国内で避暑地の候補地を考えてみた
東京の夏は東南アジアの夏より暑い。
真夏の時期になると40度近くまで上昇する以外に湿度が高かったり、アスファルトやコンクリートに囲まれているから熱が逃げにくい環境が大きいのだと思います。
今の時代は真夏に屋外でスポーツをするのは本当に危険です。
そういう状況なので真夏は避暑地でのんびり過ごすというのが1つの理想的な暮らし方になると考えています。
理想的な避暑地は国内ではどこになるのだろうか?
避暑地の候補地について綴っていきます。
鉄板は高原や高地だけど
避暑地と言えば、高原や高地だと思います。
那須高原、上高地、軽井沢などが有名です。
確かに涼しくて快適かもしれませんが、高原や高地のような自然に囲まれた場所は1人で長期滞在するところではないように思います。
軽井沢ならまだ良いかもしれないが、東京から新幹線で約1時間の距離なので真夏の期間は家族連れやグループ旅行者で激混みでしょう。
そう考えると候補地としては外した方が無難かなと思いました。
無難な選択肢としてはやはり北海道になるかな。
札幌・旭川のような都市
北海道は真夏でも若干涼しいです。
東京の8月の最高気温の平均は31.3度ですが、札幌だと26.4度、旭川だと26.6度と約5度程度低くなります。
真夏日だと東京は36~38度ぐらい行きますが、札幌や旭川だと30~32度ぐらいで収まるかな。
涼しいというより暑さが若干マシになる程度なので避暑地としてはいまいちかもしれません。
ただ東京より過ごしやすいのは間違いありませんし、都市なので過ごしやすいです。
少し移動すれば小樽、支笏湖、美瑛、富良野など旅行する場所は多く、長期滞在でも楽しめるのではないでしょうか。
涼しくて有名な釧路
北海道の中でも釧路は本当に涼しい。
8月の平均最高気温が21.2度、真夏日でも25度前後なので夏季でも夜になると肌寒い日もあるぐらいです。
また釧路は霧が発生しやすい地域で朝や夜になると幻想的な雰囲気になります。
ただあの霧の中で運転するのは難しそうなのでレンタカー借りて移動する時は注意が必要かな。
都市部から少し離れたら自然しかない環境ですし、海の幸も美味いし、ナトリウム・カルシウム塩化物泉の温泉も楽しめる。
ただ道東エリア最大の都市というが、釧路市内の中心地は半分廃墟みたいな状態です。
大きな商業施設は閉鎖されているため、日中は街の活動がほとんどありません。
人通りもほとんどない。
夜になると多くの飲食店が営業し始めますが、街中を歩いて活気を感じる事はありません。
ホテルから日帰りで釧路湿原や阿寒湖など自然を観に行く時は良いですが、釧路市内で過ごす場合は昼間に何をするかが厄介です。
釧路市内で過ごすなら軽く散歩したり、カフェでノマドワーク(もしくは学習)したりして過ごすしかないですね。
その他の道内の街
他にニセコ、富良野、定山渓などありますが小さな子連れの家族や夫婦向けがほとんどかなと思いました。
キャンプ好きな人なら北海道のキャンプ場をノマド民のようにいろいろ移動するのも面白いかもしれませんが、私はキャンプに興味がないため選択肢には入れられません。
目的は避暑地暮らしとは少しズレますが夏季に観光するなら美瑛、摩周湖、旭岳など絶景が見れる場所を巡るのも良いかなと考えています。
おわりに
涼しさを妥協して過ごし方が多様な札幌・旭川エリアに滞在するか、涼しさを優先して釧路中心でのんびり過ごすか。
それか時間は掛かるけど、特急で移動できるため2つのエリアを前半・後半と分けて過ごすのもありかな。
今年は2つのエリアにそれぞれ滞在して検証する期間として北海道で過ごしてみる事にします。
一度実行してみて、来年以降どうやって夏季を過ごすか考える事にしよう。