病気を経験して感じたこと
旅行中に病気を患って旅行を中断したというのは初めての経験でした。
中断した理由は月単位で通院が必要になる医師から言われたため、症状が少し落ち着いてから日本で治療を続けることに決めたからです。
現時点でだいぶ回復してもう少しで通常の生活が出来るようになると思うので医師と相談しながら焦らず戻していこうと考えています。
今まで通院などしたことがなかった私にとってはこの病気自体が人生経験になっているわけですが、そんな病気をして感じたことを綴っていきます。
いつか体のどこかの機能を失うという現実
病気や事故など多くの人にとっては突然起こる不幸なイベントだと思います。
五体満足が当たり前だと考えて生きている人は多いですが、病気や事故次第でしばらく通常の生活が送れなくなったり、悪いケースだと体のどこかの機能を失う場合もあります。
失う機能というのは目かもしれませんし、耳かもしれませんし、手や足かもしれません。
どの機能も日常生活を送るためには大切です。
完全に失ったり、失うまでいかなくても機能が著しく低下するようになれば今までのような生活は送れません。
また人間は嫌でも年を取っていくため、そのリスクは年々上がっていきます。
人間は健康な状態が当たり前のように感じるかもしれませんが、今回は助かっただけであり失う時はある日突然失ってしまうものなのだろうなと感じました。
【健康管理】病気は早期発見こそが大切だと思った
病気はお金や人間関係の問題など精神的なストレス、猛暑など肉体的ストレスや睡眠不足などにより免疫が低下した時になるとよく言われますが、私にとって今回の病気は避けられないような感覚がありました。
健康管理しても避けられないような感じたという事です。
体の中で健康が壊れる爆弾が生成されたら、いつ爆発してもおかしくない。
これが正しいかどうかは分かりませんが、私はそう感じました。
避けられないと感じるならその病気が重くならないうちに医療を受ける必要があります。
そのためには早期発見が必要だと強く感じました。
50歳になったら人間ドックを受けてみようかなと考えていましたが、今の病気が完治したら人間ドックを受けてみようと思います。
検査に関しても調べて最適な健康管理体制をつくっていこうと考えています。
【知識とメンタル】病気について調べ過ぎない方が良い
病気について調べると、様々な情報が出てきます。
正直な感想として、あまり調べ過ぎない方が良いと考えています。
それはどのような人がその状態になったか記述されていない場合が多いため、素人の自分では判断できないからです。
最悪のケースなんていくらでも書いてあるのでそんな情報に触れすぎると結構メンタル的にくるものがあります。
基本的には分からない事、不安な事、生活するうえでどのような事に気を付けるかなどは医師から直接聞いて助言をもらい、自分自身は少しでも完治できるように充分な睡眠と食事管理を行い、たんぱく質やビタミンの不足がないように継続し続ける以外ないと感じました。
医者と言っても専門の病気の知識は持っていても、栄養学から何から人体についての知識があるとは限らないので、自分自身で必要な知識は身に付けるしかありません。
【FIREの価値】フルFIREしていて本当に良かった
帰国後、週1回の通院と回復のために体に負荷を掛けない日々を送っていますが、フルFIREしている状態で本当に良かったと心の底から感じています。
※8月から2週間に1回の通院で良くなりました。
もしフルタイム労働状態なら入院して動けない重い病気ではない限り、働いていると思います。
思い返せば病気を患っても通院しながら働いている中高年は少なくなかったです。
まさに命を削って働いている感じです。
医師によると安静にできるかどうかで治療期間は変わってくるし、病人が無理をすることで後遺症として残ることもあるらしいのでどう考えても療養が必要となります。
FIREには否定的な意見はありますが、私は経済面や人間関係に縛られず自分の意志で療養を選択できる自由の有難みを感じています。
おわりに
人生は何があるか分かりませんし、病気のリスクは誰もが年々少しずつですが上がっていきます。
自分が高齢者になってからやりたい事をやるという計画なんてどれだけ現実を直視していないか分かるだろう。
人生は有限である事は忘れないように生きていかないといけないなと改めて思いました。