【UAE編】世界有数の煌びやかな街、ドバイに行ってみた

海外旅行

世界有数の煌びやかな街、ドバイに行ってみた

今年の海外旅行でメインとしていたのはアラブ首長国連邦にあるドバイです。

アラブ首長国連邦(UAE)は北海道ぐらいの面積の小さな連邦国家です。
中東にあるから石油によって国の経済が成り立っていると思っていましたが石油の産出が多くないため、石油に頼らない街づくりをしており、外国資本を誘致するために様々なインセンティブを設けた結果、企業や投資家にとって魅力的な街に大きく成長したようです。

ドバイは税金がないタックスヘイブンとして知られていて世界中の投資家や事業家にとっては魅力的な街です。

また世界中から外国人旅行者に来てもらうために中心部は非常に煌びやかな街になっています。
イスラム教の中東では異例だと言えるような街だと思います。

そんな世界でも有数の煌びやかな街だといえるドバイに旅行してきました。

ドバイ市内に滞在して感じた事

百聞は一見に如かず。

実際にどのような街なのか、どのような人々が集まりどのような雰囲気なのか?

ドバイの滞在は6日間なので長く滞在したわけではないが感じたことを端的に綴ってみます。

メトロ線。

多くの旅行者はメトロ線を使って移動する事になると思います。

キャビンは通常クラスとゴールドクラスと女性子供専用クラスがあります。
ゴールドクラスは通常クラスの2倍の料金を支払う必要がありますが特別豪華でもありません。

ゴールドクラスに乗ると空いている場合が多く、座れる確率が高くなります。
公共交通機関は安価なので混み合う時間帯には利用する価値はあると思います。

混み合う時間帯の通常クラスは体感として東京の通勤ラッシュより地獄です。

ドバイ・ファウンテン(Dubai Fountain)。

巨大なビルとモールに囲まれた噴水がある場所。巨大なので人工的な湖のようです。

多くの富が集まっているからこういう雰囲気が成り立っているのだろうなと思いました。
ここには世界中の観光客が集まってきます。

未来博物館。

ドバイの建造物は巨大かつ派手なデザインが多い印象です。
未来博物館は外観だけでも見ごたえがあります。

館内に入ると最先端のテクノロジーに触れる事が出来ます。
入場券を買わなくても無料で犬型ロボットや空中を泳ぐイルカなど観る事が出来ます。

煌びやかな街とは印象がガラッと変わり、スークがあるエリアに来ると20世紀からあるアラブの街並みを観る事が出来ます。

こちらの方がアラブっぽい雰囲気があります。

モールのフードコートで食べたフィリピン系の料理で32ディルハム。
ざっくり1ディルハム40円計算で考えるとこの1プレート飯で1280円です。

外食の物価は日本より高いです。
一般的なカフェやレストラン・フードコートは日本の1.5~2倍の間ぐらいではないだろうか。

ドバイで安いな思ったのはミネラルウォーターと公共交通機関ぐらいです。
駅構内で販売している外資系のスナック菓子やソフトドリンクは日本の数倍(モノによっては5倍以上)ぐらい。
ちなみにドバイで働く外国人労働者が利用するスーパーは恐らく安いと思いますが、近くになかったので価格帯は分かりません。

円安と世界的なインフレの影響をモロに受けていますね。
まあただ短期旅行だと考えれば許容範囲かな。

ドバイは英語が通じます。外国人旅行者に接する外国人労働者は英語必須だからだと思う。

英語が多少わかれば不便はありませんし治安も良いと思うから観光都市として条件は揃っているのですが、公共交通機関しか使わない旅行者はどこに行くにもとにかく歩かされる。

旅行していてドバイは車社会だなとつくづく思いました。

真夏ではないのに昼間は10月でも38度前後の灼熱だったので屋外で歩くことが多い時は結構辛い。
左ハンドル右側通行でも運転OKならレンタカーを借りた方が良いと思います。

レンタカー以外だとタクシーを頻繁に使って歩く距離を減らす方法もあります。
私も何度か利用しましたが日本より若干安いしぼったくりもないから安心して利用できると思います。

煌びやかな街なのは間違いありませんが中心部から少し離れると砂漠が見えてきます。

もっと離れると砂漠しかないエリアに行くことが出来るだろう。

この画像1枚だけみると単なる異国の一般的な住宅街に見えますが、ドバイは5月から10月までほとんど雨が降りません。

雨がほとんど降らないアラブ首長国連邦では海洋深層水を脱塩処理して飲料用と下水処理用に淡水化しているそうなので樹木は淡水を使っていると考えられます。

この砂漠の国に多くの樹木が一般的な住宅街にあるという事がドバイは豊かだなと思ってしまいます。


世界一の噴水ショーとショッピングモールを見物

ドバイで最も外国人旅行客が集まる場所は世界一の噴水ショーが観れるドバイ・ファウンテンと総面積約111.5万平方メートル、屋内フロア約55万平方メートルあるドバイモールだと思います。

