人が持つ「無形資産」について考えてみた
人が持つ資産というと金融資産や不動産などお金に直接関わることをイメージすると思いますが、それと同じぐらい大切だと思われるのが能力・スキル・知識などの内面に持っている無形資産である。
こういう人生を歩んでみたいとイメージできた場合、必要な能力やスキルを身に付けるために人は行動し始めると思います。
日常生活の娯楽からお金を生み出すノウハウまでいろいろありますが、今回は人が持つ「無形資産」について綴っていきたいと思います。
能力・知識などの日常生活で役立つ無形資産
プロとして稼ぎたいというレベルにまでいかなくても習得していれば日常生活で役に立つ無形資産はあります。
例えば
釣り、サーフィン、カラオケなど1人でも出来るし、誰かと一緒に楽しむのに使える趣味。
テニス、ゴルフ、フットサルなど誰かと一緒に楽しむための趣味。
トレーニングや食事管理など健康的な肉体を造るための知識。
海外でコミュニケーション取るための外国語を話すことが出来る能力。
無数にあると思うが、これが出来れば日常生活の幅が広がったり、社会的資本を増やすのに役立つなという能力・知識はあります。
自分が望むライフスタイルに必要なら欲しい能力だと思います。
スキル・ノウハウなど商業的に役立つ無形資産
日常生活を向上させる能力とは違い、こちらのスキル・ノウハウは人的資本として資産形成時だけではなく、FIRE後の生活も向上させることが出来ます。
ある業界・業種で「○○が出来ます。」というスキルがあれば採用されやすいですし、業種によってはフリーランスとして個人で稼ぐ事も出来ます。
必要なスキルが体系的に繋がるとビジネスのノウハウとして0から収益化まで立ち上げることが出来ます。
ノウハウに関しては個人起業としてスモールビジネスに特化している人からもっと大きな事業としてのモデルを創る人までいると思いますが、FIRE民の場合は稼げる人でも前者が多いのかなと考えています。
スキルとノウハウに関しては、若い時に設計して身に付けるように努力すれば人生有利になっていくと思います。
SNSなど知名度や影響力を持つ無形資産
20年前ではあり得なかったが、今の時代は個人でもSNSによって知名度や影響力を持つことが可能になっています。
知名度や影響力を持てるようになると充分な収益化を生み出すこともできます。
若い世代ほど「フォロワー数=自分の価値であり無形資産」だと考えている人は多いと思います。
ただ影響力があるがゆえに顔も知らない他人から僻みや妬みを持たれたり、発信する内容によっては炎上したりして自分の許容範囲を超えると相当ストレスになると思うので、諸刃の剣のようになりやすいので良い面だけではありません。
SNSを使ってビジネスをするにしても、自分の個人情報をどれぐらい公開するかの線引きは決めておいた方がよさそうですね。
おわりに
人が持つ無形資産はお金だけで買えるものではありません。
プロとして通じる能力まで発展させることは一部の才能がある人しか持てないと思いますが、娯楽としてコミュニケーションのツールとして使えるレベルまでならコツコツ努力してれば多くの人が手に出来ると考えています。
私が望むライフスタイルに近づけるためには経済的自立以外にも努力しないといけないなと感じています。