【夏季は北海道へ】避暑地として釧路・札幌にショートステイしてみた(前編)

国内旅行

避暑地として釧路にショートステイしてみた

避暑地として有力候補が北海道であり、その中でも気候が最高だと考えていた釧路4日間、札幌4日間、計8日間のショートステイを7月にしてきました。

釧路でロングステイしなかった理由は私のスケジュールの問題があったり、釧路は行動の選択肢があまりないと考えていたので4日間というお試し滞在です。

結果的には私にとってお試し滞在ならちょうど良い日程だったなと感じています。

気候と温泉は最高だった釧路滞在について綴ってきます。


【気候と温泉は最高】釧路市街地の昼と夜

釧路は夏季でも最高気温が25度前後、平均気温が20度以下と過ごしやすい気温です。
夜になると15~17度ぐらいになるので薄いアウター1枚着てちょうど良い気温になるので私にとっては最高です。

釧路というと大自然や新鮮な海産物が有名ですが、カルシウム・ナトリウム-塩化物泉が楽しめる地域です。
釧路市街は全然温泉街という雰囲気はありませんが温泉を楽しながらのんびり過ごす事も出来ます。

釧路市街地を歩くと昼間は営業していない店ばかりです。
ホテルが何件かある夜の繁華街としての機能しか残っていません。
繁華街といっても全然人がいないので街中を歩いても活気を感じる事はありません。

釧路駅前のメイン通り。

企業や金融機関が並んでいてこうしてみると比較的大きな街に見えます。
ただ駅前は廃墟となっているビルは多いです。

釧路市街地中心部の様子。

日中はほとんど人が歩いていません。
廃墟によくある落書きがありましたが治安が悪そうな雰囲気はなかったです。

釧路川とショッピングモールMOO。

港町らしい綺麗な街並みです。MOOには海産物から飲食店まで揃っています。
ここでさんまんまという炊き込みご飯にさんまを乗せたローカルフードが食べられます。

この周辺は日中営業している店が少ないので貴重な存在となります。

和商市場。

おそらく初めて釧路に旅行した人は一度は訪れる場所だと思います。
お土産がメインだと思いますが、多くの旅行客の目当ては勝手丼でしょう。

一度はボタン海老いくら丼をつくってみようと思い、やってみた結果。

ちょっとグロイ海鮮丼の出来上がりです。
ボタン海老いくら丼。美味いですが見た目がね。


釧路市街地の夜。

夜になると賑やかに見えますが人通りは本当に少ないです。
こんな状況でよくやっていけるなと思いましたが人気のある居酒屋は平日でも満席で座れません。
評価の高い飲食店は予約必須です。


昼間に歩くと廃墟のように感じる街ですが、夜は多くの飲食店が営業していて1人でもグループでもどこかしら相性が良い店があると思います。

炉端焼き店は多く、ゆっくり食事するスタイルだと思います。
ロングステイするなら、さっと食べて帰りたい日も当然あるので牛丼屋や蕎麦・うどん屋が欲しいところですが、残念ながらありません。

