旅行の基盤である移動と宿泊
移動と宿泊というのは旅の基本であり、必ず行う行為なのでトラブルが発生することがあります。
窃盗などの犯罪に遭ったり、体調不良で部屋から動けなくなったりするようなトラブルに比べれば大きな問題にはなりにくいですが、国内旅行よりも海外旅行で移動や宿泊でトラブルになると混乱しやすい状況になってしまうことがあります。
そういう事もあるという事を頭に入れておいて、海外旅行することをお勧めします。
可能な限り、信頼できる企業で決済する
海外旅行のトラブル②で説明したのと重複しますが、移動するための決済に関しては信頼できる企業で決済しましょう。
タクシーで移動するならGrabなどの配車アプリで決済して利用する。
ツアーに申し込むなら大手旅行予約サイトで決済して利用する。
それだけでトラブルが回避されます。
宿泊に関しては直接ホテルで予約した方が安い場合もあるため、前もって予約しても、1泊してから延泊を考えるスタイルでも良いと思います。
安宿に泊まる人は繁忙期以外なら、なるべく現地で予約するスタイルの方がトラブル回避できると思います。
ただそういうのが不安な人は予め予約した方が安心して海外旅行が出来ます。
宿泊先であるトラブル
稀にあるのがノーリザベーションとオーバーブッキングです。
ノーリザベーションとは宿泊先から「あなたの予約はありません。」と言われる事です。
もし言われたら予約した証明として予約確認書をレセプションに見せましょう。
部屋が全て空いていない状態ではない限り、何とかしてくれるでしょう。
オーバーブッキングとは宿泊先から「あなたの予約はあるけど、空き部屋がないからあなたは泊まれません。」と言われる事です。
かなり酷い対応だと思いますが、怒らず冷静に「違うグレードでも構わないので他の部屋はないか」とか「泊まる宿がないと困るので何とかしてくれ。」と話をしましょう。
まともなスタッフなら、最低でも同じぐらいのランクのホテルを紹介してくれるでしょう。
中級ホテル以上だとこういうトラブルはほぼないと思うのでトラブルは少しでも回避したい人はそれなりの宿を選択してください。
その他、請求金額が利用金額と違うという事も稀にあるようなので、チェックアウト時に請求金額がある場合は必ず金額を確認してください。
公共交通機関のトラブル(遅延やストライキ)
日本では滅多にありませんが、海外だと交通機関の遅延は珍しくありません。
また不況になるとストライキが頻発し、交通機関が通常通り利用できない事もあります。
余裕を持ったスケジュールで動くと遅延になっても予定が大きく崩れなくなります。
海外旅行だと大きいのは航空機の遅延だと思います。
出発が遅れるとトランジットする空港があればそこで長時間待機しなければならない事がありますし、最終到着の空港に着くのが大幅に遅れると電車もバスも終電を過ぎていて、空港が陸の孤島となります。
その場合はタクシーを使うか早朝まで空港で待機して始発を待つことになる。
そういう可能性を考えて旅程を組むと多少遅延しても大きな問題なく移動する事が出来ます。
ただ不便な時間帯の方が航空券チケットが安価なので旅程を組む時はトータル的に考えて自分自身の判断になります。
女子一人旅ならやった方が良い防犯対策
これは性別関係なくやった方が良い防犯対策だと思いますが、特に女子一人旅なら少しでもリスク低減となる防犯対策があります。
それは「仲間と旅行している」または「これから仲間と合流する」と相手にいう事です。
相手に寂しいと思われたくないとかそんな事ではなく、身の危険を避けるためです。
タクシーの運転手から安宿や飲食店などで知り合った人まで相手がアジア系の女子一人旅だと分かると狙ってくる場合が多いからね。
女性は男性よりも旅程を安全に組んでください。
アプリ配車以外のタクシー利用、早朝や深夜の移動、男女混合部屋の安宿は絶対に避けた方が良いです。
おわりに
海外旅行のトラブルを①から④まで書きましたが、海外旅行慣れしている人にとっては基本的な事だと思いますが、その基本的な事を守っていれば多くのトラブルは回避できるようになると思います。