FIRE前に良く使った「逃げ切り計算機」の話

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FIRE前に逃げ切り計算機は良く使っていた

要らないファイルを整理していたら「逃げ切り計算機」が目に入りました。

もともとはWebサイト上で入力して何歳まで資産が持つか分かる計算機でしたが、誰かがExcel版を作っていてそれをダウンロードしたものです。

逃げ切り計算機、昔よく使っていたよなと懐かしく思います。



FIREするためにはいくら資本が必要なのか?

資産形成するときに目安として良く使っていたのは逃げ切り計算機です。

2010年代にフルタイム労働から解放するために資産形成していた人なら聞いたことがあると思いますし、実際に利用していた割合も多かったと考えています。

そんな思い出がある逃げ切り計算機について綴っていきます。


辞めたくなると逃げ切り計算機に再入力

年齢、貯金(資産)、利回り、年間支出予定額、年金受給年齢・受給額、予想インフレ率など入力すると何歳まで持つか分かるのが逃げ切り計算機です。

サイドFIREやバリスタFIREの場合は年間支出予定額から予定所得を引いた金額にすればよいだけなので多くのFIREスタイルで目安となる資産額を出すことが出来ます。

資産が足りないと当然逃げ切れないという答えが出ます。

逃げ切り計算機が何度か試行錯誤して、これぐらいの年間支出がしたいなら○千万円の資産が必要だなと概算で分かるものなので本来なら結果が出れば、何度も計算することはありません。


ところが会社を辞めたくなると逃げ切り計算機をまた入力したくなります。

利回りをもう少し楽観的な数字にしたら・・・・
もっと節約すれば・・・・

そうやってまた新たに再入力してみます。

逃げ切れない事を確認してまた現実に戻る

非現実的な数字を入れても意味がないので、たとえ再入力したところで逃げ切れないという答えが出てきます。

今の状態で辞めたところで行き着く先は再就職か地獄のどちらかだというのは分かるため、脳は逃避から現実に戻っていきます。

逃げ切り計算機は経済的自立を達成するために意外と役に立っていたかなと今では考えています。


最低でも準富裕層にならない限り、逃げ切り計算機を使っても意味がないと思ってからしばらく使わなくなりましたが準富裕層になった時に久しぶりに使ってみたら、こういうライフスタイルならギリギリ逃げ切れるという道すじが見えてきました。

ずっと逃げ切れないという結果だったので本当に嬉しかったことを覚えています。

その頃は逃げ切り計算機を良く使っていた頃より多忙だったし、負荷も大きかったと思うのですがすぐに辞めたいという考え方はありませんでした。

株式市場も上昇期であり、収入も良かったので順調な資産形成を継続することが可能になりました。


おわりに

今では資産管理表・予想推移表は自分で作成していて、四半期に1回総資産の点検をするだけになっています。

FIREしてからは私にとってもう逃げ切り計算機は不要なので削除することにしました。

経済的自立を達成するまでお世話になったなとつくづく思いました。

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