FIRE民=個人投資家?

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FIRE民と個人投資家の違いを考えてみた

フルFIREは資産収入の4%で生活費を捻出するという考え方がベースとなっているのでFIREを目指す人は資産形成する時にネット証券を使って金融商品に投資している人が多いと思います。

そうなるとFIRE民は個人投資家であるという事が言えるのですが、投資スタイルによってはFIREとはかけ離れたライフスタイルになると考えている

個人投資家は大きく分けると3種類あって「ファンダ派」、「テクニカル派」、「インデックス派」です。

ファンダ派は企業や市場動向を分析して投資先を決める投資スタイル中長期投資向き。
テクニカル派はチャートの値動きから将来の予想をする投資スタイルで短期投資向き。
インデックス派は市場の値動きを示す指数(インデックス)に投資するスタイルで長期投資向き。

「インデックス派」は知識がない初級者でも安心して投資できるスタイル(素人向けといえる)であるため、専業の人からみた投資スタイルは「ファンダ派」と「テクニカル派」しか存在しないと思います。
(※インデックス派というキーワードはここで造った俗語です)


FIRE民はインデックス派かファンダ派がほとんどだと考えています。
何故なら毎日株価を確認する必要がない投資スタイルだからです。

テクニカル派だとデイトレーダーと同じライフスタイルになるので自由なんてないです。

FIREの定義は人それぞれなので私が考えているFIRE民と個人投資家の違いを綴っていきます。



FIRE民は投資に多くの時間を割きたくないはず

投資について分析したり勉強したりするのが好きという人や自身が運営しているブログやユーチューブのテーマが投資なら別ですが、私はせっかくFIREしたのに投資という分野に自分の時間を多く使いたくないなと考えてしまいます。

あと専業の個人投資家でSNSをしている人なら既に使い切れないお金を保有していたとしても「資産を最大化してインフルエンサーとして影響力を持ちたい」という野望があるかもしれませんが、資産の多寡で勝負してもキリがないような気がします。

世の中、既に富豪なのに大富豪目指して勝負して全財産失うみたいな話もあるようなので資産の多寡から得られる承認欲求は危険だと思います。


もちろんFIRE民も事業を持ったり、金融や不動産などに投資したり、経済活動している人は多いですが大切にしているのは他者に時間を管理されない自由なライフスタイルなのではないかと考えています。



お金も投資も気にせず生活するのが理想的

理想的にはお金や投資に関して気にせずに生活するのが理想ですが、なかなか難しいものです。

収支に関しては月1確認程度ですが、投資に関しても最低限のチェックはしています。
インデックスファンドや米国ETFが主体だと運用は楽ですが、世界経済の景気動向によってアセットアロケーションは変えています(現在は現金比率はやや高めです)

保有している金融商品は中長期保有するつもりで購入しているので投資に掛ける時間を少ないですが、可能なら月1確認するぐらいで済む余裕は欲しいものです。

世界的なリセッションになり、どれだけ保有資産の価値が下がるか分からないため、本来なら現金、金融資産、現物資産(不動産やゴールドなど)をバランスよく持った方が無難かもしれません。

今まで現金(日本円と米ドル)と金融資産だけでも安定感があったから良かったが、これからは時代に合ったアセットアロケーションが必要となりそうです。


そう・・・こうやって試行錯誤しているうちはお金を気にせずに生活なんて夢のまた夢です。


おわりに

考えてみれば、FIREの定義は4%ルール以外に、経済的自立が出来ればよいとあります。

労働(事業)収入+資産収入 > 生活費

この方程式が成り立てば経済的自立なのですが、経済活動は月〇〇時間以内という縛りはありません。

日本市場が開いている間は好き(趣味)で個人投資家していて、Lean FIRE可能な資産を持っているから僕はFIRE民だよ。休もうと思えばいつでも休めるし~

と言われると、FIRE民でもあり個人投資家でもあるという考え方は成立していますけどね。

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