評価損益をみると利確したくなるが・・・
三が日から能登半島地震や航空機衝突事故、JRの車内で切りつけ事件など嫌な年始になりましたが、株価だけは上昇し続けています。
2024年に日経平均が過去最高値を超える事も充分可能性があるだろう。
米国は衰退していると言われてもダウもS&P500も最高値を更新し続けるかもしれません。
それぐらい今の株価には勢いがあります。
一方、ヨーロッパと中東での戦争や米中の政治的リスクなど何かあれば株が大きく下落する要因も利確するなら良いタイミングだなと思うこともあります。
そろそろ来そうですからね・・・大きな調整局面が・・・・
今回はそんな株高の不思議やFIRE民の利確について綴っていきたいと思います。
先行きが暗いのに株高が続く不思議な世界
半導体ビジネスの大きな成長や日銀の政策変更の見送りなど株価にプラス要因はありますが、それ以上に世界情勢は不安定ですし、覇権国である米国もいよいよ景気後退になりそうですし、GDP世界第2位の中国も低迷が続きそうなので世界経済が良くなるとは思えません。
株価は良く未来の景気がポジティブだと上昇すると言われていますが、今の状況だとなかなかそうなるとは言い切れません。
いつかは来る暴落ですが、それがいつ来るのかは分かりません。
正直言って今年暴落してもおかしくないと考えていますが、今の世の中は明らかに金余りだと考えているので割安だと感じたら買いに回る投資家も多いと思います。
綱渡り状態だけど均衡が保たれているから、今の不思議な世界が続いているのかもしれません。
これから暴落してしばらく戻らないか、調整してすぐに株価が戻るか
それは分かりませんが、世界経済に大きな打撃を与えるイベントが発生しない限り、後者で落ち着く可能性が高いと私は考えています。
利確後の現金の扱いを考えるのがめんどくさい
現時点で利確しても良いと思う一方、利確した後がめんどくさいなと感じます。
私の場合、現在やや安定型寄りのアセットアロケーションなので現金比率はこれ以上増やしたくありません。
ここ数年で通貨の価値下落は生活しているだけでヒシヒシと感じますからね。
下落するだけの通貨(交換券)なんて余分には持ちたくないです。
そうなると利確した現金を再投資することになりますが、それなら今保有しているインデックス投信や日米の大型株を持ち続けても良いのではないかと考えています。
現物の不動産に換えるほど大きな金額でもないし、プライベートで特別欲しいモノもない。
車を買い替えるのも1つの選択ですが、国内外で頻繁に旅行している今はとりあえず現状維持で良いかなと考えています。
もっと投資を勉強して現時点で最適な個別株やETFに買い替えれば良いという考え方は間違いではないと思いますが、そんなにリソースを割かなくても無難に成績残してくれているからそれでよいかなと考えています。
また投資は本当に難しく、単純に勉強したから稼げるという世界ではないように感じます。
それで稼げるなら優秀な人材が集まる証券会社は手数料を軸にビジネスしようなんて考えないだろうから。
おわりに
海外に滞在している時は除いて投資の評価損益は週1~2回ぐらい確認していますが、実際にはもっと放置しても問題はないと考えています。
投資はインデックス投信のみ、月末に投資総額の確認、年1~2回のリバランス時に売買と定額の現金化と割り切って実行している人が一番効率良くお金と付き合えているのかもしれません。