20代から貯金に励むか、それとも遊びや経験にお金を使うべきか?

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意見が分かれる20代の過ごし方

人生、20代という時期は面白く、また重要な時期になります。

自分も周りの友人らも若いので遊ぶには良い環境です。
恋愛の機会も多いし、結婚した人の過半数は20代には伴侶を決めていると思います。
また心身ともに若いためスキルを習得したり、転職したり、自分の生きる道を模索する時期でもあります。

資産形成面でいっても、20代から本格的に始めると老後の準備は容易に出来ますし、努力次第では若年層でセミリタイア、収入によってはFIREを目指せます。

昭和思考なら20代から遊びや経験に使えよという考え方が主流でしたが、今の世の中は将来不安が強くて若年層でもせっせと資産形成に励む人たちは増えてきています。

誰にとっても悩ましいところで資産形成に励み過ぎると20代という貴重な時期に機会損失が間違いなく多く発生します。
しかし20代から資産形成に励むと30~40代でセミリタイアやFIRE、または起業など会社員や公務員という王道のレールとは違う人生を歩むことが出来ます。

そんな20代の過ごし方について考えていきます。

人生を楽しみたいなら遊びや経験に費やした方が良い

まずは人生を楽しむのが最大の目的という考え方です。

お金に関しては努力すれば中年になってからでも稼げるようになれるし、資産形成も出来ますが、若い時というのは過ぎ去ってしまえば二度と帰ってきません。

それは自分自身だけではなく周りも中年になっていき、若い頃とは違う環境になっていくからです
若い頃のような状況では絶対に遊べません。

そう考えると20代は資産形成はあまり考えずに人生を楽しむためにお金を使ったり、経験を積んだ方が良い思い出が出来るという考え方です。


ただし、若い頃はいっぱい遊んだだけだと中高年以降の人生が苦しくなるので、自分の生きる道を考えながらスキルも身に付けていく必要はありますが。

これからの時代は終身雇用などない人が大半なので身を守るために人的資本だけは貯める必要があります。


早期に目標を達成したいなら資本を優先して貯める

一方、30代前半でセミリタイアやFIREしたいとか起業したいなど早期に大きな人生の目標がある場合は早い段階から金融資本や人的資本を貯めなければなりません。

いわゆる普通の人生という王道のレールから外れた人生を歩むため、普通の幸せもかなり犠牲にする必要が出てきます。

人生、何かを得るためには何かを諦めなければなりません

まれに長期間掛からず成功して、充分に遊びながらも資産形成できる人もいますが、多くの普通の人は長期間の倹約と積立投資が必要となります。

短中期間で成功する人は人的資本や努力量が突出しているため、一般的には再現性は低いですが、倹約と長期積立投資なら30代でセミリタイアだと高くなります。
(30代でFIREだとある一定水準の収入が必要になるため、再現性はやや低くなります)

若年層の間に経済的自立を目指すなら普通の若者のようにはお金使って遊べません。
若い時を楽しむか、中年になってから自分の望む人生を歩むために準備するか

早期に目標達成したいなら後者を選択する必要があります。

若者でいられる時間は想像以上に短い

人生ざっくり分けると

①生まれてから中学卒業まで(子供)
②高校時代(子供と大人の狭間)
③20代までの人(若者)
④30~34歳の人(若者と中年の狭間)
⑤35~59歳の人(中年)
⑥60~64歳の人(中年と高齢者の狭間)
⑦65歳以上の人 高齢者

みれば分かるけど、中年という時期は長く、若者という時期は短いです。
30代でも努力して若々しく見せる事が出来ますし、若者気取りも可能ですが
本当に若い人と年齢のわりに若く見える人では間違いなく別物です。

見た目以上に人体の中の劣化が確実にくるように思います。

私個人の意見としては

早期に達成したいよほど強い目標がない限り、20代半ばまではお金を使って遊んだり、好きなモノやサービスを買ったり、経験を積んだりしたほうが良いと私は考えています。

その時期は資産形成に関しては毎月3万円を積立NISAしてみるぐらいで充分だと思います。

若い頃は収入も高くないのでお金を貯めるよりも本業にしろ副業にしろどうやって稼いでいくか(人的資本を貯めるか)考えていくことが重要だと思います。

20代半ばを過ぎて30歳という大台が見えてくると周りも転職や転勤して気軽に会える距離ではなくなったり、結婚して疎遠になったり、若い時のような環境が少しずつなくなっていくことが感じ始めます。

そういう時期から本格的に生き方を選択しても遅くはないと思います。
セミリタイアやFIREを目指したいなら本格的に資産形成を始めれば良いと思いますし
収入源を確保できるならフリーランスやミニマム事業(1人社長)、またサイドFIREなども視野に入れることが出来ます。

またレールから外れず、本業で安定して稼げる状態にしたら結婚して幸せな家庭を築く王道の道を歩むのも良いと思います。

様々な生き方はあるけど、自分の道を実現するために必要な金融資本や人的資本を貯めるように頑張っていくことが大切です。

どの生き方を選択してもメリットもデメリットもあるから自分の適性を考えて選ぶ必要があります。

おわりに

FIRE後の生活ブログなので閲覧している人の多くが若者ではないかもしれませんが、人生において20代という貴重な時期について綴ってみました。

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