サイドFIRE資金の目安はいくらが妥当なのか?

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サイドFIREしたい人が知りたい必要資金の目安

必要な資金は人それぞれ、つまり毎月の生活費と人的資本次第。

一言でいうとこれが正解なのですが、多くの人はシミュレーションの叩き台として一般的な目安があった方が良いと考えていると思いますので必要な資金の目安を提示してみたいと思います。

条件としてはサイドFIREなのでベースとして資産所得(取崩し含む)から50%以上、労働(事業)所得から50%以下とします。
また労働(事業)所得に費やす時間はフルタイム労働の半分以下という前提としますので保有資産に比例して増える資産所得とは違って上限を考慮しています。

1つだけ目安の数字を挙げてと言われたら3000万円と言います

幅をみてサイドFIREの目安を言えるならアッパーマス層程度の資産だと考えていますが、1つだけ目安の数字を挙げるなら3000万円ではないかと考えています。

保守的な3%ルールなら年間90万円、4%ルールなら年間120万円が資産所得として期待できますが、今回はやや保守的という計算で年間100万円で考えます。
労働(事業)所得を年間100万円で考えるとトータルで200万円となります。

働き方(バイト、短期派遣、個人事業、ミニマム法人)によって税金や保険料は異なりますが、100万円は人的資本で稼いで、もう100万円は資産に稼いでもらうという考え方で概算で月15万円ぐらいの予算で生活費を組んでみても良いと思います。

月15万円もあれば充分すぎるという方は3000万円あればサイドFIREは余裕ですが、もう少し生活費に使える予算が欲しいと考えた方は資産所得を増やすために目安となる資産を増やすか、もしくは人的資本で稼ぐ額を増やすしかありません。

ただしこれ以上稼ぐと保険料を払っても手取り額が増やすところまで稼がないといけないというデメリットもあり、仕事に費やす時間は考えている以上に増えると思います。

3000万円は多くの人が不可能ではない目標額であるため、サイドFIREの必要資金として良い目安だと思います。

余裕があるサイドFIREしたいなら6000万円

資産形成に時間は掛かりますが、余裕があるサイドFIREなら6000万円だと考えています。
Lean FIREとして働かなくても生活が出来るラインなので基礎的な生活費を補うことが出来ます。

基礎的な生活費は資産所得で稼ぎ、娯楽等のサービスや欲しいモノなど購入するために人的資本で稼ぐというイメージで生活していきます。

年中無職したいわけではないし、労働にしろ事業にしろ気楽に働きたいという方はここまで資産があると楽に生きていけます。

人的資本に自信があるなら2000万円で勝負できます

サイドFIREというよりフリーランス寄りの方向けになりますが、働き方はある程度自由にしたいけど、これで稼いでいきたいという道は決まっていて、そのための人的資本はあると考えている方なら2000万円もあれば充分だと考えています。

フリーランスとしてフルタイムで稼ぎたいという方ではなく、やりたい事がフリーランスとして従事することが可能であるがプロジェクトが終わったら長期休暇が欲しいとか自由も確保したいという方です。

働き方としては理想の1つになりますね。

人的資本に自信があるなら1000万円なくても生活は出来ますが、それはサイドFIREではなく、多少貯金があるフリーランスです。

2000万円あれば生活費さえ稼げれば老後に必要な資産は資産運用だけで準備されます。
サイドFIREというよりコーストFIREになりますが、それでも将来のためのお金も稼がないといけない立場と違って楽になります。

おわりに

サイドFIREといっても、ライフスタイルによって全然必要な資産が違ってきます。

一般的なサイドFIREなら最低3000万円、余裕が欲しいなら6000万円が目安だと思います。

例外として生活費があまりにも低い人だったり、やりたい仕事が出来ればフリーランスのように働いても良い人なら一般的な目安に拘らなくても良いかなと思っています。

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