最短で会社を辞めて自立するためにはどうすれば良いか?

FIRE関連情報

最短で自立するならFIREではなく起業するしかない

FIREなら年間生活費の25倍、サイドFIREでも12~15倍は必要。
それが一般的なFIREの定義です。
資産収入を基盤にして生活しようと考えれば、それなりの資産を保有する必要があるため経済的自立を達成するには相当な時間が掛かります。

この超長期計画を実行しようと考えていたら、中高年になってしまう。
もっと早く会社を辞めて自立できないか?

それを実現するには資産収入には頼らない自立、つまり起業して事業収入で生活できるようにするしかありません。

起業というと優秀な人材しかできない領域だと考える人が多いですが、それはテレビで観る起業家であって、自立して自分が望む生活がしたいと考えるなら平凡な人でも手が届くようになります。

個人でも自立しやすくなった時代だから出来る

なぜ平凡な人でも自立しやすくなったかというと、それは個人でも仕事が請けやすい社会に変わってきているからです。

企業側からすれば、コアな業務以外は出来る限り、アウトソーシングしたいと考えているため、クラウドソーシングの仕事やバイトでも一時的に雇う仕事が増えています。

昭和の時代は会社員として働き、定年まで勤めるメンバーシップ制というのが一般的だったかもしれませんが、これからの社会は少しずつメンバーシップ制で働ける枠が減っていき、各分野のプロフェッショナルやアルバイトで対応できる仕事は必要に応じて発注するようになっていくと考えています。

それだけ必要な人員を常に揃えるのが企業にとって困難になっていると言えますが、自立したい人にとっては好都合な流れです。

26歳で会社を辞めて自立した知人

最短で自立というと昔、26歳で自立した知人を思い出します。

「えっ!起業するんだ。すごいね」
私が30代前半の時に26歳の知人がIT関連(プログラミング)で起業するという。

私は4年弱しか実務経験がないのに凄いなと思う一方で、わずかな準備期間でやっていけるのか心配しましたが、彼は個人で仕事を請け負っていて、やっていけそうだと確信したそうです。

彼はどんなに仕事を頑張っても、朝から晩まで縛られる会社生活に嫌気がさしていた事。
個人でこれだけの仕事をすれば、これだけ稼げるという経験をした事。
仕事はネット上でも案件が転がっているし、顧客からの紹介もそれほど難しくないと感じた事。

起業して大儲けしたいという考えはなかったようで、大型案件が終われば休暇取ったり、何人か仕事仲間をつくってうまく回していたそうです。


そんなの優秀だから自立が出来るんだよ。

そう考える会社員は多いかもしれませんが、クラウドソーシングの案件をみてください。
高度な専門スキルがないと出来ない仕事もありますが、難しくない仕事もごろごろあります。
ウーバー配達員のようにスキルなしでもそこそこ稼げる仕事もありますし、全然稼げないというケースはほとんどないのではないかと思います。

低支出生活が出来るスキルを持っていれば、稼ぐ力が小さくても自立は可能です
収支のバランスさえ取れれば、多くの人は自立するチャンスがあると考えています。

準備期間が3~5年で自立するためには

では3~5年間という期間で自立するための準備をするにはどうすれば良いか?

1)倹約して低支出生活が出来るようにする
2)資産形成を行う
3)事業収入で稼ぐ分野を選び、収益を得てみる
4)ブログやユーチューブを運営し、事業の柱の1つとする
5)労働収入で稼ぐ手段を試してみる

1と2はFIRE達成するためのベースとなる方法と変わりません。
資産収入に頼らないとしても、退職時には年間生活費の2~3年分は欲しいところです。

3は準備期間中に選定し、収益化できるか試してみる。
想像以上に収益化が困難かもしれませんし、意外なほど収益化可能な分野かもしれません。
それは試さないと分かりませんので副業という形で良いので収益を得るように頑張りましょう。

4は誰もが気軽に参加できるスモールビジネスですが、収益化まで時間が掛かります。
退職後に事業の柱の1つとして考えているなら、準備期間中に収益化するまで頑張りましょう。
仮に広告収入としては小さくても、自分の事業の広告に使えるので自分のメディアを持つ事のメリットは大きいです。

5は事業で稼げないときは労働で稼ぐしかありません。
なので自分が出来る労働収入を試してみましょう。

自立する前に必ず収益化を確認する必要がある

上記と内容が重複になるかもしれませんが、重要なので綴っておきます。

資産収入に頼らない状態で自立するのだから、事業と労働収入で生活をしていかなければなりません。

そんなの当たり前だろ?
と考える人は大半ですが、だからこそ収入がきちんと見込める必要があります。
継続していれば稼げるだろう・・・では資産が減り続けてどうしようもなくなる状態になる可能性があるからです。

収益化出来ていないのに1~2年間頑張れば、稼げるようになるだろうと考えるのは非常に危険です。
それでほとんど稼げなければ、資産は減り続けますから。

ブログやユーチューブが良い例で2年やっても全然稼げないかもしれないので収益がない状態のコンテンツは事業収入として見込めません。

事業収入の場合、退職しないと着手できない分野もありますが、それならそれが稼げないときにどうやって収入を得るかは考える必要があります。

事業収入で稼げない間は〇〇で働いて労働収入を得る。
と考えていて、実際に労働できる人はリスクは低いですが、低資産で労働はしたくないという人ほど計画が破綻しやすいです。

事業収入で稼げなくても良い(趣味みたいなものなので)
としたい人は時間を掛けてでもFIRE目指すしかありません。

おわりに

週5日朝から晩まで働かないと会社員にはなれない。
それなら会社員以外の人生を歩みたい。

そう考えている若年層は確実に増えていると思います。

会社員生活にはデメリットがありますが、メリットも少なくありません。
最終的には安定と自由、どちらを最優先にするかの選択でもありますが、会社員生活が合わないと確信した人は、FIREにしろ起業にしろ自立に向けて準備していきましょう。



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