金融資産3億円を保有している場合、どのような資産運用すべきか?
フルFIRE民でも金融資産3億円レベルになると上位だと考えられます。
無難な資産運用でも月100万円程度なら支出できるようになり、一般的な豊かな暮らしが実現できる階層です。
SNSではこのレベル以上のFIRE民は少ないですが、都内にはSNSでFIREだと主張しないだけでかなり多くの人が都内でのんびり暮らしているのではないかと考えています。
今回の記事では資産3億円の運用について綴っていきたいと思います。
普通に暮らせばお金が増え続ける資産レベル
1億円オルカンに投資で平均的な上場勤務者と同じ消費が可能になります。
2億円オルカンなら働かずにして1流企業勤務者並の消費が可能になります。
そう考えると普通に暮らすのであれば、お金は増え続けるという事になります。
野村総合研究所では富裕層は1億円以上と定義していますが、豊かな生活水準と資産収入だけで暮らせるという条件で考えると私は3億円以上が富裕層ではないかと考えています。
それなりの生活をしても、お金が増えていくのだから資産収入のみの生活でも不安を感じることはあまりないと思います。
それでも不安を感じるなら人的資本で稼ぐ手段を持つ必要がありますが、実際には人生あがりといった水準でしょう。
現物資産を含めたアセットアロケーション
ここまで資産が増えると不動産のような現物をアセットアロケーションに含めることが良いと思います。
これは資産2億円の場合と同じですが、収入源を不動産という現物資産から得るなど幅広く収入を得た方が安定性が増すと思います。
ただ金融機関から借り入れが出来る社会的信用があるか、金融資産と比べて管理のめんどくささがある点を受け入れられるかなど問題があります。
不動産投資は相性もあると思いますが、資産を分散化することで安定性が増すと思います。
上位1%の領域であり、上限として良いライン
統計で出ているわけではないので私の推測になるのですが、金融資産3億円以上になると日本人の中で恐らく上位1%の領域に入ると考えています。
こんな富裕層どこにいるのと思うかもしれませんが、都心なら数えきれないほどすれ違っていると思います。
3億円あれば絶対安全圏といえる水準です。
そして私は事業投資でもしない限り3億円以上資産が増えても意味がないと考えています。
超高収入でも贅沢三昧する人なら絶対に貯められない金額なので3億円まで資産形成できた人は派手に浪費しきれないと思いますし、結局個人の生活では使いきれずに人生が終わるのではないだろうか。
生きている間は精神安定剤としての価値があったかもしれませんが、余り過ぎては無駄なお金ですよね。
上には超富裕層、さらに上には富豪など存在しますが資産額で競う意味はないと思います。
私自身はどこまで資産が増え続けるかは分かりませんが、上限のラインを越えたら多少無駄遣いになっても積極的に使いたいなと考えています。
消費すれば、誰かの所得になるので結果的に社会貢献になるでしょう。
おわりに
仮に資産を増やし続けて3億円から超富裕層になったとして、死ぬまで使わなければただの生活保険として保有していたに過ぎません。
この余分なお金をどれだけ持てば満足するかは人それぞれだと思いますが、生活していて使い道がないならそこまで使わない資産額にこだわる必要はないのではないかと思います。
頑張っても資産を増やしたとしても日本人男性の平均健康寿命は72.68歳ですからね・・・
人生短いですわ・・・