日常とは違う環境だからこそ体調管理が大切
人は習慣的な生き物と言われていますが、普段食べない食事、いつもと違う寝具、いつもと違う生活習慣など日常とは違う環境にいると体調不良を起こしやすいです。
なので海外旅行中は普段の生活より体調管理を意識する必要となります。
一般的に短期より長期旅行、ゆったりしたスケジュールよりハードスケジュールの方が問題が起こりやすいので自分の体質や体力など考慮した旅程を組むようにしましょう。
旅人タイプで長期間生活環境が変わっても全然平気という強者もいますが、そんなに強い人は少ないです。
ただ基本的な事を守っていれば、体調不良にならずに帰国できると思いますので「俺は日本でほとんど病院にいったことはないし、そんな事は気にした事がない」という人でも海外生活は日本とは違うので最低限の事は守っておいた方が無難です。
では海外旅行での体調管理について綴っていきます。
体調不良の主な原因は飲食と睡眠
体調不良になってしまう主な原因は飲食と睡眠です。
日本で生まれ、日本で暮らしているとほとんど意識しないと思いますが、衛生管理や食品管理が不十分で食中毒は頻繁にありますし、水道水が飲める国は少ないです。
だから何でも口に入れると体調不良になります。
飲食も食あたりで翌日下痢っぽくなったぐらいで済めばよいですが、運が悪いと病院にお世話になる事もあります。
私は半日から1日ぐらい寝込むなら経験がありますが海外の病院にはお世話になった事はありません。
しかし友人や職場の同僚は食中毒で病院行きになったりしています。
飲食に関しては絶対に大丈夫とか、絶対に避けた方が良いとまでは言えないのですが、最低でもローカルレストランで食事しましょう。屋台は止めた方が無難です。
安全率を高めたいなら箸やフォーク類など自分で準備するのも良いです。
逆に気にせず食べたいと考えている人はせめて回転率が良さそうな屋台を選んでください。
売れてなさそうな屋台の食材は本当に怖いですよ。
見た目が美味しそうとか関係ないです。
飲み物に関してはペットボトルの飲み物を飲んでください。
氷も水道水で作られているものだと食あたりする事もあるので注意を。
あと睡眠はきちんと取らないと免疫が低下して体調不良を引き起こします。
若者なら体力があるので多少無茶しても耐えられたりしますが、アラフォー以上の人は連日で夜遊びするとか止めておきましょう。
アラフォーになっても精神的には若いという男女は少なくないですし、私もその気持ちは分かりますが年取って若者ではない体になっているので無理は禁物です。
そう、中年になると無理など出来ないのです。
日焼け・冷え・虫・不快な臭いも出来るだけ回避
飲食や睡眠以外で体調不良を引き起こすものだと日焼け、冷え、虫、あと不快な臭いがあります。
日差しが強い国を旅行するなら日焼け止めしないと、火傷みたいな痛みを感じるぐらい日焼けしますし、海外にいると長距離バスなどで「何でこんなに冷房強くするの?」と思うほど冷房が強くしている場合が結構あるので冷え対策も必要になります。
あと蚊など虫が多い地域にいくなら虫よけスプレーも必須です。
痒いだけで済むなら良いですが、デング熱などに掛かれば何日も動けなくなります。
最後に臭いですが、道を歩いていて臭いなと思うなら良いです。そこさえ通り過ぎれば問題が無くなるから。
ここでいう不快な臭いというのは自分の宿泊する部屋です。
エコノミーホテル以下の宿泊施設になると浴室・トイレ、または部屋自体が何か臭いという事があります。
施設自体に問題があるかもしれませんし、前の宿泊客が残した臭いかもしれませんし、原因はいろいろありますが、狭い部屋で老朽化しているエコノミーホテルだとそういう事があります。
部屋を変えてもらうとか、変えてもらってもまだ臭うなら連泊するのを止めるなど対策を取りましょう。(予約の取り方次第でキャンセル料が掛かってくるけど)
ホステルやゲストハウスになるとエコノミーホテルより臭いがある部屋に遭遇する確率が上がりますので、予約するのは試しに1泊してから、または部屋を見せてもらってからにしましょう。
体調が良くないときは予定を中止する勇気を持とう
体調不良だと感じた時は当日の予定を中止する勇気を持ちましょう。
1人よりグループ旅行の方が予定を中止しにくいのは分かりますが、途中で吐いたり、乗り物に乗れないぐらい体調不良になると仲間に迷惑が掛かります。
旅行先で観たい景色を諦めるのが嫌なのは分かりますが、勇気をもって休息をとりましょう。
グループではなく1人旅なら優先順位でスケジュール変えればよいので無理せず旅行してください。
海外旅行中の体調不良や怪我の解決策
まず海外旅行する前に自動付帯(無条件)で海外旅行保険が使えるクレジットカードを保有してください。
年会費は無料なので最低でも2枚は保有してください。上記のリンクにお勧めの自動付帯のクレジットカードを紹介しているので海外旅行保険で使えるクレジットカードを持っていなければぜひ申し込んでおいてください。
一般的な体調不良の場合、ホテルで安静にしていれば回復します。
薬は自分が常時飲んでいる薬を利用してください。
ただ今まで経験したことがないような苦しみだったり、1日安静にしても全然回復しないならフロントに伝えて病院にいった方が良いです。
日本語が通じる病院があればその病院に行けばよいですし、日本語対応の病院がなければ外国人滞在者が利用する病院はあると思うのでそちらに行くことになると思います。
怪我をした場合ですが、病院に必要がないと判断できる状態なら無理していかなくても良いと思いますが、判断できない場合は病院に行くべきだと思います。
おわりに
海外旅行しているといろいろな経験ができて面白いのですが、現地で体調不良になるとやはり体調管理は大切だなとつくづく考えてしまいます。
これから海外旅行される方は治安やボッタくりだけではなく体調管理もきちんを気を付けてください。