FIREしたと公言しない方が良い理由

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FIREしたと公言しない方が良い理由

ブログやツイッター上では多数存在しますが、リアルな世界でFIREを達成したという友人知人を知っていますか?
多くの人はテレビやネット上ではFIREというキーワードを聞いたことがあるが、実際にFIREしているという人と会話したことがないだろう。

FIREしたと公言してもメリットはほぼなく、デメリットしかないからだと思う。
FIREは働かなくても生活できるほど資産収入があるという意味でもあるので、一般的な労働者からすれば嫌味にしか過ぎないからです。

特に日本では定年を超えていない人は資産の多寡とは関係なく、働くことが当たり前の事だと考えている人が多いため、肩書がない無職にはかなり冷たい社会だと思います。

働かない中年独身男性に世間は冷たい

無職には冷たい社会と綴りましたが、その中でも40代ぐらいの中年で独身の男性には冷たいと思います。
人によっては冗談抜きで犯罪者予備軍ぐらいに考えて警戒されることもあります。

働いていない=お金を稼いでいない
組織に所属していない=身分がない
中年なのに独身=守るものがない
中年という年齢=再就職が困難(未来がない)

お金がなく、社会的地位もなく、守べきものも未来がない男性は自暴自棄になり、犯罪を犯す。
実際に犯罪を犯す無職が多いですので偏見ではない部分もあるでしょう。

FIREしているから労働しなくても生活には何の問題もない。
働かないと生きていけない人からすれば、考えられない事でもあるし
お金持ちだから働かないという考え方も理解されることはありません。

働きもせず、資産収入で悠々自適なんて他人からすれば嫌味にしか聞こえないので他言する必要はありません。


普通の人がFIREを理解することはまずない

人生の大半の時間を労働に充てるのは正しい事なのか?

私は今ある技術をフルに活用すれば、2040年には最小限の労働者で必要な食糧や工業製品、また無人化されたサービスが提供できる社会になると考えています。
つまり人類の大半は働かなくても社会は回っていくと思います。

あと20年経てば、労働自体の概念が変わる可能性がありますが、今現在は普通の人はFIREなど理解することはありません。

オフ会でFIRE民やFIRE希望者同士で話すなら良いですが
親族や近所の人にはFIREしていますなんて公言すべきではありません。

無職・お金持ち
他人から嫌われる2大キーワードです。

嫌われるというか今の時代は資産収入で食っていけるなんて公言すること自体リスクになりますからね。本当に何にも良い事はないです。


肩書はフリーランスか1人社長のどちらかが無難

では肩書はどうするか?

無難なのはフリーランス(個人事業主)か会社役員(代表取締役)だと考えています。


実際にどれだけ稼いでいるかなど他人には分からないのでIT・インターネット関連事業ならフリーランスで稼いでいますというのは容易でしょう。

仮にブログしか運営してなくてしかも収益がほとんどないとしても、インターネット事業で・・・と言えますからね。

従業員がいない1人社長でも法人化すれば、立派に代表取締役社長という肩書も付きますし、フリーランスより他者から良いイメージを持たれる肩書になります。

ネットビジネスや小規模な大家さんなど1人社長は世の中に多いと思います。
例え小規模事業で同じ年商でも個人事業より法人事業の方が世間では公私ともに信用されるため、法人化しているケースが多いと考えられます。

特に社会的資本を増やしたいとかビジネスしたい人はどこかで信用が必要になる場面が出てくるから考えておいた方が良いと思います。


おわりに

インターネット上では絶賛される場合もあるFIREですが、リアルな世界では違ったりします。
FIREしたというのは公言しない方が無難です。

旅先とか短期契約のバイトとか、その場で会って継続して会う機会がない人なら問題は起きませんが、人間関係が続く人(特に親族や近隣の人)なら無難な対応をしておいた方が良いと思います。

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