体型・健康管理がもたらすFIRE後の生活の安定感
健康や見た目(体型)に関する意識の低さとサービス残業の横行など労働環境の悪さがあってか、国際ヘルス・ラケット・スポーツクラブ協会(IHRSA)の2018年の調査によると日本人のフィットネス参加率は約3.3%だといわれています。
実際に私も社会人になってからフィットネスジムに通ったことはありますが、非規則な労働環境と心身疲れた状態で平日の夜や週末にジムに通うこと自体がしんどくなり、定期的に通わなくなり結局退会することになりました。
フルタイム労働しながら上手くフィットネスジムを活用して健康や体型を維持している人はよほど強い意志があるか、もしくは完全に習慣化できたかどちらかだと思います。
とにかく強い意志をもった人だなと感心します。
そんな意志が弱めの私ですが、FIRE後の生活でフィットネスジムを組み入れることに成功しました。
はっきり言ってFIRE後の生活とフィットネスジムの相性は抜群です。
そんなFIRE民とフィットネスジムについて綴っていきます。
FIRE民にとってフィットネスジムはメリットだらけ
自由な時間が長いFIRE民にとってはフィットネスジムに通う事はメリットが多いです。
・体型管理や健康維持に効果的
・自宅では絶対にできないトレーニングが出来る
・他人の目があるからサボりにくい(カフェで勉強と同じ効果)
・生活リズムが整えやすくなる(FIRE後の生活にメリハリが付く)
・軽く話せる相手が出来る(緩いコミュニティ)
・体型が良くなると自己肯定感が高まりメンタルが向上する
・サウナに入ることによりストレスが軽減される
・体型・健康管理によって浪費しなくなる
まさにメリットだらけです。
赤字で書いたのが特に大きなメリットです。
FIRE民にとってのメリットというと生活リズムが整えやすいことかもしれません。
GWや年末年始など休暇期間ではない限り、フィットネスジムは週6日以上・朝から晩まで運営している事が多いのでほとんどの人の要望に応えることが出来ます。FIRE民にとっては生活リズムを創るうえで利用しやすい施設になっています。
私の場合、週3日で午後からスタートがちょうど良いペースなので平日の日中だけ使える安価な会員で通っています。
デメリットは会費を払わないといけないぐらいですが、定期的に通えるFIRE民にとっては得られるメリットを考えればコスパは最高だと思います。
体型・健康管理でメンタルが向上し浪費しなくなる
FIRE民になると時間の余裕が大きく増えます。
自由な時間が少ない人がフィットネスジムに通うのは本当に難しく、よほど強い意志力がなければ続かないと思いますが、FIRE民になら空いている時間を有効に使う感覚で通うことが出来ます。
体型・健康管理をすることで自然と浪費しなくなります。
見た目をよくするためにお金を使う人は多いですが、お金だけでは限界があります。
体型が良ければユニクロのTシャツでも充分良く見えます。
断言できるのは確実にメンタル面で向上すると思います。
見た目の評価はハイブランドで固めて良くなるものではないからね。
また健康管理すると暴飲暴食しなくなりますし、結局お金がどんなにあったとしても摂取できるカロリーは決まっていますし、PFCバランスも良くないと健康だけではなく体型もぶっ壊れます。
誰もが承認欲求を持っていると思いますがお金で何とかするよりも筋トレと食事管理をして体型を整えた方がよほど他者からの評価は高い。
節約家からすればフィットネスジムに通うのも無駄に感じるかもしれませんが費用のわりに得られるモノは多いですし、人生を豊かに生きるための必要経費だと考えるのも良いと思います。
体型に関してはいろいろな好みや目的があるため、どの体脂肪率がベストかは人によって異なると思いますが、男性の場合は見た目重視なら11~13%、マイナス面がないバランス型なら14~16%、健康やパワー重視なら17~19%ぐらいが良いと考えています。
このモデルの男性は相当トレーニングしているからこういう肉体になるだけで、何もトレーニングしていなければ筋肉が少ない状態で脂肪が多いか少ないかの肉体になります。
PFCバランスを計算するだけで変わる事
多くの人、特に独身男性は食事管理が杜撰です。
女性の方が長生きする理由は生まれ持った体の強さもあると思いますが、美容に対する意識が高いからだろう。
ルックスの向上を目指せば、美容について考えますし、そうなると普段口にしている食材を真剣に考えます。
男性の場合は「ちょっと太ってきたから揚げ物は少し控えようかな」とか多少気を使う程度です。
昔、書くだけで痩せるというダイエットがありましたが、肥満ぎみや痩せぎみなど不健康な人は一度PFC計算を1週間単位で実行してみてください。
最初の1週間はPFCが分かる食事をするという縛りだけでも良いです。
外食するときはPFCバランスが調べられる店で食事してください。
そうするとたんぱく質不足、脂質過剰、炭水化物過剰など過不足が分かってきます。
基本的にはある程度運動習慣がある男性の場合ですが
たんぱく質が体重(kg)×1.5倍のグラム(体重が70kgなら105g)、脂質は消費カロリーの25%前後(消費カロリーが2,500kcalなら約70g)が妥当なラインだと考えています。
性別や年齢、体質、そして食事の目的(ダイエットor筋肥大or現状維持など)に変わるから自分にとっての理想値は自分で計算する必要がありますが、専門家でも様々な意見があるので誰が正しいのかは自分自身で判断しなければなりません。
PFCバランスを1週間書き込んだら、次の1週間は「こうすればもっとPFCバランスが良くなるな」という食事に変えてみます。
これを3週間ほど続けると結構良いラインまでバランスが整えられると思います。
ただルックスを自分の商売とするような職種ではない限り、私はある程度のラインで良いと考えてます。
たまにはPFCバランスなんて考えずに外食を楽しみたいですからね。
それでもかなり健康的な食生活になると考えています。
私の場合は
①たんぱく質はプロテインである程度補い、カロリーを抑えた食事にする
②カロリーは目標値に近かったが脂質過剰だった
③脂質を抑えるために揚げ物や炒め物を最小限にして魚介類も白身や貝類にする
④脂質を抑えたらカロリー不足になるので白米や蕎麦など炭水化物で補充する
⑤3週目には食生活のルーティンの最適化が分かってくる
こんな順序でした。
おわりに
今の私が引越をするときに自分が通う予定のフィットネスジムを基準に住む場所を考えることになると思います。
それぐらい重要な施設です。
フィットネスジムはそれぞれ強みと弱みがあると思います。
利用する価格帯、客層、混雑度、施設の充実度、スタッフの対応力など全ての面で完璧はないと思いますが、自分の欲する要望と施設側の強みが一致したところがベストです。