【マレーシア・ブルネイ編】世界遺産の街ジョージタウンと黄金の国ブルネイを巡る旅

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世界遺産の街ジョージタウンと黄金の国ブルネイを巡る旅

約10年ぶりのマレーシア。

マレーシアのクアラルンプールを基点に考えた理由は単純に特典航空券で直行便のビジネスクラスが取りやすかっただけです。
ここを基点にすれば東南アジアならどこにでも行けると思い、去年から予約を取りました。

そしてフルタイム労働時代ならまず旅行先に考えなかったブルネイに行くことにしました。

今回の旅行はマレーシア・ブルネイを巡る旅になります。

【ペナン島】世界遺産ジョージタウンを散策してきました

マレーシアで最も行ってみたかった街はペナン島にある世界遺産として登録されているジョージタウンです。

クアラルンプールからペナン島までは飛行機で約1時間。エアアジアを使えば3,000~4,000円でいけます。

元々イギリスの入植した地ですが、中華系、イスラム、ヒンドゥー系も多く住んでいるため様々な文化が融合した独特な雰囲気がありました。

旅行者にとってちょっと厄介なのはイスラム教の1日5回のお祈りがジョージタウン全域に響き渡る点ですね。
つまり夜明けに起こされるところです。よほど眠りが深くない限り、目が覚めます。

ジョージタウンの街並み。

イギリス統治時代の街並みが残っていて、数多くの歴史的建造物があります。
広くない街には中華の色が強い地域、ヒンドゥーの色が強い地域など分かれています。

どの地域も文化ごとに区分けされて街が形成されている場合が多いのでやはり人間というのは文化や習慣が違うと同じ暮らしをするのは無理なのかもしれません。

ジョージタウンの街中には多くのストリートアートがあります。

どれも質が高く、ペナン島の観光資源になっている。

ガーニープラザ。

ジョージタウンから3~4km離れたガーニーという地域があり、ショッピングモールや多くのコンドミニアムが立ち並ぶ地域があります。

この地域に住めば何でも揃っているので快適に長期滞在することが可能だと思います。
日本食レストランや日系カフェ(星野珈琲)もあります。
多くは中華圏の人たちだったのでもう長期滞在できるビザを取って住んでいるのかもしれません。

ジョージタウンには個性的なレストランやカフェが多く存在します。

今日の夜飯はハンバーガー1つとビールぐらいで良いやと思い、ホテル近くのバーガー屋でチキンバーガーを頼んだら、想像よりも大きなチキンバーガーが来ました。

どんだけチキン盛ってんだよと思いましたが、きっと西洋人向けのバーガーなので大きいのだろう。

ここのスタッフっぽい人が去年日本に旅行したという事で話していたのですが、まさかペナン島に着て神戸の話をするとは思わなかった。

マレーシアは英語話せる人が本当に多い。
教養があるなら英語ぐらい会話できるという国の1つだと思う。

何で英語を理解できる人が多いかというと日本と違って母国語では高度な教育が受けられない事情もあるからね。

【クアラルンプール】約10年ぶりの再来となりました

クアラルンプールに来たのは約10年ぶりです。

クアラルンプールはあまり見どころがないため、観光としてはリピート率は低いと思いますが、一度は訪問しても良い都市だと思います。

クアラルンプールって人口200万人もいない都市なのに巨大なビルが立ち並ぶ。
東南アジアのハブ都市として外資の投資が多いのかもしれません。

パンデミック直前に完成したサロマ・リンクブリッジ。

バックに見えるのが有名なペトロナスツインタワー、ここから歩いていける距離です。
ツインタワー周辺は激混み、インスタ用?に画像を撮る旅行客で溢れていました。

クアラルンプールの中心地、ブキッ・ビンタン。
巨大なビルやホテルが増えていました。

手前にあるこの古いアパートもいつか取り壊されそうですが、このアパートにあるランドリーはブキッ・ビンタンに宿泊する旅行者にとって貴重なので生き残ってほしいなと思いますが、このアパートが無くなればきっとランドリーもなくなってしまうだろうなと考えてしまいます。

ブキッ・ビンタンには多くの飲食店やカフェがありますが、大型ショッピングモールのパビリオンだけで全てが事足ります。

レストランは1人客がほぼ皆無なため利用しにくい雰囲気ですが
複数あるカフェや巨大なフードコートなら気楽に利用できると思います。

マレーシア料理もここで楽しめます。

近くにあるチャイナタウンを散策しようと思ったら、突然のスコール。

それでもカフェで時間を潰しつつ、雨が弱くなった時にウォールアートのクワイチャイホンなど見物してきました。

【ブルネイ】世界一何もない首都?バンダル・スリ・ブガワン

正直言ってブルネイに興味があまりなかったのですが、一度も行ったことがない国だから行ってみようというノリで訪問することにしました。

ブルネイは三重県と同じぐらい面積で小さな国ですが、自然と資源に恵まれていて、日本にとっては石油や天然ガスの供給源として重要な国として位置づけられているようです。

入国するときは出入国カードが電子化されていたため、入国審査の近くに置いてあるデスクトップパソコンを使って入力しないといけなかったのがちょっとめんどくさい。

ブルネイでは徒歩圏内で散策できる街の中心部にあるホテルに宿泊することにしました。

首都の中心部。

ラオスのビエンチャンは何もない首都と揶揄されていますが、ブルネイの首都であるバンダル・スリ・ブガワンの方が何もありません。
近くにあるショッピングモールには人がいますが、街中を歩く人は少ないです。

観光客自体少ないためか、観光客向けのサービスというとカフェぐらいしかありません。

日本人がフラフラ歩いているのが珍しいのか、街の人々から視線は感じました。
でも滞在中に身の危険を感じることはありませんでした。

川の向こう側には水上集落があります。

川岸に立っていると暇そうにしている水上ボートが近寄ってきて水上ツアーを誘ってきます。

ボッタクリもあるだろうし、そもそも古いボートに乗りたくないので乗りませんでした。

街の中心部にスルタン・オマール・アリサイフディン・モスクがあります。

日中見ても夜見ても美しいモスクです。
午後8時ぐらいだと思いますが、この時間帯になると人通りは本当に少ないです。

モスク以外にロイヤル・レガリアという博物館にもいきました。
ブルネイは小さな首都の見物、水上集落、モスク、博物館ぐらいしか観るものがありません。
あと7つ星のホテルも有名ですが、宿泊してないのにホテルを観に行くのもどうかと思ったので行きませんでした。

ブルネイで驚いたのはカフェのレベルの高さです。
カプチーノ、モカ、コールドブリュー、アイスティーといろいろ飲んでみましたが、どれも美味しかった。

質は高いけど、観光客向けなのでどこも空いているので快適に利用できます。

おわりに

実は今回の旅行は東南アジア周遊で4か国巡る予定でしたが、3か国目の滞在時に病気を患ってしまい周遊旅行は断念しました。

現地の病院で通院を2回して帰国できる状態になったため、特典航空券や予約したホテルはキャンセルして帰国しました。
幸い酷い状態にはならず、日常生活が出来るような健康状態に少しずつですが戻っています。

体力的に無理な旅行をしていたつもりはなかったし、体調が崩れないように食事管理もしていたつもりですが、病気になるときはなるものだなと身をもって知りました。
(ある意味、内部で生成された爆弾みたいなもので避けられないような感覚です。)

なので今回の旅行はマレーシア・ブルネイ旅行となりました。

私は今まで生きていて大きな病気はしたことがなかったのですが、これも1つの人生経験なのだなと思いつつ、健康管理について1から考え直そうかなと思うきっかけになりました。

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