性差が本当になくなりつつあるなと感じたこと
男女雇用機会均等法が制定されたのは、1985年のことで翌1986年に施行されました。
約40年前の事です。
法律が施行されたから急激に人々の価値観や社会が変わるわけではありませんが、時代が平成から令和になり、令和時代の若者は性別関係なく自立するのが当たり前であり、男性だから○○、女性だから○○という性差がなくなりつつあるのではないでしょうか。
氷河期世代の私の感覚では同世代の女性はまだ昭和思考が主流であり、定年まで働くという概念を持っていた女性は少なかったと思います。
「男子は大変だよね。ずっと働く事を前提に入社する企業を決めないといけないから」
就活している時にこんな感じの言葉は何人かに言われたことがあります。
ようするに女子はいずれ結婚すると思うし、結婚したら正社員として働く事はないという考え方が多かったと考えています。
今の時代は共働きしないと生活が成り立たない人が多いから、人生観が強制的に大きく変わったのだなと感じています。
40代男性のFIREブログなのでFIREに興味がある25~44歳ぐらいの男性ばかりだと考えていましたが、3人に1人は女性が閲覧しています。
FIRE関連のブロガーやユーチューバーは圧倒的に男性が多いですが、男性と同じように女性も経済的自立についての情報やFIRE後の生活についての情報について興味があるのが分かります。
社会の流れもありますし、政府の方針をみても結婚するしない関係なく女性も働くのが当たり前の社会にしようとしているのは分かりますので女性自身も敏感に感じ取れるだろう。
私たちは毎日ほんのわずかに変化していく社会で生きているので体感しにくいですが、四半世紀前の社会と比べると人生観、価値観、ライフスタイルなど全く別物の社会で生きているのだろうなと思っています。
四半世紀先にはまた今とは別の社会で生きることになるのだろう。