者の街と言えるような雰囲気だったけど、今では世界中の観光客が集まる街に変貌しています。
華やかなショッピングモールである銀座シックス。
私の銀座のイメージは「大人の街」「洗練された商業地域」「高級店が多い」に加えて「外国人旅行者が多い」です。
高級ショッピングモールは海外にもあるけど、銀座は本当にモノが売れているなという印象を強く受けました。
それほど買い物袋を持っていた人が多かった。
柴又帝釈天参道。
柴又だけではなく葛飾、亀有、小岩など荒川沿いの地域で古き良き下町の雰囲気が残っています。
都心から離れた地域なので平日の昼間に行けばそれほど混んでいないと思います。
参道入り口付近にある船橋屋のくず餅は美味しかったのでお勧めです。
都心のコンパクトシティー麻布台ヒルズ
麻布台ヒルズは2023年11月に開業したばかりの新しい複合施設です。
一度ぐらい行ってみようと思って今回行ってきました。
正直な感想として魅力的な飲食店は多いと思ったけど、それ以外はあまり魅力的には感じなかったです。
個性的な店がよほど好きな人ではない限り、何度もリピートするような施設ではないかな。
仮に有り余るほどお金があったとしても普段使いとしては移動する距離が長すぎてめんどくさい感じですね。
何か汐留と同じような末路になりそうだなと思いました。
麻布台ヒルズ。
斬新なデザインに緑豊かな雰囲気で良いですね。
神谷町駅から直結だが、ここまで来るのに思っていたより歩きました。
麻布台ヒルズの街並み。
六本木ヒルズのけやき坂と似たような雰囲気です。
どこもガラガラだったし、なんか高級ブランド店って明らかに飽和状態だと思った。
(画像は公式サイトより)
施設内で撮らなかったため、画像は借り物です。
個性的か高級かどちらかに偏っているのが麻布台ヒルズの印象です。
SHOGUN BURGER。
焼き肉レストランが創った本格的なハンバーガーショップ。
チーズバーガーにポテト、そしてビール・・・
こういう食事を頻繁にすると少しずつ体型は崩れていきますが、たまにはこういうジャンクで旨い飯も良いと思いました。
美味しいハンバーガでした。
他にも店舗があるみたいなので機会があればまた他の種類のハンバーガーを食べてみようかなと思います。
スターバックスリザーブロースタリー
スタバの高級店という位置づけで焙煎機が備わっている店舗が世界で6店舗だけあります。
それが目黒区という都内の一等地といってもよい場所にこのような店舗があること自体が非常に贅沢だと思います。
スタバが好きという人が東京観光するならお勧めします。
ただ一般的に利用したい時間帯に来店すると間違いなく整理券を持って並ぶことになるため、並びたくない人は午前8時30分までに入店して席を取った方が良いです。
ここは観光客がほとんどで出社前にコーヒーを飲むような人は来ないと思われるため、早朝は空いています。
焙煎機がある贅沢な空間。
ホテルのラウンジのような雰囲気がある中で工場のような設備があるという不思議な空間だが、これが何とも言えない贅沢な気分にさせると思います。
店舗ごとに採算を取るように考えるとこのような施設は生まれないため、スタバの社内向けに創られた施設かもしれません。
それだけ日本ではスタバの需要が高いと言えます。
日本に1店舗しかない店だとここでしか飲めないクラフトカクテルが飲みたくなります。
なので何度か通って飲んできたクラフトカクテルを紹介します。
セリーン アイリッシュ コーヒー。
アイリッシュコーヒーは、アイリッシュウイスキーをベースに、コーヒー・砂糖・生クリームをくわえて作りますが、スタバのアイリッシュコーヒーはカクテル風のアイスコーヒーという感じです。
公式サイトでアイリッシュコーヒーをイメージしたモノと書かれていたのでウィスキーカクテルではありません。
甘めのアイスコーヒーが好きな人にはお勧めですね。
キネマ カプチーノ。
キャラメルポップコーンとクラフトキャラメルソースにラムを合わせたカプチーノスタイルのカクテルで見た目的には女性に好まれそうです。
見た目とは違って苦みが強いカクテルなので苦みを好む人には相性が良いと思います。
スターバックス リザーブ エスプレッソ マティーニ。
これがスタバで代表格とされるコーヒーカクテルです。
心地良いエスプレッソの苦みとバニラビーンの甘みとマティーニが非常に相性が良く美味しいです。
スターバックスロースタリーに初めて訪れてカクテルを飲みたいと考えている人にはまずこれをお勧めしておきます。
あとお土産でクルミッ子というキャラメルとクルミをバター生地で挟んだお菓子を買ってみたのですが、これ珈琲に付ける菓子として最高に相性が良く美味しいです。
東京にある素晴らしい公園
東京というとビルの多さや人口密度の高い事が目立ちますが、大きな公園が多くあります。
公園や大学のキャンバスは元々江戸時代の大名のお屋敷用の土地だったようでそれが大都市の中で緑豊かな環境作りの元になっています。
短期旅行だと公園を目的に観光する人は少ないと思いますが、ある程度長く滞在できるならたまには公園でのんびり過ごすのも良いと考えています。
新宿御苑。
新宿という大きな繁華街の近くにある大きな公園。
日本における近代西洋庭園の名園で見どころは多いです。
園内にはスタバがあり、多くの人が寛いでいました。
隣駅が商業施設が多い新宿三丁目駅なので公園でゆっくり過ごした帰りにショッピングや飲食を楽しめます。
上野恩賜公園。
博物館や美術館が揃っている公園で美術館巡りが好きな人だと1日掛けても時間が足りません。
平日の昼間でもまるで週末にいるような感覚に陥るほど多くの人が集まってきます。
せっかく来たのでモネの晩年の芸術作品をみてきました。
浜離宮恩賜庭園。
もともとは徳川家の庭園であり、鷹狩場として使われていたようです。
存在自体は知っていたのですが、今回初めて来てみました。
巨大なビル群に囲まれた大きな庭園というのは何とも東京らしいですね。
清澄庭園。
都心に近いけど、どこか庶民的な下町の雰囲気がある清澄白河にある庭園。
観光地としてはそこまで有名ではないから平日なら混んでおらず、のんびり庭園で過ごせます。
庭園だけではなく、清澄白河は面白いカフェが多いのでカフェ巡りが好きな人にはかなりお勧めできます。
おわりに
東京は魅力的な大都市です。
円安や住居費以外の物価が比較的安い事もありますが、東京という街が持つ魅力によって多くの外国人旅行者がやってくる理由が分かります。
東京はプライベート面でもビジネス面でも刺激的な街ですし、商圏の規模が非常に大きい都市なのでニッチな市場でもビジネスが成り立つため、サブカルチャーも盛んです。
なので東京という街と相性が悪くなければ飽きずにずっと暮らしていけると思います。