ユーチューブで稼ぐ

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ユーチューブで稼ぐということ

個人で動画を配信して稼ぐことが出来る時代。
ユーチューブは娯楽だけではなく、様々な分野で情報を得られるチャンネルが増えてきたのでテレビより視聴するツールに成りつつあります。

視聴する側から見れば、優良な情報が無料で視聴できるメリットがありますが、配信側から見れば優良なコンテンツを創る事で大きな利益を得られるようになりました。

ビジネスとして考えれば初期費用は少なく、誰でも配信側に参加できます。
ブログと同じで収益化するまで相当時間が掛かりますが、年々動画配信サービスに視聴者が増えていき、市場はまだ拡大し続けていくので今から始めてもチャンスはあります。

そんなユーチューブについて綴ってみます。

ブログの3倍以上の労力が必要

得手不得手があるので人によって違うと思いますが、平均的なスキルで考えてブログ1記事の3倍以上の時間が掛かると思います。

1分に300~400文字ぐらいだとして15分のコンテンツ(4500~6000文字程度)の記事を創る時にブログだとアウトプットできる段階であれば、2時間掛からないぐらいで1記事が完成すると思います。

ユーチューブの場合、例えば温泉巡りというテーマで天然温泉付きのホテルに泊まって飲食や温泉を楽しんだり、酔っぱらいながら社会人ならではの悩みを打ち明ける動画を撮影したとします。

1)1泊2日旅行の動画を撮影
2)動画の編集(選定・カット)
3)テロップや画像の挿入
4)BGMの挿入
5)動画のチェック
6)サムネ作成
7)ユーチューブに投稿

これだけの作業量だと6~8時間は掛かります。

ユーチューブの参入障壁はお金以上に制作に掛かる時間だと思う。
ブログ以上に根気を持って頑張れないと収益化まで継続できないと考えています

動画編集に手を抜くことも出来ると思いますが、無駄に長い動画はそれだけ視聴者が最後まで観なくなります(そしてもう視聴者として戻ってこない可能性が高い)


ちなみに例として旅行を出しましたが収益化を目指すなら経費が掛からないチャンネルにしましょう。
旅行チャンネルは旅費が掛かるのに激戦区なのでマイクロインフルエンサーでも上位層ではないと事業として充分な利益を出すのは難しいかなと考えています。

ユーチューブの収益化について

動画配信のポリシーに順守しているのは絶対条件として
直近12ヵ月間で4000時間以上の総再生時間と1000人以上のチャンネル登録者数です。

動画を視聴している側は数十万とか数百万の登録者数がいる大きなチャンネルを見慣れているので数千なんて本当に小さなチャンネルというイメージだろうけど、これを達成できるまで頑張れる人は少数派だと考えています。

始めの1年間はお金を稼ぐというよりも動画編集の技術をしっかり身に付けるとかいろいろなチャンネルを分析(マーケティングする)などユーチューブビジネスの修業期間(ほぼ無償で)
と割り切って頑張らないと、時給計算で考えたら途中で諦めてしまうと思います。

そういった意味では本業で安定して稼いでいる間に根気よく育てる副業の1つとして育てておくのも良い方法だと思います。

分野によって再生単価が違います。それは視聴している人たちの属性が大きいでしょう。

視聴者が多いが潜在客ばかりの娯楽系よりもビジネス系の方が視聴する目的がはっきりしていて購買力がある割合が多く、高い単価を払っても視聴して欲しいと考えるから当たり前ですね。


最近では単価が下落傾向の広告収入狙いではないユーチューバーも増えています。
①企業案件を受ける。
②スパチャで稼ぐ。
③自社商品やサービスを紹介する。
④SNSで稼ぐノウハウを販売する。

ユーチューブで個人レベルの最高峰は④のノウハウを販売するビジネスでしょう。
ユーチューブにしてもインスタにしてもインフルエンサーなら実績は数字で示していますし、どのようにして成功したかノウハウを教えてくれるならお金を払ってでも知りたいはずです。

ゴールドラッシュで最も儲かったのは発掘したワーカーではなく、そのワーカーにツルハシやジーンズなど必要なモノを販売した業者だったというのは有名な話ですが、ノウハウの販売はまさに個人で億稼ぐ人のビジネスです。


無名の個人が勝負できそうなジャンル

ユーチューブにはいろいろなジャンルがありますが、チャンネル登録者数が100万人を超えるインフルエンサーが多い人気のジャンルはよほどニッチなテーマで勝負しないと話にならないと思っています。

無名の個人が頑張ってマイクロインフルエンサー(登録者数1万人以上10万人未満)に慣れそうなジャンルを考えてみました。

①地域を限定した旅行
→〇〇県限定で観光地やほとんどの人が知らない風景などを紹介する。
 地元の人が勝負できるテーマになりますね。

②漫画やスポーツの考察やレビュー
→激戦区だけど私よりマニアな奴はそうはおらんだろと思うなら勝負できるかも。

③(ルックスやキャラに強みがあるなら)Vlog
→無名な人は難しいけど、意外とマイクロインフルエンサーが多いジャンル。
 金持ち、貧乏、優れている、劣っているなど物は言いようで何でもウリに出来るから面白い

④How to系
→これどうやるの?と聞きたい事は無数にありますが、自分の趣味やスキルを使ってHow to系で勝負するのも面白いかもしれませんね。
 市場で商売になっていないニッチな分野の方が当たるかもしれません。


お金以外に得られる人的資本

動画編集が当たり前のように出来るようになるとクラウドソーシングで仕事を請けるだけのスキルを持つ事になります。
また仕事を請けることにより、仕事に必要なコミュニケーションスキルが磨かれ、自信が付いてくるとセールスまで出来るようになってきます。

またどのようなチャンネルが伸びるのかマーケティングも意識するようになれば、トータル的なコンサルも出来てきて、がむしゃらに頑張った結果、ビジネスに必要な能力はだいたい身に付いていたという事にも成りえます。

下請仕事は嫌という人は、チームを組んでチャンネルを育てる方法も考えられます。
自分が発注側になるので多少の資金は必要になりますが、自分が苦手な分野や誰でもできる容易な仕事を発注することで1人では出来ないクオリティが高いチャンネルが出来ます。

発注側にしろ受注側にしろ本気で結果出せるように仕事すれば、スキルは溜まっていくので人的資本は大きくなっていきます

おわりに

ユーチューブで稼ぐのは難易度は非常に高いと思います。

自分でチャンネル持って収益を上げるよりもユーチューブの動画配信に必要なスキルを身に付けてクラウドソーシングで稼いだ方が確実かもしれません。

ただ自分主体で発信して稼げるというのは面白いですよね。

FIRE民の中でも平均的な会社員より稼いでいるユーチューバーがいます。
FIRE民というより投資界隈よりだったりしますが、サイドFIREしてやりがいのある事業を柱に生きていくというのは素晴らしい事です。

また既婚者で小さなお子さんがいるサイドFIRE民の収益発表聞いた時もこれぐらいのレベルになるとこれだけ稼げるのかと驚きました。

個人が1つのメディアを持って情報発信して稼ぐ事が出来る。
21世紀に入ってから可能になった個人でも出来る夢のある事業なのかなと思います。

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