夏季の釧路の夜は本当に気持ち良いです。
ベンチに座ってのんびり夜景を眺めて寛げます。

釧路は中華系の人たちにも人気のようで楽しそうに写真撮っていました。


自然美を観るために阿寒湖に行ってきた

日中、釧路市街地にいてもやれる事が限られていますし、せっかく釧路に来たのだから自然美でも観に行こうとレンタカーを借りました。

釧路市街地から80kmぐらい離れている阿寒湖に行ったことがなかったので今回はそこに行くことにしました。

受付「シカが良く横断しますので注意してください」
受付「シカはクラクション鳴らしても逃げません」

釧路市街地から阿寒湖に繋がる国道240号はシカとの接触事故が多く、阿寒湖周辺にはヒグマ目撃情報が多数らしい。

やはり北海道は違うな、国道で移動するだけでアクティビティだわ。

シカ問題もありますがレンタカーで不慣れな車なので通常より慎重に運転しました。

スピード落とせとか急カーブ注意など一般的な標識よりシカ注意の方が多かったな・・・

途中でシカやヒグマを目視する事はありませんでしたが、この国道は外灯がないので夜は本当に危ないなと思いました。

無事阿寒湖温泉に到着。

本当に小さな温泉街ですが、のんびり過ごすには良さそうです。
湖側にはホテルが並び、道路を挟んでお土産屋が並んでいます。

阿寒湖遊覧船の乗船時間になりました。

繁忙期や週末など混む時期を避けて乗船しましたがいろいろな年代の人がいました。

阿寒湖の自然美。

真夏だけど涼しい阿寒湖、そして船上から感じる風が本当に気持ち良い。
湖の中から観る大自然、湖の美しさ、気持ち良い気候、最高でしたね。

午前はのんびり過ごし、昼は湖でアクティビティ、夜は温泉と美味い飯
のんびりしたいという人には良い場所だと思いました。

阿寒湖アイヌコタン。

多くのお土産屋が並んでいます。何件か飲食店もありました。
20~30代の日本人や中韓の旅行客が多かった。
フルFIREしなくても自由な人たちは結構いますね。


釧路での日中の過ごし方を考える

気候と温泉は最高です。

また自然美も美しいので観に行く価値はあると思います。
好きな人は季節ごとに観に行くのではないでしょうか。

ただ市街地に滞在する場合、日中は選択肢が少ないです。

朝:温泉に入る。部屋でのんびり過ごす
昼から夕方:???
夕方:温泉に入る。しばらく部屋でのんびりする。
夜:飲食してから散歩して帰る

???の部分の過ごし方について考えてみます。

釧路中心街で唯一安定して営業しているといえるカフェはタリーズコーヒーだけです。
良くここに出店して維持しているなと感心します。
3日連続で通うと店員に完全に覚えられます。

釧路市街地に滞在する場合、朝温泉に入ってホテルで寛いで昼飯を食べた後の過ごし方としてロールモデルの検証は下記の通りです。


アクアトピアエクササイズセンター(スポーツジム) or ドライブ(またはサイクリング)する
※短期会員やビジター利用可
 ↓
カフェで読書(または作業) or 釧路川を見ながら寛ぐ
 ↓
軽く散歩する、買い物
 ↓
ホテルに帰る


市街地限定だと選択肢は本当に少ないですね。
また夏季の間、ずっと過ごしたいなら自炊できるようにマンスリーマンション借りた方が良さそうです。

釧路駅から約4kmのところにイオンを中心に様々な店があります。
このエリアに行くと大体のものが揃いますし、釧路中心街と違って飲食店の種類も豊富です。

日中でも人が結構集まっていました。
ただ釧路中心街に泊まった場合、近くないため行くのがめんどくさいです。

イオンの近くに小さな水族館がありましたので行ってみました。

名前は分かりませんが画像のように可愛い生き物にも会うことが出来ます。

娯楽は少ないエリアですが、日本で過ごす夏季の気候は最高と言っても過言ではありません。

霧が発生すると更に涼しさが増すのでより気持ちよくなります。
ただドライブ中だとこの霧は怖いですが。

大自然の中で過ごしたいなら、自然の中にあるホテルに滞在して楽しむのもありですね。

阿寒湖温泉も繁忙期ではない平日でも旅行客は思っていた以上にいましたから、自然の中でのんびり過ごしている人は多いと思います。


釧路はシニア層か普段激務の人向きかな

のんびり過ごすのが好き。何もしないのが最高に贅沢な過ごし方。
と思う人は良いですが、多くの人は何もしない暮らしというのは退屈に感じるものです。

旅行仲間内でのんびり過ごすのに慣れているシニア層か、普段激務で生きている人で休暇はホテルステイでのんびり過ごしたいという人が向いているかなと考えてしまいます。

観光なら数日間でも良さそうですが避暑地として使うなら、私の場合1週間ぐらいの滞在が飽きずに過ごせるギリギリのラインなのかもしれません。


ちなみに1週間休暇が取れて、とことんのんびり過ごしたい人は

釧路には2泊して、天気の良い日に釧路湿原を見物。
ドライブできる範囲で観たい場所を巡る。
夜は炉端焼きを楽しむ。

車かバスで移動して阿寒湖温泉で3~4泊。
温泉を中心にホテルステイを楽しみながら、自然美を観たり散歩したり美味しい料理を楽しんで過ごす。

都市に良くある娯楽はないので、のんびり過ごすしかありません。
こんな過ごし方すればリフレッシュできそうですね。

おわりに

私は普段のんびり過ごせているので「何もしないから贅沢」なんて考えませんが、激務の人にとってはかなり価値がある過ごし方だと思います。

来年、もしくは再来年に北海道に行く時はちょっと長めに釧路に1週間滞在しようかなと考えています。

また釧路から札幌に移動する時に特急で行きましたが約4時間20分と時間が掛かり過ぎるので次回は航空機で移動しようと思います。

【夏季は北海道へ】避暑地として釧路・札幌にショートステイしてみた(後編)
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