こういうのも何ですが広すぎて海外旅行でなければ私ならまず行きません。
モノやサービスを買うと考えると移動距離が長すぎるのは不便だからです。

ただ世界一をウリにしたいから巨大な設計にしたと思います。

最小限しか観ていないと思いますが本当に疲れました。
でも観に来て良かったなと満足感はあります。

ドバイモール。

ドバイモールもデカすぎですが実はブルジュ・ハリーファ/ドバイ・モール駅の改札からドバイモールの入口まで行くのも約1kmぐらい歩きます。

やっとドバイモールに着いたよと思ってからショッピングしようと思えば長時間歩くことになります。
これだけ広いと買い物する気にならないわ。

ヒューマン・ウォーター・フォール。

有名なスポットらしいですが、これは滝のオブジェですね。
考えてみれば砂漠の国に滝など存在しないから滝を創ったのかもしれません。

ドバイモール水族館。

巨大な水槽です。聞いた話ではここでスキューバダイビングが出来るのだとか。
水族館内は入場券が必要みたいですが外から観るだけなら無料です。


ドバイ・ファウンテン(Dubai Fountain)。

Dubai Fountainという標記を目指すとたどり着くことが出来ます。
入口からここまで1km以上歩くことになります。

夜になれば混雑するから陽が落ちる前に来て、良い場所で噴水ショーでも観るかと思ったらすでに旅行客で溢れていた。

ブルジュ・ハリーファ、高層ビル群、ショッピングモール、人工的な湖が並ぶと本当に煌びやかに観える。

ドバイ・ファウンテン(Dubai Fountain)。

平日の夜は18時から23時まで30分に1回、約3~5分間の噴水ショーがあります。
曜日やイベントなどによって時間は変わると思うのでチェックしてから観に行ってください。

最大150mの噴水らしく、若い頃に観たラスベガスのベラッジオの噴水ショーより派手で良かった。

別の日にドバイモールに来て遅めの時間帯に少し観る位置を変えて噴水ショーを観ました。
夜になるとブルジュ・ハリーファがブルーライトになります。

私はブルジュ・ハリーファが見える位置でしか観ていませんがこの噴水ショーの絶好のスポットは違うなと思った。画像に見えるショッピングモールのEMAARと書いてある下あたりが良さそう。
遠目から見てもあの辺りはめちゃめちゃ混んでいたからな。

今度ドバイに行く機会があったらその場所で観てみたいなと思います。

噴水ショーが終わると何割かの旅行客はドバイモールに戻ります。

ハイシーズンでもない平日の夜にこれだけの外国人旅行客。
世界中の観光地でオーバーツーリズムという問題があるけど世界中にFIRE民みたいな生活が出来る人が多いのかもしれないなと思ってしまいました。

昼間から夜まで出歩くととにかく疲れます。

どこでも良いから座って休みたいと思って利用したカフェ。
カフェラテの小さいサイズとソーセージロールで約1500円。


ちょっと?強引なアラブらしい市場のスーク

煌びやかな場所だけではなくアラビアらしい雰囲気を感じるために有名なスークと伝統的な建造物を保護しているアル・ファヒディ歴史地区に行きました。

怪しげな日本語を使いちょっと強引なやり取りだと有名なスークは今もあるのだろうか?

アル・ファヒディ歴史地区。

昔のアラブの街並みの雰囲気が少しわかります。
昼間は灼熱地獄なので旅行客はほとんどいなかった。

アブラ船で運河を渡る。

このアラブ船に乗って有名なスークへ向かいます。
料金はたった1ディルハム(約40円)であっという間に到着します。

オールドスーク。

カラフルなスカーフ、シューズ、お皿、人形など昔ながらのお土産を売っています。
怪しげな日本語で話しかけてくる、突然スカーフを巻いてくる、腕を引っ張る、どう考えても高い金額で吹っ掛けてくる、「マイフレンド」とか訳の分からない事を言ってくるなどなどアラブ商法は健在です。

