【トランプ相場】下落相場に直面するFIRE民の余裕感について

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下落相場に直面するFIRE民の余裕感について

トランプの想像を超える関税政策に不安な人は多いと思う。

DMでの問い合わせは3つ
1.トランプ相場の中で資産は大丈夫か?不安になったか?
2.準富裕層クラスの資産でFIRE生活は維持できるか?
3.庶民が早期リタイアするのは無理ではないか?


私は別に資産形成コンサルタントではないのですが、せっかくなので回答していきたいと思います。

最初に言っておきますが、独断と偏見なので参考程度にしておいてください。
人生を決めるのはあなた自身の判断なのだから。


いつFIRE可能になったかで余裕感は違う

まずどれぐらいの資産でFIREしたかと同じぐらい、いつ経済的自立を達成したのかで余裕感は違うと思います。

私はコロナショック前にフルFIRE可能な状態でした。
FIRE民や株クラの中でもそういう人は少なくないと思います。

私の場合ですが、S&P500が3000ポイントに達する前には経済的自立が出来ていたため、まだ余裕感があるわけです。

また私は生活防衛資金が潤沢なので不安はほとんどありません。
一切働かないかつ株や投資信託を売らないという条件でも10年以上現状の生活は可能です。

この生活防衛資金は全てが銀行に預けた日本円だけではなく、米ドル建てMMFを含めた金額です。
日本円は利息などほとんど付きませんが、米ドル建てMMFは私のメイン証券の場合、利回り3.6~3.7%なのでボラが激しい時期の資金の置き場としては良いです。

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あと、こういう局面になると3億円、いや5億円ないとFIREなんて無理みたいな極論を湧いてきますが、下落相場は必ず来るものなので基本的には4%ルール+生活防衛資金があれば基本的には乗り越えられると考えています。

4%ルールで良くある表でバランスが良かった「75:25=投信(オルカン):現金」という割合でいくと引き出し出来るのは総資産の3.6%になります

つまり6000万円が総資産なら年間生活費が216万円で暮らせば、資金面での問題はほぼ起きないはずです。
問題が生じるという事は自分の資産収入以上にお金を使っているか、もしくは資産を増やそうと過剰にリスクを取った場合であり、そうなれば、4%ルールが破綻するわけです。


準富裕層クラスの資産でFIRE生活は維持できるか?
という問いについてですが、年間生活費が資産収入に収まれば維持できると思いますし、足りなければ自分が稼げる収入次第になります。

資産収入に過剰なリターンを求めたFIREは維持できないと思うのでお勧めしません。

一般庶民でも準富裕層には到達できると思うので庶民だからFIREが出来ないというわけではないと思います。

ただ資産収入だけでは節約生活を強いられるため、自分で稼ぐ手段は持っておいた方が良いと思います。
それはスモールビジネスでも需要がある短期労働でも、どちらでも良いと考えています。


下落相場ほど向き合わないといけない

FIRE民は相場を気にせず、のんびり暮らす。
これはケースバイケースだなと感じています。

平時の時や上昇相場の時は基本的にバランス型で放置でも構わないと思っています。

しかし、今回の下落相場のように世界的なリセションになるかもしれない局面の時には相場と向き合う必要が出てきます。

資産が減少して、リバランスする時に何を買うべきか真剣に検証すべきでしょう。

オルカン一本と決めている人はシンプルで良いかもしれませんが、私はいろいろ検証してから何を買うか決めます。

個人的には資産をどう守るかが軸になるため、リスクを高めるような買いはしないと思います。
ゴールド、MMF、高配当株、景気悪化に強い生活必需品などが候補になるかな・・・



調整局面か、長期的な低迷か

ぶっちゃけどっちに転んでもおかしくない状況なので私は長期的な低迷が来ても良いように防衛していく方針です。

普通に考えて「金利が高い」「株価も大きく下落」「インフレが継続」
この3つが揃ったら、どう考えても米国はリセッションになるだろというシンプルな考えです。

仮にトランプ政権が凄まじい圧力を掛けて利下げさせたとしてもインフレが再燃したらスタグフレーションになりそうだし・・・

そうなると底値まで1~2年、最高値更新まで5~7年ぐらいのシナリオで生きていかないといけません。

まぁ私が世界的なリセッション前夜だと警戒して悲観的な考えに偏っているかもしれません。
現状では楽観的な投資家の方が多数派だと思っています。

調整局面で済んでくれると良いですね。



おわりに

いま世界経済は、歴史的な転換点に差し掛かっているのだろうと感じています。

ヒト・モノ・カネが自由に動いたグローバル経済が終焉を迎えた先に、どのような世界が待っているのかは、これから明らかになっていくでしょう。

豊かに暮らすことが難しくなる時代が来るかもしれませんが、私はこれまで通り資産形成を続け、欲望や恐怖に振り回されることなく、自分のFIRE生活を守っていこうと思います。

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