幸せとは自己満足する事である

人生の目的は自己満足する事
おわりに

人生の目的は自己満足する事

「人生の目的とは何なのだろう？」

意識が高い人ほど考えるこの課題ですが、私は単純に自分が幸せに生きる事が出来るようにする事を目標にすべきだと考えています。

つまり人間の目的は自己満足する事だと思います。

もちろんそれが犯罪になるような行為なら話は別ですが、そうではない場合なら自己満足できるような生き方が出来れば良いのではないでしょうか？

崇高な理念を持ち、人類の発展や地域社会に貢献することを目的にするのも良いですし、あらゆる娯楽を体験して人生を楽しみたいとか世界中のゲームを楽しみたいとかそういう娯楽目的で生きるのもありだと思います。

自己満足というのはネガティブな意味合いが強い言葉ではあるが、自分が幸せかどうかなんて他人が決める事ではないし、主観的な問題なので自分自身しか分かりません。

自己満足のメリット3選

メリットは主に３つあると思います。

１つ目は方向性が明確になり、自分が何を積み上げるべきか理解することが出来ます。
何も行動せずに自己満足は出来ません。
お金にしろスキルにしろ必要なモノを身に付けて行動して、やっと自己満足する事が出来ます。

人生でいきなり上手くいくことはまずないので資本を蓄積しながら試行錯誤して少しずつ登っていきます。これはどんな分野でも変わらないと思います。
その過程があるからこそ、成功すると自己満足を得られるのかなと考えています。

２つ目は他人からの評価をそれほど気にしなくても良い点です。
本当はこういう人生を歩みたいのに我慢して生き続けなければならない。
そういう他人軸で生きていても面白くないと思います。

自分軸で生きていくことが自己満足に繋がり、幸せだと感じる事が多くなると思います。

多くの人から評価されるような立場にならなければ承認欲求は得られないと考えている人も少なくないですが、実際にはそうではないと思います。
世間一般的なプロにならなくてもやりたい事が出来ているなら充分だと思います。

最後は幸せな人ほど他者に寛容的になれることです。
社会に出て良くわかりましたが精神的に余裕がない人や不幸な人ほど他者に対して攻撃的になります。

口は禍の元という有名な言葉がありますが、これは本当で知らず知らずの間に周りから信用を失います。
横暴な態度を頻繁にしたり、陰口ばかりいう人が周りから信頼されていたり尊敬されるなんて事はまずありません。

無駄に争わず心穏やかに生きるためには自己満足を得られるような生き方が必要だと思います。

自己満足に否定的な意見がある理由

人生の軸には自分軸と他人軸があり、私にとっての自分軸は他人にとっては他人軸です。

十人十色という言葉の通り、私が好きな事は他人が好きになるとは限らないという何とも当たり前の事ですが、意外なほど理解している人は少ないです。

他人には他人の軸があるので、自分の軸を尊重して欲しいなら他人の軸も同様に尊重しなければなりません。

ただそれらは個人レベルの問題であり、組織になると違ってきます。
組織には組織の目的があり、そこに所属するならその目的のために行動しなければなりません。

営利法人に所属すれば、営利を獲得するために雇用契約に基づいて役割が与えられ業務を遂行することになります。
それが合わないならその組織から離れるしかありません。

自己満足とはあくまで自分の進むべき道を選択して得られる満足感や達成感であり、影響はあくまで自分中心でなければならないと思います。

他人に自分軸の影響を不快なレベルで強く与える自己満足になると嫌われる要因になります。

自己満足を軸にして積み上げる

何に興味を持ち、何をすれば満足するかなんて自分にしか分かりません。

例えば私は1人海外旅行が好きですが、「１人で海外なんて危ないから行きたくない、１人で旅行なんて寂しい、面白いわけがない」という考え方が多数派と思います。

また私は釣りをしても全然面白いとは思わないが、釣りを生き甲斐としている人は数えきれないほど存在します。

これはビジネス、スポーツ、娯楽などすべての分野で合う合わない、満足出来る出来ないがはっきり分かれます。

どんな事しても全員から肯定(賞賛)される事も否定される事もありません。

だから自分がやりたい事、進みたい道、目指すべきライフスタイルがあるなら、それが成り立つように努力していくべきだと思います。

例え他人から否定な意見を言われてもです。

ただほとんどの人はお金がないと生活できないという現実があるため、自己満足するための行動だけではなく経済的に自立できるように人的資本や金融資本を積み上げる必要があります。