せっかくなのでいくつか手頃なお土産を買ったか値切っても実際に適正な金額はいくらかなのかは不明。

スークとスークの間にはアラブらしい繁華街がある。

煌びやかな街が出来る前はこの辺りが商業地域の中心だったのだろうなと思った。

ゴールドスーク。

ここのスークだけ中華圏の人が多かった。ゴールドを資産で持つのを好みそうですからね。
これだけゴールドを売っている店舗が並ぶと本当に華やかです。

億しそうな装飾品が展示されています。

せっかくゴールドスークに来たので試しにメンズのゴールドブレスレッドを試着してみました。

これ良いなと思った細目のブレスレッドは約25万円ぐらいだった。
記念に買うかどうか何秒か悩んだが止めておきました。

普段身に付ける事もなさそうだし資産として持つならインゴットの方が良いですからね。


巨大人工島パームジュメイラと世界一美しいスタバ

ドバイといえば有名なのは高級住宅街であるパームジュメイラと世界で一番美しいと言われているスタバがあるので行ってみました。

展望台ザ・ビュー・アット・ザ・パームから見たパームジュメイラ。

想定していた時間よりかなり遅くなったので夕方に展望台に行くことになりました。
空が思っているより濁っているなというのが展望台から見た最初の印象です。

昼飯を食ってからザ・ビュー・アット・ザ・パームに向かったのですが、メトロ→トラム→モノレールとかなり時間が掛かります。

あと前もって予約しないと待つ事になるのでチケットは事前予約した方が無難です。
私は予約しなかったのでモールのカフェでかなり時間潰して待つ事になりました。

パームジュメイラを拡大してみました。

プール付きの住宅街がいくつかありますね。
でも展望台から観られる事を考えれると私はここには住みたくはないな。


予定していたより時間が掛かったのでトラムに乗り換える時には午後6時半を過ぎていました。

ちなみにメトロ線は午後5時から混み始めて午後7時になると激混みになります。
「この駅で降りる」といっても日本人と違って全く動こうとしないアラブ人たちを強引にかき分けて最寄駅に降りる事になります。

場所は変わって世界一美しいスタバがあるイブンバトゥータモール。

このモールも巨大でエジプト・チュニジア・アンダルシア・中国・インド・ペルシャと6つのコートがあります。

ここはエジプトコートです。

散々歩いてインフォメーションで場所を聞いてやっとたどり着いたスタバ。

確かにキレイだがここに来るまでにドバイの煌びやかなところを見過ぎたせいか世界一というのはちょっと盛り過ぎじゃないかと思ってしまいました。

せっかく世界一美しいスタバに来たのでコールドブリューを注文してしばらく寛ぐ。
味はどこにでもあるスタバと同じです。

意外だったのは有名な場所なのに空いていた事かな。
店利用しなくてもスマホで撮影は出来るからかな。

ドバイ市内でお世話になったホテルについて

私が宿泊したのはRove City Walk。ドバイでは中級ホテルです。
ドバイでは高級ホテルに1泊した以外はこちらのホテルに泊まりました。

ドバイの中級ホテル情報は需要なさそうだからさらっと綴っておきます。

部屋は広くはないが狭すぎる事もないです。
洗面化粧台、トイレ、シャワー(湯舟はない)は使いやすいと思います。

このホテルを選んだ理由は口コミの評価が高い事とブルジュ・ハリーファ/ドバイ・モール駅から徒歩10分だという事、あとランドリー設備(洗濯が1200円、乾燥が40分で800円)がある事です。
レストランが併設されているからレストラン内で食べる事もルームサービスとして部屋で食べる事も出来ます。

プールやジムもあります。家族連れやグループ旅行者が多かった印象です。

たまたまかもしれませんが無料で午後1時前のアーリーチェックインにも対応してくれたのでレセプションの対応も良いと感じました。

ドバイにある中級ホテルとして考えると価格帯は悪くないと思いますが、近くにある同クラスと比べて特別安価というわけではありません。

ルームサービスとしてリボン型のパスタとフルーツティーで約4000円。
料理としては美味しいと思います。

パスタではなくワンプレート料理にしたり、肉料理を選択するとこれの2倍ぐらい掛かります。

歩き回ってホテルに帰るともう外出する元気はなかったのでここのレストランには3度お世話になりました。

欠点としては2つです。

周囲には何もないので割高なホテルのサービスを使わざるを得ない場面が多くなる事と徒歩だと夜あまり通りたくない雰囲気の道を通ってホテルに帰らないといけない事だと思います。

駅から遠くはないけど近くもない微妙な場所なのでレンタカーを借りて運転できる人ならここのホテルを有効利用できそうな気がします。


おわりに

ドバイ自体が世界一を意識して建造物を創っている街だから特徴あるし見ごたえもあります。

ドバイの観光地には一般観光客が多かったですが、モールのレストランやカフェにはお洒落で富裕層オーラが出ている外国人もちらほらいて、ドバイに住む外国人のイメージに合う人たちもいましたね。

有名なドバイに一度は行ってみたかったので、今年旅行する事が出来たので良かったと思います。

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