海外旅行ってコスパ悪すぎじゃないですか?の回答
日本のパスポートは世界でも有数だと言われている。
それは「経済力(消費力)の大きさ」「不法移民になるリスクの少なさ」「国際的なイメージの良さ」があるからです。
しかし日本人のパスポート保有率は近年約17%と低迷しており、韓国の半分以下、米国の3分の1程度の割合らしい。
もともと日本人は海外旅行する割合が低いため、海外旅行を楽しむ人は少数派でした。
そこに近年の円安物価高が重なって、ますます海外旅行をする日本人は減っています。
「海外旅行はコスパが悪すぎる」
そんな声は良く聞いたことがある。
海外旅行が好きな私がそんな質問に対して答えていきたいと思います。
【回答】おっしゃる通り、コスパはかなり悪いです
はっきり言ってコスパは悪いです。
昔は発展途上国の物価が安すぎたのでバックパッカーが流行ったりしましたし、東南アジアでは外籠りという生き方までありました。
今では嘘みたいな話ですが、昼飯代で100円掛からなかった世界が昔はあったのです。
私の記憶だと十数年前のバンコクのスタバの客層は欧米人と日本人中心に東アジア人がほとんどでしたが、今ではタイ人はもちろん東南アジア系の客も多いです。
東アジア人といっても日本人は大きく減少して韓国人や中国人が目立ちます。
もう日本人はタイにとって客数も少なく、消費も強くないので間違いなく上客ではありません。
日本が長期停滞している間に諸外国の経済力が伸びてきたため、物価は高騰して東南アジアであってもある程度以上のサービスを受けようと思ったらそれなりにお金が必要になりました。
日本が世界中の観光客から人気がある理由はサービス内容や社会インフラが高いわりにお金が掛からないからです。
つまり日本が世界でも有数のコスパが良い国になったため、日本人からすれば海外はコスパが悪い国になってしまいました。
コスパ最強の旅行は片道2時間旅行圏
日本はコスパが良いといってもホテル代は高くなっていますし、日本人にとっては旅費は割高になったと感じています。
コロナ過と戦争によってほぼすべての物価が高騰したため、旅行自体しなくなった人が多くなったのではないでしょうか。
旅行でコスパを求めるなら片道で2時間圏内の日帰り旅行がお勧めです。
それでも地球の歩き方に載っている観光地、穴場スポット、居心地の良い公園、歴史がある古い街並み、初めて散策する街、美しい自然など結構あるはずです。
人間面白いもので近くにあって、いつでもいける場所ほど何故か行きません。
日帰りなら宿泊費も掛かりませんし、せいぜい外食費、交通費、あと必要に応じて入場料ぐらいなので旅行として考えればお金はあまり掛かりません。
それでも一度で良いからタイと欧州へ旅行を勧めます
海外旅行のコスパは悪い、日帰り旅行はコスパ良い。
そんな地味な話になってしまいましたが、私はそれでも人生で一度はタイと欧州には旅行した方が良いと考えています。
タイは日本人にとって観光地としても、長期滞在先としても優れた国の1つだと思います。
私が初めての海外で勧める国がタイです。
洗練されたショッピングモールもあり、一方適当でカオスな面も残るタイは多くの人にとって刺激的であり楽しめると思います。
もう1つは欧州です。
アジアにはない雰囲気があり、建造物は美しいので街中を散歩するだけでも面白いです。
アジア圏より不便さを感じたり、自分がアジア人だと感じさせられることもありますがこれが1つの人生経験になると思います。
タイと比べて費用は掛かりますが、やはり現地に滞在しないと感じられない緊張感や感動はあると思います。
経験が0か1かだけでも違うと思うのでこの2方面の海外旅行はお勧めしています。
おわりに
昔は外国は未知な部分が多かったけど、今の時代はユーチューブだけでも大抵の国の様子は視れるから、わざわざお金と時間を掛けてまですることではなくなってきたのかもしれません。
それに日本は観光資源に恵まれていて、国内だけでもグルメ、スポーツ、温泉、自然、歴史的建造物など揃ってますからね。
とはいえ私はやはり直接見たい国には行きたいと思う願望があるのでコスパが悪くても海外旅行しようと考えています。