人生は運70%、実力30%
人生は運で決まるという人も多いが、実際に運が70%、実力が30%ぐらいではないかと考えています。
運には3種類あります。
①親ガチャ:生まれた瞬間から得られる遺伝子、親の経済力、周囲の環境
②引き寄せる運:努力して得られた結果、幸運
③偶然の運:巡ってきた絶好の機会、努力とは関係のない運
多くの人は一度ぐらい自分とは全く違う世界で生きている恵まれた人に接したことはあると思いますが、これは個人が努力して手が届く次元ではありません。
なら頑張っても無駄なのかと言われれば、何も頑張らなければ人的資本も金融資本も社会的資本も何も得られず老いて人生詰んでいくだけなので資本を手に入れるためには努力や継続が必要になります。
そんな人生における運と実力の関係について綴っていきます。
投資結果は運が70%、実力が30%
割り切ってインデックス投信で積立投資をする人もいれば、市場分析や多くの企業の決算書を読んで個別銘柄に投資している人もいると思います。
インデックス投信とは違い個別銘柄は実力の世界にみえますが、勉強さえすれば儲かるなら東大京大生は全員超富裕層になっているわけなので結果は運が大きく関わってきます。
株式市場は良くも悪くもサプライズが頻繁に起こるので予知能力でもない限り、株価が上がるか下がるかなんて分かりません。せいぜいこの企業の株価が将来上がる確率が高いと予想できる程度だと思います。
長期投資にすればサプライズの影響は小さくなり、資本主義の原理原則が機能していれば通貨安・株高になるため、運の要素が大きく減ります。
インデックス投資なんて毎年いくら儲かるかなんて誰も分かりませんからね。
S&P500は導入した1957年からの平均リターンは年10.7%ですが、固定金利のような安定感はなく年20%以上上昇する事もあれば、リーマンショック級の不幸なイベントが起きて投資した資産が半減近く暴落する事もあります。
投資結果は運の要素が大きいですが、恐怖や欲望と戦える実力がある事により市場から退場せずに生き残る事が出来るため、利益を得る事が出来ると考えています。
実行しないと何も発生しないのも事実
結果は運の要素が大きいとはいえ、何も実行しないと何も良いイベントが発生しないというのも事実です。
投資は実際に身銭を使って入金し、長く継続しなければ利益を得ることは出来ません。
ビジネスも同じで努力したから売上に繋がったり、利害関係者が自分の努力を認めてくれて引き上げてチャンスが貰えたりします。
投資もビジネスも参加していると必ずチャンスが来るのでその時にチャンスを生かせる人は大きな利益を得る事が出来ます。
親ガチャに外れたとか嘆いている日本人は少なくないと思いますが、人生は配られたカードで戦う以外選択肢がないので努力して少しでも必要な資本を得られるように頑張るしかありません。
世の中、成功するかどうかは偶然巡ってきた運を自分の利益に出来るかどうかではないかなと思っています。
偶然の運は実力がないと得られなかったり、気づく事すら出来なかったりしますからね。
努力しない、継続しない人が運だけで大きな資本を得るなんてほとんどないと思います。
おわりに
人生は運ゲー。
実際にそれが世の中の現実だと思いますが、行動しないと得られないチャンスや幸運も多いわけである。
そんな思い通りにならない事が多いのが人生の厳しさでもあり、面白さでもあるのかなと考えています。
投資なんて運ゲーだなと特に感じる事はあります。
同じ入金力でも目標資産額の達成までの期間は株式市場次第で決まってしまいますから。
資産形成に関していえば、私は運が良かったと感じています。