誰もが気になる会社を辞めた後の人生
多くの日本人は学校を卒業した後にどこかの会社に勤めることになります。
一部の恵まれた人を除いて、働かなければ生活が出来ないからレールの上を歩かざるを得ないのです。
若い頃なら会社を辞めて転職する道はありますが、40歳を過ぎると簡単にはレールの上には戻れません。
だからこそ多くの人はレールの上を外れた後の人生というのが気になります。
そんな誰もが気になる会社を辞めた後の人生について綴っていきます。
40歳過ぎてバックパッカーになった女性の話
私が20代の頃に読んだブログで40歳過ぎて人生でやってみたかったバックパッカーになった独身女性がいました。
当時、私はバックパッカーのような体力と若さがいる冒険は20代がするものだと考えていて、他人から中年と言われる年齢になってから挑戦するのは凄いなと感心していたので覚えています。
やりたい事を実現させず
このまま年老いて人生が終わっていくのか。
そんな思いは会社員なら誰もが一度は考えるものではないでしょうか?
特に独身なら嫌というほど深く考えてしまうと思う。
その女性は決意して会社を辞めてバックパッカーとして世界一周することになります。
FIREとは違い、その夢が終えた後の生活をどうするかという問題がおきます。
それでも人生どうにかなると考えたようで決意して夢を実現させました。
皆が気になるのはその後の人生だったりする
一度きりの人生、やりたい事を実現させることは素晴らしいことだ。
一方でやりたい事を実現するために安定を捨てることはリスクが高い。
会社を辞めてバックパッカーや世界一周をする人のユーチューブやブログは少なくないと思うけど、視聴者が知りたいのは本当はその後の人生だったりする。
放浪した後の人生です。
私は大人になってから一度自由な生活を知るとフルタイム労働のようなライフスタイルに戻るのはキツイと考えています。
バックパッカーする人は性格が豪快な人が多そうなので会社員以外の道で生活出来てしまいそうですけどね。
ブログにしろユーチューブにしろ情報発信している人は多いですが、人生が完全に破綻した人が継続してやることがほとんどないと思うので実態は分からないというのが現実だと考えています。
私のブログのテーマはFIRE後の人生です
私のブログはFIRE達成までの道のりではなく、FIRE後にどのような人生になるのかがテーマです。
FIREしたらどうなるのか?
経済的自立しているとはいえ、レールの上から外れる人生に変わりありません。
これはFIREに興味がある会社員や経済的自立を達成している社会人が気になるテーマかなと考えています。
FIRE後の生活はざっくりこういう流れになると考えています。
①解放期:やりたかった事をやってみる。解放感に溢れる黄金期
②模索期:停滞を感じるため、日常生活を充実するために模索を始める
③萌芽期:欲する社会的資本や能力が見えてきて求めるようになる
④発展期:獲得できた社会的資本や能力を元に日常生活を徐々に再構築
⑤安定期:実現可能な範囲で快適な生活がルーティン化される
FIRE民にとって自由は大切ですが、自分が理想とする人生にするために社会的資本と能力を求めるようになると思います。
FIREした直後に全部揃っている人なんていないと思いますから、必要なモノは自分で手に入れるしかありません。
私自身はフルタイム労働を辞めてからやりたかった事を実行しつつ、こういうライフスタイルにしたいと段々明確になってきたので少しずつですが、構築している最中です。
私が安定期に達したとしても、いずれ飽きたり他の事をしたくなると思うのでその時はルーティンやスパイスの内容を変えていくと思います。
おわりに
安定を捨てて夢を果たした後、それからどうなったのか?
この手の話は需要が大きいと思います。
しかし人生が上手くいった人たちの話は多く聞けても、悲惨な人生になった人たちの話はほとんどなく、あったとしても断片的にしか分かりません。
私は自由に生きたいなら経済的自立してから、何かの分野で成功したいとか何かやりたい事をするなら軌道修正しやすい若いうちに挑戦した方が良いと考えてしまいます。