【青森編】車なしで行ける範囲で観た青森旅行

国内旅行

車なしで行ける範囲で観た青森旅行

これと言って旅行したいと思う理由がなかったため、青森県には人生で一度も行ったことがありませんでした。

イメージとしてはねぶた祭り、りんご、まぐろ、津軽海峡とちょっと地味な感じ。
あと城なら弘前城(現存天守閣12の1つだから)、美しい湖なら十和田湖が有名ではないかと

今まで旅行したことがない4県(佐賀県、青森県、山形県、群馬県)を訪問してみる第2弾として青森県に行ってみました。

十和田湖はレンタカー借りて遠くまで運転してまで観たいとは思わなかったので車なしで行ける範囲で青森県内を観光してきました。


再開発とシャッター街、青森市街地を散歩

東京駅から新幹線で新青森駅まで行き、そこから普通電車で移動すると青森駅に着きます。

青森市の人口は約27.5万人ですが、街の規模は人口数に比べて小さいように感じました。

現在、青森駅は大改修中であり、これが完成すれば駅前にショッピングモールや飲食店街が出来て便利になるのではないかと思います。

こういった駅前の再開発はされていますが、少し中心部から離れるとシャッター街が広がっています。

意外だったのは外国人旅行者がチラホラいた事です。
外国から青森県に来るなんて通だなと思いました。

再開発として青森駅が大規模改修中でした。

隣にショッピングモールがあり、被服や日用品など一通り揃っていました。
スタバもあり、空いている場合が多いと思うので利用しやすいと思います。

まぁ観光都市ではないため駅前は地味な感じですね。


駅近くにあり、良い雰囲気だなと思ったのが青森ベイブリッジエリア

製造所のようなデザインのモールは旅行者向けのショッピングモールとカフェレストランがありました。
お土産や観光価格のカフェなので地元民より旅行者向けだと思います。

綺麗な港公園があり、朝散歩するには良い場所です。

ここにも外国人旅行者がチラホラ。

駅前のメイン通り。昭和からずっと雰囲気が変わってなさそうですね。

地味だけど百貨店もありました。


メイン通りも少し歩き続けると急に人通りが無くなります。

シャッター街になっているから人の動線が消えてしまうのだろう。
多くの地方都市にも言える事だが昭和の全盛期時代はここまで街が広がっていたと言えます。
街の雰囲気も今とは全然違って活気があったのだろうなと思います。

