避寒旅行と同じぐらい価値がある避花粉旅行
春は気候が良い時期なのですが、花粉と黄砂により外出したくないと思う日本人は少なくないと思います。
私自身は酷い花粉症ではないと考えていますが、風邪ひいているわけではないのにたまにくしゃみをします。
政府では花粉症対策の3つの柱として、①発症等対策②発生源対策③飛散対策を実施していると書かれていますが、体感として全く改善されているように思えません。
人によっては極寒より厄介な花粉。
私は避寒するために旅行しますが、もう同じぐらい花粉から避難する旅行も価値があるのではないかと考えるようになりました。
花粉は公害だといっても過言ではない
下記は環境省のレポートです。
日本において花粉症を有する人の数は、正確なところは分かっていません。全国的な調査と
花粉症環境保健マニュアル 2022年版
しては、全国の耳鼻咽喉科医とその家族を対象とした鼻アレルギーの全国調査が1998年、
2008年、2019年とほぼ10年おきに3回実施されています。
それによると、花粉症の有病率は1998年が19.6%、2008年が29.8%、2019年には42.5%で10年ごとにほぼ10%増加しています。スギ花粉症も同様の傾向で増加しており、2019年には38.8%でほぼ3人に1人がスギ花粉症と推定されています。
さらっと書いてありますが、もはやこれは公害だと思います。
10年ごとにほぼ10%増加しているという事は全く改善の兆しがありません。
花粉が体内に入ってもすぐに花粉症になるわけではありません。花粉を多く吸い込むと、体内で花粉に対する抗体が産生されるようになります。これが一定量に達すると、くしゃみや鼻水といったアレルギー症状を引き起こします。
つまり花粉地帯で毎年過ごしていると花粉症になる確率が年々上がるという事です。
(画像はウェザーニュースから引用)
スギは3月、ヒノキは4月がピーク。厄介ですね・・・
タイは暑季なので避けたい。ではどこが良いか?
タイには花粉を飛ばす樹木(スギやヒノキ等)が無いため、避寒地だけではなく避花粉地としても使えます。
ただタイは3~5月は暑季なので陽が出ている時間帯は外出はキツイです。
観光で長時間屋外にいた場合、日焼け止めクリームだけではなく日傘や長袖シャツをうまく使わないとサンバーンになります。
ではどこが良いのだろうか?
国内だと標高が高い高地、釧路、沖縄、奄美大島になります。
高地は合わなそうなので除外、釧路は3月でも寒すぎなので除外、そうなると沖縄か奄美大島になります。
奄美大島は今年散策してみるので数週間程度滞在できそうかどうかチェックしてきます。
おわりに
免疫抑制剤(副腎皮質ホルモン剤)の筋肉注射を一回行うことにより、数カ月の期間、花粉症の症状を強力に抑制する治療法もあるようです。
花粉症が発症して耐えられなくなったら検討しようかなと思います。
※くしゃみが出ても花粉症だとまだ認めていない私。