【対極の関係】子持ち会社員と独身FIRE民の人生
世の中にはいろいろな人が生活をしています。
40代男性は「会社員」「子持ち既婚者」という属性が最も多いと考えています。
今の時代、40代でも独身者は少なくありませんが大抵は職場に通って働いています。
属性は会社員、自営業、会社役員、公務員、フリーター、その他となると思いますがFIREなんてしているのはごくわずかだと感じています。
そんな人生が全く異なる多数派の子持ち会社員と超少数派のFIRE民が会話するとどうなるか綴っていきます。
多数派と超少数派の人生観は大きく異なる
多数派の基本的な考え方は「世間の常識」を強く意識して生きていると考えています。
多数派が選ぶ人生の選択肢は無難かつ大きな失敗をする確率が少ない事がメリットだと思います。
レールから外れない人生を歩んでいる人なら「定職」と「家族」の2つ持っている人が多いです。
この多数派の中でも様々な性格や趣味嗜好はありますが、リスクが高い外れ値は少ないと思います。
だからこそ「定職」と「家族」の2つを持つ人は世間的に信用されるわけです。
一方超少数派の人は世間から見て変わっている人だと思います。
この変わり者の強みは90%以上の人がまず選ばない人生を選択することが出来ます。
リスクを取れる度胸があると言えばカッコいいですが、裏を返せばレールの上の人生では生きることに辛さを強く感じる面もあると思います。
一般的な社会的不適合者だと経済的自立を達成する前に仕事を辞めてしまい無職やフリーターになってしまうと思いますが、超少数派だけあって経済的貧困は避けつつ、社会からフェードアウトするという、自分で考えてもちょっと変わった人生を歩むことになります。
定年まで働く人生を歩んだら100%後悔すると思っていたので私の人生はどう生きようがフルタイム労働から脱出するしかなかったと考えています。
お互い「共通の話」がメインになる
年齢が同じ40代でも子持ち既婚者と独身FIRE民の人生課題は全く異なると思います。
前者は人生の基盤がしっかりしていてやるべき事や人間関係も明確な人が多いと思います。
後者は経済的な基盤だけがしっかりしているだけでそれ以外は自分でアレンジという感じです。
だからFIRE民といってもそれぞれライフスタイルは全くの別物と言ってよいほど異なります。
こんな両者は会話しても全然合わなそうですが、独身FIRE民も経済的自立を達成するまで社会で働き続けているから相手に合わせるぐらいのコミュ力はあります。
実際に子持ち既婚者と独身FIRE民が居酒屋で話した場合ですが、「仕事の話」「お互いの近況」「お互い興味がある話」がメインになります。
常識的に考えて独身者に「子育て」について長く話したり、会社員に「FIRE後のライフスタイルの向上」について長く話したりしても相手は興味がなかったり、受け取り方によっては嫌味にしか聞こえない場合もあるから、メインの話題にはなりません。
※たまに相手にお構いなく自分の好きな事をずっと話し続ける人もいますが
対極的なライフスタイルでも共通の話があれば人間関係は継続できるものなのだろう。
おわりに
半生を過ぎて思う事は人生にはいろいろなライフスタイルがあると思いますが、やはり人生は取捨選択の積み重ねであり、何かを得る代償として何かは諦めているのだなとつくづく感じます。
自分で時間管理しやすく、ほどほど働き、ほどほど自由で、ほどほどお金も使えるというスタイルがサイドFIREになると思うので多くの人にはストレスが少なめでちょうど良い生き方だと思います。
ただ人によっては何か1つの分野に全力で取り組んだ方が幸せとか、組織に所属して安定した方が幸せという人もいるので自分が若い時にどういう状態が幸福を感じるか自分自身で確かめるしかないですね。