【フルFIRE】最適解が難しい資産運用の出口戦略

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フルFIRE民の資産運用の出口戦略をどうすべきか

FIREというと資産形成がメインテーマになりますが、FIRE後の生活は資産運用の出口戦略というテーマを考えるようになってきます。

資産形成に関しては多くの人にとって再現性が高い資産運用が存在しますが、出口戦略に関してはこれが正解という王道がないように感じています。

出口戦略の難しさは老化して人的資本がどんどん細っていくのに資産を減らすリスクを取る事です。

ただ人間は必ず死ぬため、お金は最後必ず自分にとって無価値になります。

私自身もまだ出口戦略が明確になったわけではありませんが、現時点でどのように考えているか綴っていきたいと思います。


多くの人はいつまでも資産形成をし続ける

どんなFIREであっても多くの人は基本的には資産を増やしたいと考えていると思います。

口では「もう資産は充分だ」と公言していたとしても実際に取っている行動は今まで通り徐々に資産を増やす事から変わらない人が多いでしょう。

はっきり言って資産は少しずつ増えている方が金銭面でのストレスはないです。

私自身もFIREしてから長い上昇相場という恵まれた環境だったからこそ、お金を使ってもお金は増え続けるというボーナスステージを味わえたと考えています。

もともと最初の数年は資産が減る前提でやりたい事をしようと計画していたのですが、上昇相場が想定以上だったため、まだ資産を減らし続ける生活という経験はありません。

実際に資産が毎年減り続けるとストレスが貯まるだろうなと考えることはあります。
それが多くの人にとって出口戦略を取ることの難しさです。


やりたい事リストと資産防衛ラインをどうするか

やりたい事を書いてみると娯楽で大きなお金が必要なのは欧州・エジプト旅行ぐらいです。
ディアルライフを実現したいとかライフスタイルを根本的に変えない限り、現時点ではそこまで大きなお金を必要とすることはありません。

むしろお金より自己管理が必要な事が多いです。

欲しいモノを3つ教えてと聞かれたら「健康」「肉体」「英語」と答えます。
これらって大金が必要というわけではないですよね。
というよりお金だけ使っても手に入らないモノです。

高いレベルにいる人だとこれらは若い時から当たり前のように手に入れていて中年になっても維持していると思いますが、私もその水準まで達したいなと考えています。


資産防衛ラインをどうするかという問題ですが、下限については富裕層から陥落しないようにしたいと考えています。
少なくても年金貰うまでは下限を下回らないように資産管理していきたいです。

いずれ来る暴落相場ですが、クッション(資産防衛資金)をかなり厚めにしているので100年前の世界大恐慌クラスが来ない限り、お金が掛かる娯楽を控えれば乗り切れると考えています。


逆に上限ラインを越えたらどうやってお金を有効的に使えるかというのがフルFIRE民のテーマだと思います。
何故なら2025年以降も資産バブルがまだ続く可能性が充分があるからです。

私は上限のラインを越えたら今より利便性が高い住居用不動産の購入したいと考えています。

ただ都心に比較的近いエリアでそれなりに快適な広さを求めるとかなり高額となるため、購入に踏み切れるかというのが問題です。


老後の生活は資産管理をシンプルかつ自動化する

自分が高齢者になる前に資産管理はシンプルにしていこうと思います。

高齢者になった時にどれぐらい脳が機能しているかなんて想像できませんがインデックス投信と現金に集約して、管理しやすいように割り切ろうかと考えています。

インデックス投信には定期売却サービスといって自分で定期的に売却する作業をしなくても良いように出来るからこのサービスを使って強制的に現金に換えていきます。


年金を貰う時にどのような健康状態なのか、資産状況なのか、この国の社会保障体制はどうなっているのかで老後の生活は決まっていくと思いますが、後期高齢者になった時に日々の生活でお金の心配をせずに生きられるように充分な資産は常に保有していたいと考えています。

老後になった時に取り崩しの下限は準富裕層のラインとしていますが、現在の正直な考え方として富裕層のまま人生終えても良いのではないかと考えています。

やってみたい事を我慢しながらコスパ優先の生活しているわけではありませんし、大して欲しくもないモノやサービスを購入したりするなど無理してお金を使う必要もないですからね。



おわりに

私にとって資産運用のシミュレーションで良いケースは上限に達してより良い住宅用不動産を購入する事です。

これはあくまで上限を超えたらこう使うしかないという意味であり、どうしても欲しいというモノではありません。

私は上限を超えるために過剰にリスクを取ったり、必要以上に倹約をするつもりはありません。

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