避暑地として札幌にショートステイしてみた
釧路でショートステイした後に特急電車で札幌に移動しました。
釧路に比べると暑い地域ですが、本州とは違い猛暑日を避けられるので避暑地としての機能は充分あると思いますし、札幌は大都市なので何でも揃っていて便利です。
また大都市だけど少し離れるとすぐに大自然が広がっていくので非常にバランスが良い都市だなと考えています。
札幌は4~6泊の予定でしたがホテル代が想定以上に高かったので今回は4泊にしました。
インバウンドの影響が一番価格が吊り上がったのは宿泊費だろうなと痛感しました。
北海道旅行後編である札幌のショートステイについて綴っていきます。
比較的涼しく何でも揃っている札幌
札幌は夏季で晴れたら暑いと言えば暑いのですが、都内の猛暑日に比べると暑さのキツさが違います。
猛暑日になると外にいるだけでかなり身体に負荷が掛かっているのが分かるため、猛暑日を避けられるだけでも楽になります。
釧路や高地・高原のような涼しさはありませんが外出が苦ではない気候なので毎年猛暑で苦しむ地域に住んでいる人にとっては比較的涼しいと感じるだろう。
そして200万人級の都市圏なので何でも揃っています。
冬季を除ければ良い都市ですね。
札幌の繁華街中心部。
百貨店、ファッションビルから多種多様な飲食店まで揃っています。
路面電車がちょっと海外っぽい雰囲気で良いです。
路上を走る馬車。
大都市圏でも馬車が走っているのが良いですね。
すすきの歓楽街。
週末かと思うほど人が多かった。
出張者のグループ、旅行者のグループがフラフラしていました。
外国人(主に中華系)が本当に多くて外国の街にいるようだった。
ここは一人で飲み歩くような雰囲気ではないですね。
札幌を少し離れると自然や農地になります。
都市暮らしと自然を楽しむ暮らしが密接しているのが良いですね。
札幌市内をちょっと観光し、グルメを楽しむ
郊外まで出ればいろいろありますが、今回は札幌でのんびり滞在しようと思って近場のみの観光しかしていません。
有名だけど羊ヶ丘展望台に行ったことがなかったのでこの機会に行くことにしました。
クラーク博士で有名な羊ヶ丘展望台。
都市から少し離れた高台から見る札幌市内も良いですね。
中華系の人たちはクラーク博士の銅像に群がっていました。
彼らがいなかったら閑散としていただろうなと思う。
日本の歴史公園100選の1つである中島公園。
綺麗に整備された公園です。
地元の方々がジョグや散歩したり、ゆっくり寛いでいました。
7年ぶりの二条市場。
海産物だけではなく、果物や野菜など売っています。
時間帯が遅かったかもしれないがあまり活気がなかったように感じました。
せっかく二条市場に来たのでいくら丼とカニ汁を食しました。
カニ汁の見栄えは良かっただけで味が薄かったですね。
札幌市内には同レベル以上で提供する美味しい回転寿司(花まるやトリトンなど)がありますので、わざわざ市場まで来なくても良さそうです。
札幌のカレー屋はスープカレーが多いですね。
チキンもトロトロで美味かったですし、野菜も多いので健康的です。
札幌は飲食店やカフェが多くて一人旅でも選択肢が多い。
飯が美味いのでロングステイしたら意識して節制しないとすぐ太りそうです。
ロングステイなら札幌>釧路だと思った理由
気候や温泉は釧路の方が好きですが、利便性や快適性を考えると札幌の方が上なので私がロングステイするなら釧路より札幌を選びます。
札幌だと日帰りで行ける範囲で豊平峡温泉、小樽、美瑛、富良野、旭川などあるので選択肢は本当に多い。
駅前から繁華街まで飲食店が多い。
1人客、カップル、家族連れ、グループ客などどんな客層でも選択肢が多い。
カフェも多いですね。
首都圏はどこも激込みですが、札幌は適度に空いているから利用しやすい。
自然公園があるのも良いです。
ロングステイなら大きな公園の近くに住むとより快適に過ごせるかな。
札幌で日帰り温泉を探したら、繁華街の中で天然温泉がありました。
日中の昼間ならそれほど混んでなかったので利用しやすいです。
温泉以外にマッサージや食事も楽しめる大きな施設です。
厄介なのは札幌の宿泊費の高騰
驚いたのは夏季の札幌市街地の宿泊費の高さです。
こんなに高かったの?と思うほど高かった。
お盆休み前後や週末(特に3連休)など旅行者が集まる期間が高いなら分かるけど、平日のど真ん中の価格でも、大型連休のような価格帯が多かった。
インバウンドにより札幌のホテルは高騰していると思う。
中国、香港、台湾、韓国の旅行客は本当に多かったから。
直前で探したから広めの部屋しかなかったとはいえ、ドーミーインで26000円台、三井ガーデンホテルで28000円台は高すぎです。これ平日宿泊の価格ですよ・・・
それでも札幌に滞在したかったので2万円未満で探しました。
せっかくなのは異なる2タイプのホテルで2泊ずつしました。
札幌中心部にある東急ステイ。
立地は便利だし、思ったよりうるさい場所でもないので良いと思います。
初めて泊まりましたがここの強みは部屋に乾燥機付き洗濯機や電子レンジがある事です。
共同ではないところが女性がターゲットなのかなと思いました(客層は男性が多かったですが)
朝食は北海道名物ジンギスカン以外は無難な感じです。
外国人だらけだったので海外のホテルに泊まったような感じだった。
元アッパーミドルホテルの某老舗ホテル。
佐賀のニューオータニのような雰囲気です。
思っていた以上に不便な場所で結構歩かないと店はありません。
元アッパーミドルホテルなのですがレストランがないため、当然ルームサービスもありません。
部屋は広くて良かったですが、設備を見ると昭和の時代のホテルだなという感じだった。
古さに歴史を感じるような強みがあるなら良いけど、ただ古いだけだとね。
朝食はきっちりアッパーミドル級の金額。
味は美味しかったですが、高めの価格設定だからか利用客はあまりいなかった。
ここは中韓の旅行者の割合が多かった。
日本人だけだと朝食自体もなくなりそうです。
おわりに
釧路4泊、札幌4泊、計8泊というショートステイをしたのですが、東京に着くとやはり避暑地で過ごすと体に優しい気候だなと痛感しました。
私にとって避暑地としては北海道が良いなと思いました。
世界的な気候変動により、夏季は大袈裟ではなく命の危険に晒されるような高温になってきています。
そのうち東京でも40度を超えるような日々が当たり前のようになるかもしれません。
ウイグル自治区や米国で50度越えも観測され、もはや人間が屋外で活動できる気温ではありません。
ホテル暮らしで2週間ぐらい滞在するか、思い切ってマンスリーマンション借りて猛暑日を逃げ切るか。
これから避暑地の過ごし方を模索していこうと考えています。