億り人になった後の人生
億り人とは投資で1億円まで資産を築いた個人投資家を指すことであり、私の記憶だとビットコインが急騰した時に流行した言葉だと思っています。
30~50代の日本人で考えると1%もいないので世間的にはお金持ちだと認識されるといっても過言ではありません。
そんな億り人ですが、達成した後にどのように考えるのか、私の体験をもとに良くありそうなことを綴っていきたいと思います。
大きな目標から資産防衛ラインに変わる
FIREを目指すうえで5000万円、7000万円、1億円というのは資産形成において良くある目標です。
断言しても良いですが、5000万円に達したらもっと安全な7000万円、7000万円に達したら1億円を目指したくなります。
そして1億円というのは最終目的地だと考えて資産形成をし続けます。
上昇相場を追い風に資産形成をし続けて悲願の1億円を達成した。
1億円は目標というより夢のような領域であり、自分が達成できるとは思わなかったというのが本音です。
これだけ資産があれば安全圏に入ったのかな?
達成した当時はそう感じるでしょう。
しかし保有金額というのは慣れていくものであり、保有するのが「当たり前」となってしまうとそれを下回らないようにしたくなります。
多くの億り人は大きな目標だった大台の数字から資産防衛ラインに変わっていくと思います。
そうなると下落相場になっても下回らない資産になるまで資産形成を続けていきます。
そして30~40代で億に達した人はDie With Zeroのように後期高齢者になる前に資産3000万円まで取り崩すような行動は出来なくなると考えています。
自分の資産防衛ラインが1億円で引かれれば、そのラインを下回るだけで相当ストレスが溜まるからです。
そのラインの半分にも満たない金額になるなど許容できなくなるのが人間の欲望だと思っています。
これ以上貯めても意味がないと思うまで
では貯めたお金はどうなっていくのか。
人生はいつか終わりが来ます。
健康寿命だって70歳になるまでに尽きる可能性も十分あります。
資産形成で1億円以上貯める人はアリ型なのは間違いありませんが
①お金を増やし続ける意味がないからどこかで使い始める人
②使い道がないから資産形成してお金を増やし続ける人
大雑把に分けるとこの2パターンに分かれると思っています。
富豪クラスになるとお金を使いまくってもお金は増え続けるかもしれませんが、一般人がそこまでお金持ちになれる事はないと思うので割り切るか、現状維持(増やし続ける)か2択になります。
私は資産防衛ラインを守るのは大切だと思うけど、死ぬまで使わなかったお金は単なる「生活保険料」に過ぎないと考えているので①の考え方です。
お金の怖いところは、増えると楽しいと強く感じるところです。
増やしたいと強く思うほどお金は使えなくなります。
だから非合理的な行動であっても②を選択する億り人は少なくないと思います。
実際に最後までお金を使わずこの世を去った富裕層を知っていると「使わないお金を増やすだけが楽しい人生なんて何のために資産形成してきたのだろう」と考えさせられる事もあったので私はお金をなるべく有効的に使えればと考えています。
おわりに
人生はプラスマイナスゼロ。最終的には帳尻が合う。
若い頃に頑張って資本を築いた人は人生後半は豊かに暮らせますし、逆に苦労や我慢が必要な事からとことん逃げまくったツケは人生後半に返ってくるから、この言葉は真実ではないかなと考えることがあります。
人生、何かを得るために何かを犠牲にしているし
何かを得ると、今まで持っていた何かを失う事があるのは億り人も例外ではないと思います。