本業＋副業の二刀流になれるように努力する
収入は増やしたいけど、本業を変えるつもりはない。
それは仕事内容が自分には合っているし、人間関係も悪くないからだ。
転職することによってリスクを冒したくない。
そういう人は多いでしょう。
会社員の場合、収入は所属している会社次第なので2倍頑張っても収入が大きく増えることはありません。
そこで本業ではなく、副業で少しでも収入が増えないか検討する必要があります。
副業の良いところは、FIRE後でも収入源になる事だと考えています。
副業にも事業所得と労働所得の２つがあります。
事業所得は個人事業で稼ぐこと、労働所得は仕事をして会社から給料を貰う事です。
どちらも一長一短ですが、まずは事業所得で稼げないか検討してみたいと思います。
本業してから夜や休日に副業をするというのは働きづめで厳しいですが、収入を増やしたい方は努力するしかありません。
まずはブログ・ユーチューブから考えてみる
自分が持っている端末機器だけで金銭的なコストがほとんど掛からず参加できる事業はやはりブログやユーチューブになるのではないでしょうか。
作業するタイミングも自分で決められるのでどのような職種の人でも取っ掛かり安いと思います。
スケジュール管理は自分次第なのでFIRE後の収益源として持っておきたいところです。
ただどちらも収益化するまでかなりの時間を費やすことになります。
育つまで２～３年ぐらい掛かる事を想定するからこそ資産形成中に挑戦しても良いと考えています。
どちらも運営や編集を覚えるだけでスキルになりますし、そのスキルはクラウドソーシングでそのまま稼げるスキルになります。
ブログもユーチューブ(動画配信)もそれぞれ強みがあり、無くなる媒体ではないので自分のメディアで稼ぐにしろ、誰かのメディアの構築を手伝って稼ぐにしろお金を稼げるには変わりありません。
クラウドソーシングできる仕事から選択する
ブログやユーチューブでは収益化が難しかった。
これだけ作業して月〇万円ならやらない方が良い。
半分趣味の人なら月数万円の収入になれば充分と考える人もいるかもしれませんが、事業所得としてもっとお金を稼ぐ必要があるという人はクラウドソーシングが可能な仕事から探すことを検討しましょう。
どのような仕事があるのか、クラウドソーシングのサイトをみるのが一番早いと思います。
IT関連というとプログラミングやデザイン関係ばかりだと考えがちですが、ブログ記事を書いたり、動画を編集したり、またOFFICEのソフトで営業書類を作るという仕事もあります。
単価は低いですが、データ入力やアンケート回答などスキルが必要ない仕事もあります。
とりあえずは単価が低くても簡単な仕事をしてみて、クラウドソーシングに慣れてきたらスキルを必要な仕事をしてみるという流れが良いと思います。
ブログやユーチューブは収益のためではなく、これぐらいの事が出来ますと証明できるため、仕事を請けるためのツールで使うこともできます。
当記事はランサーズを紹介していますが、クラウドワークスやココナラなどいろいろあるので自分の稼ぎやすい仕事を見つけてみてください。
副業で年間10万円の事業所得を得る経験をしてみる
年間10万円であれば、空いている時間にバイトすれば稼げる金額ですが個人で稼ぐ経験を積むことが大切だと考えています。
自己完結できてしまうブログやユーチューブの広告収入以外、客先から仕事を受けて対価をもらう仕事が良いです。
WordPressの制作、動画の編集、Excelによる営業資料の作成、PowerPointの資料作成、その他自分のスキルを売る仕事なんでも構いません。
目的はこの仕事をすればお金を稼げるという経験です。
雑所得扱いの収入で構わないと思います。
この仕事を〇〇時間すれば10万円稼げる。
単純に同じ仕事なら10倍働けば100万円稼げますのでサイドFIREを考えている人にとって、計画的な事業所得として計算できます。
必要ならFIRE前に数年間ぐらい修行するのもあり
計画していた資産形成が達成しつつある状態であり、なおかついま働いている会社を辞めることに未練がないなら、FIRE生活する前に数年間使ってスキルを得るために修行するのもありだと考えています。
会社に所属しないとスキルが身に付かないと判断した場合に大変有効的です。
ウェブマーケティングに挑戦したい、ウェブ制作を実務で経験したい、Rubyを使ったプログラミングができる会社で働いてみたい。
お金を稼ぐよりスキルを獲得する事を目的とした転職です。
転職にはリスクがあるから今の会社を辞めたくないという人でも、最悪全然合わなかったら転職先の会社を辞めてFIRE生活に入れるという気楽さがあるからです。
ただFIRE達成目前になるとフルタイム労働をする意欲がかなり減退している場合が多いと思うので、収入源をより確実に手に入れたい若年層向けの考え方です。
FIRE後は事業＋労働で収入を考えるのがベスト
例えば年間生活費として240万円だとして、資産所得が120万円、事業所得120万円で設計しているとします。
資産所得は120万円程度稼げる見込みはあるが、事業所得は80万円しかなかった。
そのような場合もあり得るでしょう。
そういう場合は、事業所得の不足分は労働所得で稼ぐと割り切った方が安定したサイドFIRE生活を送る事が出来ます。
収入源は複数あった方が良いですし、稼ごうと思えば稼げるような状況であった方が暮らしに不安はありません。
おわりに
本業しながら、副業で稼ぐために動くというのは本当に大変な事です。
ブログやユーチューブで月5万円という金額であっても、かなりの時間を費やす必要があると思います。
副業で月数十万円稼ぐ会社員もいると思いますが、努力は並大抵ではないはずです。
超長時間労働という生活を何年も継続できそうにないと判断したら、せめて対価の相場観や自分に合いそうな職種だけは目星をつけておいてください。
この仕事をすれば、これぐらい稼げそう
実際に仕事してみて、これなら対応できそうだ
それを認識できるだけでFIRE後の収入源が計算できます。