メイン通りから右折して違う通りに入ると人通りがないシャッター街もありました。

不気味なので先には進んでいません。
駅から数百メートルしか離れていない通りでこれです。

青森中心部なら飲食店が複数あるので問題はないと思いますが、1人向けの店は少ないかなと思いました。

ただ青森魚菜センターのように好きな魚介類を選んで海鮮丼を楽しめる場所もあったりします。
ここには白人旅行者はいなく、日本人か中華圏の旅行者ばかりでした。

日本人より中華圏の人が多かったように思えるので、インバウンドがないとこういう場所すら維持できなくなるかもしれないなと思いました。

チケット10枚分(1700円)の海鮮丼です。

ぼたん海老とまぐろが美味しかったです。
次来る機会があったら、ぼたん海老丼とか偏った丼にしてみようかなと思います。

現存天守である弘前城を中心に弘前市内を散歩

青森駅に宿泊したら多くの人が観光するであろう弘前。

弘前城は有名ですし、アクセスも良いですからね。
そんな弘前市内を散歩してみました。

最勝院の五重塔。

釘一本も使わず建てられているようで昔の職人の高度な技術が詰まっています。

旧弘前市立図書館。

日露戦争の戦勝記念に建てられた洋館で図書館として利用されたそうです。
図書館として考えるとかなり小さいです。

弘前公園の入口。

櫓門と堀の両方が見える場所から見ると絵面が良いですね。
ここは巨大な公園になっていて、櫓門をくぐると本丸までかなり歩くことになります。

そしてこれが現存天守閣である弘前城。

弘前公園や堀の広大さからしてみれば「何か小さくね?」と思ってしまいますが。


日本一長い木造の三連太鼓橋である鶴の舞橋を歩いた

時間があったので弘前から鶴の舞橋を観に、陸奥鶴田までいく事にしました。

弘前駅から陸奥鶴田駅までリゾートしらかみという快速電車で行く予定でしたがまさかの満席。
平日の昼間なのに満席とは想定外でした。

仕方なくバスで陸奥鶴田に行くことになりました。

陸奥鶴田駅に到着。

私が乗りたかったリゾートしらがみ号から降りてきた複数の団体客と鉢合わせしました。
陸奥鶴田はどうやら温泉もあるようです。

鶴の舞橋を観るためにタクシーで移動しました。

これが木造の三連太鼓橋か。

期待以上でも期待外れもない感じ。

鶴の舞橋の入口。

歴史的建造物から美しい湖を眺めるというのも贅沢ですね。
日中でも充分綺麗ですがインスタ映えを狙うなら夕方が良さそうです。


緩いアーチだったのでシニア層でも歩きやすい造りになっています。

天気の良い日に日本一長い木造の三連太鼓橋をのんびり歩く事が出来て良かったなと思います。

自然豊かな昭和の漁港街、八戸を散歩

青森、弘前、陸奥鶴田と旅行を終えて八戸に移動しました。

新幹線の停車駅である八戸より本八戸の方が中心街らしいので宿は本八戸にしました。

八戸駅に下車したのは八食センターという市場機能がある巨大なスーパーに行くためです。

八食センター。

歩いていくには距離があるのでバスで移動。
駅前より活気がある八食センター。

八食センターで有名なのは恐らく七輪村だろう。
自分が買った食材をそのまま焼いて食べられるという面白さがあるから。

しかし私は回転寿司とは思えないほど美味しいと評判の八食市場寿司で食べる事に。

評判通り美味かったです。私は昼前に入店したので並ばなかったけどお昼時間になったら何人も並んで待っていました。

ローカル線で八戸駅から鮫駅へ

そこから歩くと蕪島神社があります・・・。
これぐらいの距離からみるとうみねこ(カモメに似た鳥)が神社を囲むようにいて、神々しい雰囲気です。

蕪島神社を目の前にする。
うみねこの数が凄まじいです。
響く鳴き声、そして鳥小屋にいるような臭い・・・

ここまで来て階段を上らないという選択肢はないため、晴天の中、折り畳み傘を広げて神社を観に行くことに。

うみねこがいる時期なら傘必須です。(臭いに敏感ならマスクも・・・)
傘なしだと運が悪いと・・・・。

八戸駅、本八戸駅、鮫駅と駅間の距離は短いですが電車の本数が少なすぎるため本八戸に来るのに時間が掛かりました。

本八戸の中心部、本八戸駅から徒歩8~10分ぐらい歩く必要があるが思っていたより大きな街だった。

本八戸は昭和の繁華街というイメージにぴったりな街だと思います。

漁港の街だからか、飲み歩くのが好きな人も多くてどこの店も混んでいました。

こういう面白い街だからか欧米人の旅行客がチラホラいました。


おわりに

青森県は観光としては地味だと思います。
ただ地方独特の雰囲気であったり、自然が美しかったりするので人工的な観光都市が好きではない人ほどハマるかもしれません。

あと車(レンタカー)がないと行動範囲に限りがありましたね。
ローカル線の本数が少なすぎるから移動するのにかなり時間が掛かります。
公共交通機関を使った個人旅行だと旅程を考えないとかなり無駄に待つことになります。


現在私が日本国内で2022年まで一度も訪れていない4県(佐賀県、青森県、山形県、群馬県)を巡っています。
佐賀県と青森県は観光したので、これで残りは山形県、群馬県の2県となります。

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