はなわ(芸人)しかイメージがなかった佐賀
佐賀県のイメージってありますか?
私は最初にはなわという芸人が思い浮かびます。
あとは広がる田園みたいな田舎というイメージで佐賀ならここが有名という場所は知りません。
何もないというイメージの佐賀ですが、ただ知らないだけで絶景が観れるとか飯が旨いとか温泉が良いとかありそうですよね。
今まで旅行したことがない4県(佐賀県、青森県、山形県、群馬県)を訪問してみる第一弾という事でまずは佐賀県に行ってみました。
調べてみると、唐津市・吉野ヶ里歴史公園・武雄温泉が有名なのでその3ヵ所を観光してきました。
宿はこまめに移動するかどうかで考えましたが、佐賀市内から日帰り可能だと考えて佐賀市を拠点にして観てきました。
佐賀市街地の様子
博多から特急で約45分ぐらいで佐賀駅に到着します。
県庁所在地の駅としてみれば、かなり小さな駅です。
駅から出てみてもすぐに商業施設や飲食店の少なさが分かりました。
メインストリートも人通りがなく、寂れていました。
昔はメインストリートは栄えていたが郊外ショッピングモールの出現で衰退。
今ではシャッター街化しているのも地方都市のあるあるです。
佐賀駅周辺は観光地ではないため、飲食店に観光客は少なかった。
佐賀駅前のメインストリート。
レンタカー、証券会社、保険会社が立ち並ぶ。
佐賀駅前のメインストリート。
駅近くは保険会社や証券会社などありますが200mも歩くとシャッター街になります。
佐賀駅近くの飲食店街。
昼間はほとんど人通りはありませんが、夜になると多くの店はそこそこ混んでいました。
火曜日の午後8時前の駅前の様子
びっくりするぐらい駅前に人がいなかった。電車通勤者は本当に少ない。
佐賀城公園。城自体はないが結構立派な城跡公園だった。
堀をみているとかなり大きな平城だったのだと思う。
佐賀市内で評判が良い鮨さもんという寿司屋に行ってみました。
寿司ネタは新鮮でかなり美味しかった。佐賀市内に滞在するならお勧めしたいお店です。
県内屈指の観光スポット唐津市
唐津市は宿泊するか日帰りで済ますかで考えましたが、観てみたいところだけ行ってみて佐賀市に戻るなら日帰りで充分だと思い、宿泊はしませんでした。
佐賀駅から唐津駅は約80分ぐらい掛かります。
唐津駅に着いた時にあまり観光地っぽい雰囲気はなかったのは基本車で移動しないといけない場所だから駅を基点にする旅行客が少数派だからだろう。
鏡山展望台から観た美しい景色。私の中では唐津で最も行きたかった場所です。
展望台に行く前にも整備された綺麗な公園があり小さな子供を連れた家族もチラホラいました。
展望台より少し高い位置から観た景色。展望台も平日だからそこまで混んでいませんでした。
唐津湾の手前にある緑地は虹の松原です。晴天なら壱岐の島影が綺麗に観えるそうですが・・・この日は空が少し濁っていました。
虹の松原。
強風が吹くとクロマツが倒れる事が少なくないらしく、通行止めになるのだとか。
日本三大松原の1つである地域です。
ここで販売されているからつバーガーも有名です。
舞鶴公園(唐津城がある城跡公園)
この絶景を見ながら、からつバーガー(スペシャルバーガー)を食べました。
ちなみにからつバーガーの味はというと、ちょっとソースが甘めの普通に美味しいハンバーガーでした。
唐津城。天守閣からの眺めは最高でした。
ここは観光バスで来やすいからかシニア層の旅行客は本当に多かった。
あと外国人旅行者も何人かいたから唐津は思っていたより有名な地域なのかもしれません。
唐津駅付近にある商店街エリア。
昼間営業している店はほとんどなかったが、夜になると少しは賑わうのかな?
