事業家、会社員、FIRE民に相性が良いインデックス投資
現在投資をしていなくても興味があって調べている人ならS&P500や全世界株式(オルカン)のインデックス投信は知っているでしょう。
どちらのインデックス投信も優良であり、多くの個人投資家に利益をもたらしています。
FIRE民や投資の知識がある人にとっては初歩的な話になりますが、これから安全かつ効率的に資産を増やしていきたいと考える人はインデックス投資という基本的な資産形成術を身に付けた方が有利に生きる事が出来ると思います。
長期投資で基本的に設定さえすれば手が掛からないので本業で忙しい事業家や会社員、なるべくお金に縛られたくないFIRE民とは相性が良い投資だと考えています。
最小限のリソースで無難な投資結果をもたらす
投資家にはテクニカル派、ファンダ派の2つがメインですがそれぞれ必要な知識や経験があり、稼げるスキルとして習得するのは大変ですが、インデックス投資に関してはたとえ知識がなくても投資先さえしっかりしていれば無難な結果をもたらします。
本業を持っている人にとって、最小限のリソースで無難な結果を得られるというのが最大のメリットになります。
タイミング投資や市場分析なども不要ですし、長期投資であれば普段の生活で株価情報をあまり気にする必要はありません。
ただ株価の流れを掴むために定期的にチェックしたり、株価の上下の理由を知ったり、上昇や下落に慣れておくのも良いと思います。
インデックス投資に必要なのは経験値とブレない芯
テクニカル派やファンダ派のように知識は必要ありませんが、経験値は必要です。
投資している額が自分にとって大きければ大きいほど日々上下する株価にプレッシャーを感じやすくなります。
まずはプレッシャーを感じない小さい金額から始めて徐々に本格的に入金していくのが定石だと思います。
長期投資だから今の株価なんて気にしなくても良いと言われても、株価が大きく動けば気になってしまうのが人間というものです。
上昇時で儲かりそうな場面だと欲望がうずいてリスクを取りたくなってきますし、下落時になれば資産を失う恐怖に襲われ入金を続けるのが怖くなります。
この欲望と恐怖に負けないように淡々と積み上げていくのがインデックス投資の基本となります。
ブレずに機械的に淡々と資産形成することが長期投資では負けにくく、無難な利益を得やすい状態になります。
おわりに
アメリカ人は資産構成における株式投資や投資信託の割合は平均51.3%あるようですが、日本人は平均15.4%しかありません。
これが個人の資産規模の拡大に大きな影響を与えています。
インデックス投資による資産形成するかしないかで大きな差が出てくるでしょう。
私の金融資産ではインデックス投信の割合は高いですが、先月三菱UFJフィナンシャル・グループを利確したり、2020年代後半にもう一段上がりそうなエヌビディアやソシオネクストを購入したりしています。
値動きが激しい個別銘柄に関してはたとえ暴落しようが、逆に高騰しようがライフスタイルが変わらない金額しか投資しないなど楽しむ程度に買うのは良いかなと考えています。