数億円持っているのに半年でフルタイム労働に戻った人の話

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数億円持っているのに半年でフルタイム労働に戻った人の話

FIRE成功で「不労収入700万円」の男が迎えた結末…半導体特需から考える「働くことの本当の意味」(御田寺 圭) @gendai_biz
ご存じの方も多いだろうが、熊本県の中部にある菊陽町(きくようまち)という小さな町がいま活況に沸いている。

題名には数億円の資産を保有して配当や不動産収入で年700万円を手にした人がFIREしたけど、孤独感に悩まされて半年後にフルタイム労働に戻ったという話のようです。

資産が数千万円なら将来不安が強くなってフルタイム労働に戻る事は分かりますが、本当に資産が数億円あってFIREした人がたった半年間で嫌になるのだろうか?

なぜフルタイム労働に戻ったのか考察していきたいと思います。


【失敗①】移住先が大失敗だったと思う理由

私の友人には、投資や事業の成功によって数億円もの原資を手に入れ、それを元手にした株の配当金や不動産収入によって年に500~700万円ほどの収益を得て、仕事から解放され郊外の町でのんびりと暮らすことを実現した、いわゆる「FIRE」を遂げた人がいた。だれもが羨む暮らしを手に入れたはずの彼は、しかしそんな生活を半年も続けることができなかった。

郊外ってどこですか?

東京の郊外なら地方都市規模の街(もしくはその近く)に住んでいると思いますが、地方の郊外だと日常生活に必要なモノは購入出来ても娯楽などほとんどありません。

家族の話が一切出てこないので独身男性だと思うのですが、周りに何にもなく知り合いもいない地域に無職独身が移住して何かやりたい事がなければ確かに暇だと思いますよ。

どういう目的でその郊外に移住したか分かりませんが、何かやりたい事が出来る地域に移住した場合なら、そんなに早く嫌になるかなと私は考えてしまいます。

数億円の原資があるから、住居費が安いだけの郊外に移住する必要ないしな。
理解するには説明が少なすぎるわ・・・

お試し滞在で自分に合うか確認もせずに勢いで移住したら想像とは違って面白くなかったというわけ?

充分な資産があるのだから他の移住先やライフスタイルを検討してさっさと引越せよと思うけど、投資と事業を成功させる行動力や決断力があるはずなのに自分に合わない移住先でずっと悩み続けるという不思議な人。



ちなみに独身でFIREする人は30万人以上が住む都市の中から選ぶのがお勧めです。
複数の無料で利用できる施設や有料だけど満足度が高い施設、多数の飲食店やカフェなどあって日常のルーティンは創りやすいです。
海外旅行好きなら国際空港にアクセスが良い地域が良いです。


【失敗②】仕事人間が間違った選択をしただけ?

曰く、「FIRE」生活をはじめて開放感で心地よかったのは最初の1週間ほどだけだったという。1カ月が経過するころには、最初のような快楽はほとんど失われ、かえって孤独感や疎外感に苦しむことが多くなっていったという。毎日ぼんやりと時間を持て余し、その時間でいつのまにかネガティブなことばかり頭の中でぐるぐると考えてしまい、趣味をはじめようにも楽しいと感じられず、ついには「なぜ生きているのか」がわからなくなりそうなほど鬱々とした気分に陥ってしまったのだという。

この文章だけ読むと、何故か初めから家に引き籠りがちで特に何か行動したように思えません。

長年働いてきたと思うがたった1週間で開放感がなくなるのか?
FIRE後、たった1ヵ月で孤独感や疎外感に苦しむ日々になるのか?
数億円持ちのFIRE民が短期間で毎日ネガティブな事ばかり本当に考えるのか?
趣味を始めようにも楽しくないとあるが、何故最初から気が乗らないのか?

FIRE後の最初の3ヵ月間なんて黄金期だと思うけど、何で何もせずに鬱になっているのだろうか?

資産数億円とか不労収入700万円とか書いてあるけど、本当に数億円を元手に投資した経済力があるのか疑うほどです。

株や不動産投資で数億円なら多額の不動産ローンを抱えている可能性があり、それなら所得から不動産ローン引いたら手残りが少ない事もあり得る。
しかし数億円を元手に投資と書いてあるから純資産で数億円あるんだよね・・・


何だろうね・・・この仕事と投資以外の分野での行動力のなさ。

娯楽、学問、スポーツ、旅行などに全く興味がないのかもしれませんね。
数億円持ちなのにフルタイム労働に戻るぐらいだから仕事も嫌いではなさそうだね。
だったら何でFIREしたのか全く理解できません。


おわりに

私たちにとって、カネは「死なない」ために絶対に欠かせない。

私たちにとって、他者貢献感は「生きる」ために絶対に欠かせない。
 
——その両方を同時に提供してくれる、万人にとっての最大公約数的な営みこそが「労働(働くこと)」だったのだろう。

この記事は「お金持っていても、他者貢献する事が人生には大切な事だ。」と伝えたい記事です。

そのために数億円持ちのFIRE民が半年でフルタイム労働に戻った事を書いていると思います。

生きるために欠かせないと断定していうなら他者貢献というより、社会との接点を持った方が充実して生きられると言った方が良い気がするけどね。

この記者は労働を過剰なほど賛美していますが、私は違和感を感じます。
何故なら日本社会の労働はそんなに甘いものではないからです。

労働を苦役のように苦しんでいる人は数えきれないほど存在すると思いますし、私の身近という範囲でも壊れた人は何人も知っていますので賛美なんて私には出来ません。

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