さくらんぼ・温泉・米沢牛で有名な山形県を観光してみた
山形と言えばさくらんぼというイメージが強く、それに次いで有名な銀山温泉や蔵王温泉など温泉、あとグルメとして米沢牛といったところではないでしょうか。
今まで旅行したことがない4県(佐賀県、青森県、山形県、群馬県)を訪問してみる第3弾という事で山形県に行ってみました。
山形市街地を中心にのんびり過ごしてきました。
バランス良く整備された都市だった山形市街地
初めて山形駅周辺を散策して、想像以上に整備された都市だなと思いました。
駅構内も整備されていますし、それ以上に街並みが人口24万人前後の地方都市とは思えませんでしたので上手く都市整備がされているのだと考えています。
そんな山形市街地を散策してきました。
山形駅構内。
構内にショッピングモールや飲食店が複数あり、あまり混んでいないので旅行者には有難い存在。
ちなみにミッドタウンに店を構えている平田牧場が隣接されていてレストランやテイクアウト専門店もありました。
カフェはスタバがありましたが朝も夕方も混んでいて利用しづらいのでもう1件ぐらいカフェがあるともっと良いですね。
駅前にはホテルと飲食店が多く、少し離れるとオフィスビルや旧百貨店周辺の商業エリアになります。
飲食店が並んでいる通りは夜になっても人通りが少ないです。
平日なら旅行者は店が選びやすい状態だと思います。
駅の裏側にある展望台から観た山形市街地。
展望台から観ると中心から少し外れると住宅街が広がっています。
ここの展望台は無料でしたが、休憩所として利用している地元の学生が多くいて、休憩のためにある椅子は満席でした。
山形市内で最も名所だと考えている文翔館。大正時代に建てられた旧県庁舎と県会議事堂です。
無料で観れる重要文化財であり、外観も素晴らしいですが内部のシャンデリアがある会議室も威厳を感じました。
この画像だけ見るとヨーロッパにいるような感じしますよね。
山形城跡(霞城公園)
現状本丸と二の丸までしか残っていないが、最上氏が築いた東北では最大の平城だったようです。
公園前通り(平日の午後8時半頃)。
小雨が降っていた影響もあると思うが全然人通りがない。
ここの通りは飲食店が並んでいるから駅前に泊まっている人は助かると思う。
評判が良い居酒屋スズランのカウンターにて。
カウンターに座ると明らかに鮨屋なのだが焼き鳥、天ぷら、焼きそば、御茶漬けなど居酒屋メニューが充実しています。
山形県の名酒、出羽桜を注文してみました。
辛口らしいですが飲みやすい大吟醸でした。
画像に残っていませんが、ここの居酒屋で一番美味しかったのはシメで食べた寿司でした。
山形は寿司というイメージはありませんでしたが、新鮮で本当に美味しかった。
北陸の有名なお寿司屋に負けないレベルだったのでお勧めしておきます。
蔵王温泉の強酸性硫黄泉を堪能してきた
山形で温泉というと銀山温泉の方が有名かもしれません。
しかし山形 → 奥羽本線急行で40分 → 大石田バスで15分 → 尾花沢のりかえ40分 → 銀山温泉と日帰りで行くにはめんどくさ過ぎるため、バス1本で行ける蔵王温泉に行くことにしました。
蔵王温泉は日本で2番目に強い硫黄泉みたいなので楽しみです。
山形駅から約45分で蔵王温泉バスターミナルに到着。
そこから最も近い日帰り温泉に行くことにしました。
標高800m以上なので地上より涼しくて歩いていても気持ち良かったです。
夏は閑散期なのでしょうね。観光客は少なかったです。
湯の花茶屋 新左衛門の湯に到着。
ローシーズンの平日の昼間なのでガラガラです。
私はガラガラの温泉が好きなので良かったです。
混んでいる温泉、特に子連れが多くなるとうるさくて気持ちよく過ごせないからね。
(画像は公式サイトより)
久しぶりに強酸性硫黄泉を堪能しました。
やはり硫黄泉は匂いが独特で温泉に入っているなという気分になりますね。
温泉入って休憩してまた温泉入ってを3回繰り返しました。
