【倹約】生活満足度をなるべく下げずに支出を減らす【変動費】

経済的自立(FI)について

固定費の削減ができたら次は変動費

固定費が削減された時点で貯蓄に回せる余裕が出ていると思いますが、気を引き締めて変動費も削減していきましょう。

変動費に関しては食費の割合が多い人、被服費の割合が多い人、娯楽費の割合が多い人など、いろいろなタイプで分かれると思います。
固定費の削減だけでも自分が目標とする入金力が可能なら無理して大幅に減らす必要はありませんが、無駄な支出は必ずあると思うので、そういう支出だけは減らしていきましょう。
全てを我慢して投資へ回すライフスタイルは多くの人にとって面白くない生活になってしまいます。

生活満足度を大きく下げないようなお金の使い方が出来ると資産形成の長期計画が出来るようになると思います

1~2年間我慢すれば、達成するなら止めませんがそんな短期間で達成できる人はほとんどいません。

マラソンと同じように最も良いペースで目標まで走り抜けるようなライフスタイルに持っていきましょう。

思い切って断捨離する

倹約のコツですが、まず無駄なモノを買わないようにすることが大切です。
多くの人は使わないモノを何となくノリで購入している事が多いからです。
ミニマリストになると不思議とモノがあまり欲しくなくなります

すっきりした部屋に不要なモノを置きたくないと考えるからでしょう。

断捨離のコツは生活に日々使うモノと季節によって(特に夏と冬)に必ず使うモノとそれ以外で分けます。
日々・季節によって使うモノに関しては残しますが、年間通して使っていないような家電家具キッチン用品などは使わないので捨てるリストに入れます。

それ以外のモノに関して、どうしても残したい記念品や高価なモノはいくつか厳選して残しましょう。
厄介なのは記念品であり、いくつもある場合は画像で記録しておいて、思い切って捨ててしまいましょう。

こうして断捨離するモノが決まったら、フリマアプリで売るようにして、売れ残ったら廃棄しましょう。
あまり長い間、残さない方が良いです。
2~3ヵ月経っても売れないなら、潔く捨てましょう。

これが完了すると部屋がすっきりした状態になります。

生活するうえで必要なモノは少ないのです
旅行先でノリで買ったとか、ショッピングモールでこれがあったら便利かもと思って買ったモノはあまり使わず、いずれ部屋の隅っこか物置へ移動されていくのです。

以後、モノを増やさないようにするだけで倹約生活になります。

食費を削減する

外食が多い人はエンゲル係数が高いです。
これは一人暮らしの社会人だと疲れた体で自炊するのがめんどくさいから外食中心になるのは理解できます。
しかし、自炊の割合を増やさないと食費は減らないので頑張って自炊するようにしましょう。

・安価で美味い食材中心に献立を考える
・作り置きできるようにまとめて作って冷凍庫を保存する
・食材を捨てないように冷蔵庫内を整理整頓する
・美味しい半額弁当が買える店を見つけておく(自炊じゃないけど、たまには手抜きも必要)

節約飯は料理系ユーチューバーを参考にいろいろ試してみてください。

被服費を削減する

よく様々な中古品を扱う店舗の前に置かれている回収ボックスに被服のボックスがあり、いつも古着が捨てられています。
被服を捨てる人はゴミ袋に捨てるぐらいなら、寄付感覚でこの回収ボックスに入れた方が良いと考えていると思うし、店側はこの中で販売できそうな被服は残しているでしょう。

