私のポートフォリオで最も成績が悪かった金融商品
私はS&P500の投信を軸に米国株から日本株、米国債、大手金融機関の劣後債、J-REIT、インフラファンドなどを保有してポートフォリオを組んでいます。
ここ5年間で考えると、多くの金融商品が良い成績だったのは間違いないですが全てが良かったわけではありません。
今回は私が所有している中で最も成績が悪かった金融商品を紹介します。
想定以上に大きく下落したインフラファンド
2024年に大きく下落したインフラファンド。
インフラファンドは高分配利回りですが、市場規模が小さい事、金利の影響を受けやすい、そして売上が政策による制度変更に大きな影響を受けやすい事があり、長期保有するという視点ではかなりリスクがある金融商品です。
FIT(固定価格買取制度)が終了する前に全て売却すると元々考えていて2024年までには全て処分しようと2022年から3年掛けて段階的に売却していたのですが、思っていた以上に早い時期に大きく下落したので私の見通しが甘かったですね。
ただインフラファンドは7~8年は所有していたのでトータルで見れば黒字になったと思います。
インフラファンドは先週ですべて売却が完了し、今後購入することはないです。
コアにする投資はインデックス投信に限る
私の資産運用はアセットアロケーションを決めたら基本的にほったらかしという方針です。
日々株価に神経を使う事はありませんし、ほったらかしにしたおかげで含み益が膨張する事もあります。
しかしほったらかしにした結果、大きく下落する兆候を掴めずに大きく損切りする事になる事もあります。
一長一短ありますが、投資にリソースを使わず無難な結果を求めるなら私は長期運用投資はほったらかしが最も良いと考えています。
知識や得られる情報量が豊富なプロでも市場平均を上回るのが難しい株式市場で多少知識がある一般人が挑んでも多くは喰われるだけです。
だからほったらかしでも良いようなインデックス投信をコアにして運用するというのが一般人が最も負けにくい資産運用方法だと思います。
とはいえ、個別株も買いたくなる人も少なくないと思うのでそういう人はコアとなる運用は守りつつ、暴落しても死なない程度のサテライト運用として個別株を売買すればよいと思います。
おわりに
まだ2024年は終わっていませんが、全体的に見ればこれほど大きく資産が増えた年はなかなかないだろうなと思うほど良い相場だったといえるのではないでしょうか。
マイナスだったのはインフラファンド以外だとJ-REITになりますが、インフラファンドのように脆弱とは考えていないので長期保有していきたいと思います。