FIREとマトリックスの世界は意外と類似点あるかも
「これは最後のチャンスだ。先に進めば、もう戻れない。青い薬を飲めば、お話は終わる。君はベッドで目を覚ます。好きなようにすればいい。赤い薬を飲めば、君は不思議の国にとどまり、私がウサギの穴の奥底を見せてあげよう」
映画マトリックスの大きな分岐点。
仮想現実に留まるか、現実の世界に行くか
そんな2択で主人公は赤い薬を飲み、過酷な現実の世界に行くことになるのだが実はFIREも似たような事なのではないかと考えてしまいます。
「君は経済的自立を達成した。これはチャンスだ。青い薬を飲めば、この話は終わる。君はベッドで目を覚まし今まで通りフルタイム労働生活をする。赤い薬を飲めば、もう元には戻れない。だがレールの上ではない自由な世界を見せてあげよう」
今生きている世界は仮想現実ではないが、社会システムが構築されていてレールの上の人生を歩むと多くの人は労働者(生産側)として働き続けないと生活が出来ないようになっています。
そんなマジョリティ側であるレールの上の人生とマイノリティ側であるレール外での人生について綴っていきたいと思います。
レールの上の人生か、自由な人生か
20世紀のレールの上の人生は明確だったと思う。
良い学校に進学して待遇が良い大企業に入社して実務経験を積み、自分が持つ社会資本の中で相手を見つけて結婚して子供を授かって広い住宅を購入して・・・・ある意味シンプルだったように思えます。
しかし今は令和の時代、人生観や価値観、そして社会情勢も昭和とは大きく異なります。
レールの上の人生も間違いなく廃線が増えているため、この会社に入社すれば定年まで安泰なんて考える若者は少ないと思います。
私は今の時代のレールの上の人生とは社会システムの中でラットレースをやらざるを得ない状況だと考えています。
つまりライスワークを60代(最悪70代)までフルタイム労働する人生という事です。
上場企業の平均的な年収ぐらいで「昭和版のレールの上の人生」をやるとほぼ100%ラットレースになると思います。
自由な人生はライスワークをする必要がないので働く働かないが選べる自由、働く時間の設定も自由という感じです。
ただ自分自身で進むべき方向性とリソースの配分を決める必要があります。
またマイノリティ側なので人生観や価値観が合う人は少ないし、基本的に1人で行動できないと資本は掴みにくいです。
どちらが幸せを感じるかというと実は個々でかなり差があると思います。
自由な人生が幸せではなかったなんて日本人は多いかもしれないので赤い薬(FIRE)を飲む前に自分自身で適性を冷静に把握する必要があります。
おわりに
フルFIREして金融緩和と資産バブルにより想定以上に金融資本が強化され、快適かつ気楽には生きられているのですが、人生を幸福に生きるために必要なのは人的資本だなと感じています。
多くの資本を獲得できるのは赤い薬でも青い薬でもなく、その2つが調合された赤紫色の薬なのでそれを選択できる人は一定水準を超えた人的資本を持つ人だけだなと考えています。
なので若い人ほど人的資本を大きくするために自分が持つリソースを注ぎ込むのが1つの最適解だと思います。