【海外旅行中のトラブル①】盗難の対策と解決方法について

海外旅行

海外で多く旅行者が経験している盗難被害

海外旅行で良くある犯罪といえば盗難だと考えています。

よほど治安が悪い地域でなければ強盗みたいな凶悪な犯罪ではなく、スリや置引きが主流です。

置引きに関しては気を付ければほとんど盗まれることはありませんが、スリは結構厄介です。
だいたい人混みに紛れて盗むか、誰かに注意を引き付けられている時にもう1人の犯罪者が盗むかどちらかの場合が多いと思います。

海外にいくと旅行客を狙って金品や物品を盗もうとする輩が少なくないので気を付ける必要があります。
そんな盗難対策について、綴っていこうと思います。

【超重要】貴重品を持っている時は直行でホテル

まず盗難対策として超がつくほど重要な事ですが、空港に着いたら両替やSIMの購入など最小限やらないといけない事が終わったら寄り道せずにホテルに向かう事です。

それはパスポートや全財産を持っている状態でそれらが盗まれたら旅行どころではないからです。

どんなに慣れた国、場所であっても、これだけは守った方が良いです。
パスポートやメインの財布など安全な場所に保管するのが最優先となります。

移動手段が電車やバスなど混む時間帯で利用するのであれば、盗まれないように南京錠を掛けておくのも防犯対策になります。
リュックやショルダーバッグに貴重品を入れる人は必ず胸の前に置くようにしましょう。
それだけで被害に遭う確率が激減します。

基本的な盗難の対策について

貴重品を置いたら、外出時に持っていくのはサブの財布(クレカやデビットカード1枚と現金)とスマホ1台とパスポートのコピーが多いと思います。

基本的な盗難対策としては、まず最悪盗まれても旅行に問題がない状態にしておくことです。

私の場合、小さなショルダーポーチ(もしくはバッグ)で外出する場合はショルダーポーチには財布とスマホを入れ、服のポケットには公共交通機関を使ってホテルに帰れる程度の現金を入れておきます。

ショルダーポーチは斜め掛けではなく、胸の前側におきます。
見た目で言えば側面や背面に置いたほうが良いのは分かっていますが、盗まれないことが最優先であれば絶対に前方にポーチを置きましょう

さらに防犯レベルを上げるなら南京錠を掛ける事も有効です。
財布を出すたびに鍵を開けないといけないのが面倒ですが、間違いなくスリに遭う確率は下がります。
南京錠を掛けたら短期間で開けるのは不可能に近いからです。

ポーチを前方に置いて混み合った場所で盗まれないように注意すれば、まず大丈夫だと思います。

タイだとレディーボーイが複数で抱き着いてきてどさくさ紛れて財布やネックレスなど盗む事もあるようなので、そういう場面に遭遇してもポーチは死守するようにしてください。

日本人はほとんど身に付けないと思いますが、金のネックレスも狙われるみたいなので海外旅行中は身に付けない方が無難です。

あと置き引きについて、カフェやレストランで空いている席を取るためにポーチ(バッグ)を置かないようにしましょう。
日本だと盗まれることはほぼありませんが、海外だと隙があれば置き引きされます。

盗難に遭ってしまった時の解決方法

これだけ気を付ければ、ほぼ盗難されることはないと思いますが、気を緩めすぎて油断してしまい盗難に遭った場合、2択になります。

①警察署に行き、盗難証明書を貰う
②諦める

財布、現金、クレジットカード1枚を盗まれましたとなった場合
財布は海外旅行保険の携行品損害補償が効きますので減価償却を考慮した金額が保険金として受け取れます。
現金は一切補償されません。

クレジットカードは不正に利用された場合、盗難証明書があればスムーズに補償されます。
(※取得が困難な場合は盗難証明書がなくても補償される事もあるそうです)
ちなみに盗難証明書は現地語でも問題ないそうです(英語訳で貰わなくても良いという事)


盗難に遭ったら諦めるという方法もあります。

例えば、盗まれた財布はコンパクトなノーブランドのモノで5年使っていて保険金として受け取れるのも数千円程度しかなくて、中身が現金だけの場合、日本語が全く通じない警察署にいってからのやり取りが結構大変なので諦めるという事です。

ちなみにカード類が入っていた場合でも利用停止する時に現地で不正利用がない事が確認ができれば、盗難証明書も必要なくなります。

盗難証明書が欲しいかどうかが警察に行くかどうかの判断になるかなと思います


私は1回海外で財布を盗難されたことがありますが、少し悩みましたが警察署に行くことにしました。
当時はクレジットカードで不正利用された時に盗難証明書があった方が良いだろうと考えたのと少しでも犯罪者が逮捕される確率が上がってくれればという思いもありました
(盗まれた時は本当に腹が立っていましたから)


最優先で守るべきは命です

盗難の多くはスリか置き引きだと思いますが、強盗のような犯罪もあります。
バイクでショルダーバッグを強引に取ろうとしたり、ナイフなど武器を使って金品や物品を強奪するという犯罪です。

もしこういう犯罪に遭ってしまったら、財布などは諦めましょう。
ここまでする犯罪者は躊躇なく武器を使用する可能性もあるため、命が危ないです。

海外に滞在する時は治安が悪い地域、時間帯には充分注意しましょう。

おわりに

こう綴ってみると、世の中は物騒に思うかもしれませんが油断せずに基本的な盗難対策をしていれば、盗難に遭う確率はかなり低いと考えています。

次回は盗難よりも遥かに遭遇する確率が高いぼったくりについて綴ってみたいと思います。


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