FIRE民になるためのインデックス投資の基本運用

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FIRE民になるためのインデックス投資の基本運用

FIREの概念が浸透したせいか、経済的自立を目指す人は増えていると思います。

経済的自立をしたらフルタイム労働から解放されて自由なライフスタイルを構築してみたい。

そう考えているなら本業として安定した稼ぎ、資産運用して複利効果を得る、入金力を高くするために倹約するなどありますが、今回はFIREをするための基本的な資産運用について綴っていこうと思います。

資産運用しないと経済的自立の難易度が上がる

投資はリスクがあるから手を出したくない。
貯金だけで安全に達成したい。

確かに投資にはリスクがありますし元本割れすることもあります。
しかし長期運用で考えればかなり高い確率で複利効果を得られるため、資産を効率的に増やすことが可能になります。

私自身も今の純資産の半分以上は投資による利益によるものです。

資産形成中はS&P500中心に株式投資に全振りしていた状態からバランス型に移行したり、その後も何度もリバランスしているので含み益はそれほどありませんが、私がFIREを達成するためにこの複利の効果がかなり貢献しているといえます。

もし私が貯金だけで今の同じ水準のフルFIREをしようと考えたら40代では達成できなかったと考えています。

投資というと株価チャートを分析して予測するテクニカル派や企業分析をして投資するファンダ派を想像する人が多いでしょうが、プロでも勝てる人が少ない世界で戦うのは賢明ではありません。

FIRE達成するための資産運用はインデックス投資で充分です。
資産形成中は稼いで入金力を高めることに集中しましょう。

投資リターン次第でFIRE達成するまでの年数に大きな差が出ます。
それだけ運用による結果は資産形成に大きな影響を及ぼします。


基本的な書籍を読んだら始めてみよう

資産運用を始めてみる前に本屋にいって自分が理解しやすいインデックス投資に関する書籍を1冊読んでみましょう。

基本的な事をつかんだらネット証券の口座を開設して小額投資してみましょう。
テクニカル派やファンダ派のような知識は要らないのがインデックス派の最大のメリットだからなるべく早く身銭を切って投資経験を積むことが大切です。

収入にもよりますが、最初は月5000円から1万円の間の積立投資で良いと思います。
この金額を積み立てるのが厳しい状態なら投資はせず、まずは稼ぐ事から考えた方が良いです。
積立投資をしている場合ではありません。

また貯金があるからと言って初心者がいきなり百万円単位でインデックス投信を購入するのは止めましょう。
初心者が狼狽売りしやすい典型的なケースになります。

インデックス投信はオルカンかS&P500が無難な投資先になります。
どちらかを選んで少しずつ資産運用の世界に入っていきましょう。


日々の株価を気にしてもほとんど意味がない

長期投資は積立投資の設定さえ出来れば、あとは放置でも構わないのですが、投資の勉強がしたいならテレ東のモーニングサテライトがお勧めです。

モーニングサテライトの前半だけ視聴して経済の動向を少しずつ掴めるようにしましょう。
雇用統計、FOMC(金融政策)、GDP、ISM製造業景況指数、CPI(消費者物価指数)など株式市場に影響する発表後の株価の動きなど解説してくれます。

いきなり全ての内容を理解しようはせず、1日分のモーニングサテライトで分からなかった用語を1つずつ覚えていくようにすると投資家としての知識が付いてきます。
何度忘れてもそのたびに学んでいけばそのうち覚えていきます。


積立投資をしていると株価が気になると思いますが、長期投資においては日々の株価を気にしてもほとんど意味がありません。

投資に関する勉強を一定期間したいなら良いと思いますが、企業業績や経済指標の結果によって売買する予定もないのに株価の動向を気にする必要がないからです。

熱心に勉強してもしなくても同じ投信なら得られるリターンは同じなのだから。

資産形成中は投資に掛ける時間は最小限にして入金力を高めるように努力した方が良いです。


種銭が出来るまで愚直に継続して積み立てる

インデックス投資の積立設定が終わりました。
株式投資に関する知識が欲しいと思ったのでモーニングサテライトを観て勉強することにしました。

株式投資について勉強するかどうかは個人の判断に任せるとして

あとは愚直に種銭が出来るまで積み立てるだけです。

小額積立投資から初めて、上昇や下落を体験して資産運用に慣れてきたと感じたら徐々に本格的に入金を始めてみましょう。

種銭は元本金額ベースで考えた方が良いです。

一般的なFIREの場合は最初に目標とする種銭は元本で2000万円ぐらいが良い目安になると考えています。

含み益を入れて投資資産が3000万円超えてくると複利の効果を強く感じるようになってきます。

サイドFIREやバリスタFIREなら人的資本がしっかりしていれば3000万円からでも大丈夫だと思いますが、より金融資本を強くした状態でFIREしたいなら準富裕層になるまで増やしていけば良いでしょう。

種銭が出来たら、自分なりの資産運用ルール作りをしていきましょう。
フルタイム労働している時はリスクを大きく取ることが可能ですが、FIRE後は長期運用するアセットアロケーションに変えていかなければなりません。


おわりに

小額積立投資でもストレスを強く感じたり、自分の資産は貯金がメインの方が安心すると考える人はインデックス投信による資産運用には向いていないと思うので止めましょう。

向いていないと判断したらストレスになるだけなのでやるべきではないと考えています。

私も不動産投資は散々検討して結局やらなかったので、どんな人も向き不向きはあると思います。

損失を大きく出さない小額積立投資でインデックス投資と相性が良いと考えた人は地道に積み上げてみてください。

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