ボロボロの被服ばかりではなく、飽きたから捨てるとか古くて自分には似合わなくなったから捨てると考えているので、まだまだ着れる被服は多い。

今の時代、フリマアプリで無料で貰える被服はあるので、その中で探したり、全て探すのが難しければショッピングモールやアウトレットのバーゲン品で購入しましょう。

正規品を買わないだけでかなり削減できます。
倹約の強者(つわもの)はほとんどお金を使わず被服を調達しますが、どこまで徹底するかはあなた次第です

趣味・娯楽費を削減する

食事も被服もお金は掛けないけど、趣味や娯楽にお金を使うという人は多いです。

これが浪費といえるレベルだとお金が貯まりにくい状態になってしまいますので、なるべく無料で遊ぶようにしましょう。

お勧めの娯楽は副業と学問です

副業は娯楽じゃない!とネガティブに考えず、どうすればお金が稼げるようになるというゲームだと思ってプレーしてみてください。なお副業より本業の方を伸ばしたいと考えるなら本業が伸びるような知識や経験を身に付けましょう。

また学問も上限がない娯楽の1つです。
例えば英語がマスターしたいと考えたら、いくらでも時間は使えますし、英語を使いこなせるようになればプライベートでもビジネスでもプラスになると思います。
今の時代なら無料で学べますし、学問が娯楽だと言える人は強いです。


ただ仕事と学問でストレス解消できる人は極めて稀なので、気晴らしは必要ですよね。

週に1回はサウナを楽しむとか、月初は美味しいカフェレストランで食事したいとか、予算を決めて自分に合った楽しみを持つ事も大切です。(その楽しみが無料なら最高ですが)


資産形成は長期間継続するものであり、その間ずっと倹約生活しかできないというのも人生経験を積みにくくなってしまうかもしれません

なので年に1回、閑散期で最も長く休暇が取れる時期(難しければ自分が休暇が取りやすい時期)を狙って旅行するのも悪くはありません。

今年は北海道の札幌と美瑛に行こう、来年は台湾の台北に行ってみたいなど日常とは違う世界を知ることも面白い娯楽だと思います。

もちろん旅行じゃなくても、好きなアーティストのコンサートを年に2回は観に行くとかでも良いと思います。
収支計画をみながら、予算を決めて人生を楽しんでください。

台北の夜市。胡椒餅を買うために並ぶ客は多かった(私も並んで食べました)
少し情勢が落ち着いたらまた台湾に行きたいと考えています。

交際費は適度に保つ

倹約に目覚めると、一般人と金銭感覚が変わってきます。
居酒屋は非常に無駄に高く感じてくるのです(店側は固定費や人件費を支払うので高いのは当たり前)

そうなると友人との付き合いが酷くお金が掛かるように感じるかもしれませんが、ずっと付き合っていきたいと考えている友人はちゃんと付き合っておきましょう。
また環境が変わって、新たに友人になりそうな人がいたら、ケチらずきちんと付き合っていきましょう。

交際費に関しては適度に保つことがお勧めです。

若い人は実感ないと思いますが年取ると友人は減ります。
減るというより、友人の環境が結婚や出産により大きく変わるため、前みたいに付き合えなくなると言った方が正しいかな。

環境が変わると付き合う人も変わっていくというのは誰もが当てはまる事だと思うので、人間関係を形成する時に必要な支出はある程度保っておくことが大切です

東京丸の内にあるちょっと高級な居酒屋。
東京は少し移動すると街の雰囲気が変わるから面白いですね。

おわりに

固定費・変動費の削減ができて、どれぐらいの貯蓄率になったでしょうか?

世間一般的には貯蓄率は20%でも優良な家計だと思いますが、そんなぬるい一般レベルではFIREなど出来ません。

FIREするなら貯蓄率50%以上が1つの目安でしょう
倹約が得意なFIRE民なら貯蓄率60%以上もざらにいると考えています。

「私は30%が限度!」とか「50%なんてどんなに頑張っても無理!」と考えている人の方が多いと思います。

支出をこれ以上減らせないなら、収入を増やす努力をしようとか、サイドFIREを成り立たせるために人的資本を大きくするように努力しようなど、最終目標である経済的自立を達成するためには様々な方法があります。

今の生活を倹約生活にするだけで資産形成の目標が充分達成できる人もいると思いますが、それだけでは希望通りのスケジュールでFIRE達成できない人もいると思います。

倹約生活が出来る準備が整ったら次は本業の収入を増やせるように頑張ってみましょう!

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