魚市場も近いし、こういう地域は小さな居酒屋でも美味い刺身や小料理を出してくる可能性が高いんだよね。
広過ぎる吉野ヶ里歴史公園
吉野ヶ里という地域は弥生時代に栄えた地域らしく、場所は佐賀駅から10分で公園の最寄り駅にあります。
初めて知ったのですが国内最大級の弥生遺跡らしい。
弥生時代の遺跡やその時代の雰囲気が味わえるなんて面白そうだなと思い、行ってみました。
無料のバスがあったらしいですが、徒歩で回ってきました。
ここまで広い公園に行ったのは本当に久しぶりと感じるぐらい広い公園でした。
佐賀駅から10分の神崎駅。
田園地帯が広がっていて、構内から見たら目的地までかなり歩かされそうな雰囲気が漂っていましたが徒歩15分ぐらいで公園に着くことが出来ます。
弥生時代の再現性のレベルの高さにびっくりしました。再現した人たちの仕事の質の高さが伝わってきます。
何か集落というより古代の要塞みたいな雰囲気でした。
昔の要塞とか城跡が好きな人はここ訪れても、きっと満足感が得られると思いますよ。
この木材で造られた塀とその塀を乗り越えた敵の侵入を防ぐ堀で数キロメートルにわたって囲まれている。
さすが日本最大の環境集落だけある。これ再現するのにかなり時間と労力を使ったと思う。
弥生時代の再現だけではなく、広大な公園として家族連れが遊んでいました。
公園というか整備された自然という感じかな。
まぁとにかく広くて疲れました。何キロ歩いたかは分からないけど、この日の夜は外出する気が全くなくなりました。
武雄温泉にも入ってみました
全国的にどこまで有名か分かりませんが、佐賀県だと武雄温泉が上位に出てきます。
武雄といえば画期的な図書館(スタバとツタヤが併設)が有名ですが、温泉の質も良いらしいし、佐賀駅から遠くないので行くことにしました。
武雄温泉駅から近場で観てみたい場所に行き、温泉街の様子を見て、有名な武雄温泉に入って帰る日帰りコースです。
武雄の大楠。樹齢は3000年超えらしい。
中心部がえぐれているが樹木を保護する人たちがこの大楠を支えているのだろう
武雄の大楠の近くに武雄神社と武雄市図書館があります。
武雄神社近くは桜満開でとても綺麗でした。
武雄市図書館の館内は撮影禁止だったので隠し撮りとかしませんしたが、本当にキレイでデザインが良い図書館でした。
何より学生が春休みの時ですら席が空いているし、スタバも併設されているし、こんな図書館が自宅の近くにあったら私も利用したいです。
武雄温泉の象徴するところだと思いますが、これが武雄温泉楼門。
この門をくぐり抜けると日帰りの武雄温泉があります。弱アルカリ性の温泉で気持ちよかったです。
ここが武雄温泉街。
夜来れば雰囲気が変わるかもしれませんが、昼間は閑散としています。
正直、夜や週末に来てもこのストリートが賑わうとは思えません。
武雄温泉は想像以上に地味な感じでした。
ただあまり観光客が多い温泉街は嫌という人とは相性が良いかもしれません。
朝晩は温泉通いで、日中は図書館でのんびり本を読んだり、旨い飯食って酒飲んで・・・みたいな過ごし方は出来そうです。
おわりに
都道府県の観光地ランキングでみたら45位(ビリから数えて3番目)の佐賀県ですが、私は佐賀県を旅行して良かったなと思いました。
鏡山の展望は最高でしたし、吉野ヶ里の弥生遺跡も素晴らしかったのでここだけ巡っても旅行した価値はあったと思います。
現在私が日本国内で2022年まで一度も訪れていない4県(佐賀県、青森県、山形県、群馬県)を巡っています。
佐賀県は観光したので、これで残りは青森県、山形県、群馬県の3県となります。