最後はシャワーの時間を長くして洗い流しました。
強酸性硫黄泉に長く入り過ぎたせいか、少し肌にヒリヒリ感を感じました。
痛みを感じるほどではなかったので問題はなかったのですが、蔵王温泉に連泊するなら入り方を考えないと肌荒れしそうですね。
バスの出発まで時間があったので自然を眺めながらしばらく休憩所で寛いでいました。
東北の伊勢、熊野大社に参拝しました
中途半端に時間が空いてしまったのでどこか見物しに行こうと思って探したところ、熊野大社が比較的アクセスが良かったので行ってみる事にしました。
さっそく山形駅から赤湯駅に移動します。
電車から撮った画像。
山々と田んぼの風景って何かよいですよね。
熊野大社の入口。
高い木々に両脇を囲まれた真っすぐなこの階段が良い雰囲気です。
熊野大社。
長い年月を経た木造建築であり、近くで見ると素晴らしい龍の彫刻が施されていて威厳を感じさせます。
縁結びとして有名ですが開運や健康のお祈りにも良いようです。
これから良い社会的資本が積めるようにお祈りしてきました。
新幹線の停車駅である赤湯駅。
とても新幹線が停車するとは思えない田舎の駅の光景です。
ただこの赤湯という地域は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉があります。
温泉が多い山形県は自分に合った泉質が選べるから良いね。
米沢牛バーガーを食してから米沢城址を散策
米沢というと米沢牛ですが、知名度が高い伊達家や上杉家と結びついているので米沢という名前を知っている人は多いのではないでしょうか。
山形県を旅行して旅行最終日に途中下車して米沢牛を食べて帰るという人は少なくないと思います。
私も旅行最終日に米沢に寄ってきました。
米沢駅前のメイン通り。
米沢牛が食べられる店が数件あるぐらいで閑散としていました。
これだけ有名な地名なのに何もないのが逆に印象的でした。
米沢牛というとステーキが有名だと思いますが、ちょっと外してみてハンバーガーを食べる事にしました。
そのハンバーガーを提供するお店は米沢駅から3kmぐらい離れているから徒歩だとちょっと厳しいですね。
米沢牛バーガー(1980円)、ポテトとコーラ付き
東京やバンコクなら2000円バーガーはありますが、米沢でも強気の価格帯で勝負していました。
食べ応えがあり肉の旨味もあるハンバーガーでした。
時間があったので米沢城址を見物。
江戸時代の米沢藩主上杉鷹山の有名な言葉
為せば成る為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり。
この言葉が好きな上司と顧客がいたなと10年ぐらい前を思い出しました・・・・・
城址として感じるのは堀ぐらいしかありませんが、立派な堀です。
米沢城址の近くに博物館などありましたが、連日歩くことが多く疲れていたので伝国の杜で休憩してから米沢駅に帰る事にしました。
おわりに
今まで興味を持つ事がなく期待して旅行しなかった山形県ですが、魅力を感じる事がありました。
心地良く過ごせる調和が取れているように感じたため、滞在しやすいなと思いました。
冬は首都圏とは比較にならないぐらい厳しいだろうから時期は選びますが、温泉とグルメを楽しんでたまに観光みたいな過ごし方は出来そうです。
また今回泊まったダイワロイネットホテルは、割安な価格帯、駅近くという立地の良さ、静かな環境、適度な部屋の広さ、広めのバスルーム(外国人旅行者向け?)、バスタオル追加無料、ランドリー完備と滞在しやすい良いホテルだと思います。
ただ朝食は美味しいですが高めです。
また山形市内に宿泊する時は利用しようと考えています。
現在私が日本国内で2022年まで一度も訪れていない4県(佐賀県、青森県、山形県、群馬県)を巡っています。
佐賀県、青森県、山形県は観光したので、これで残りは群馬県のみとなります。
あと1県で都道府県全て旅行したことになります。