定職・家族なし40代の「生き方の限界」
気になるネット記事がありました。
FIREに興味がある人なら名前は知っている人は多いと思いますが、phaさんの記事です。
phaさんは京大卒の有名なニートでFIREではないが、文筆業を収入源として生きている人です。
文筆業しているのにニートというのは少し違和感もあるけど、私で例えるとブログで飯が食えているというような感じだと思うので働いている感覚はないでしょう。
そんなphaさんがニートといわれる年齢が終わって単なる中年無職になってしまった今について語っている記事です。
私も若者と中年は明らかに人生のステージが変わってくると思いますし、誰もが若かった頃と同じようには生きられません。
そんな中年になると限界を感じやすいという事について綴っていきたいと思います。
中年になると世間の目は厳しくなるのは確か
若い頃は見た目に無頓着でも「だらしがない男」で済んだかもしれないが、中年になると「何あのヨレヨレのTシャツを着ている男は?昼間からフラフラと?まさか無職?」という厳しい目で見られます。
気にし過ぎだと考える男性もいると思いますが、犯罪者で中年男性の無職は本当に多いので冗談抜きで警戒する人はいます。
中年なら家族がいるのが一般的だし、男性なら社会で働いていて当たり前。
一般的にはそう考えています。
また家族がいる男性は無職でも「この人は妻子がいるし、ちゃんとした人なのだろう」と勝手に想像してくれるかもしれませんが、これが職なし、家族なし、中年男性と揃ってくると世間は厳しいです。
ただどんな立場であっても見た目がしっかりしていれば、まともな人扱いされやすいから中年男性ほど見た目には気を使うべきだと思います。
折り返し地点に来ると「下り坂」が始まる
phaさんが中年になって「今までやってきた事が楽しくなくなってきた」と感じているようです。
ほとんどの人は自分の行動力や経済力で出来る範囲の娯楽をしているので中年になると何をしても新鮮味がなく飽きることは多いです。
私もFIREしてから旅行を中心に娯楽をしていますがいずれ飽きると考えています。
また人生の折り返し地点を過ぎると心身ともに衰退していくのは理解しているので人生の前半戦のような楽しさは確かにありません。
人生後半というのは下り坂というのは本当です。
人生後半の闇の部分だけ語り始めるとホラー映画より遥かに怖い話になると思います・・・
私は中年になったら今までやった事がない何か新しいことをしなければならない事を探すより、自分にとって心地良いルーティン化を模索した方が人生が充実するかなと考えています。
ルーティン化した日常生活にスパイスとして日常の環境とは違った娯楽(旅行でもマリンスポーツでも何でも)がバランスが良くお勧めです。
おわりに
この記事だけ見るとphaさんは自分が選んだ人生後悔しているのかと感じる人はいるかもしれませんが、中年になったら若い頃とは違うのだなと感じているだけで後悔はないと思います。
私も40代でFIREするという少数派の生き方をしています。
他人からみれば変わり者だと思われるかもしれませんが、私は自分の意志でスケジュールが決められる今のライフスタイルに満足しています。
もしも私が30歳前後でFIREしていれば、もうすでに飽きてしまっているかもしれませんが大学卒業してから40代前半までフルタイム労働した後の自由なので今の暮らしの有難さを感じながら生きています。
私は年を取りながら少しずつ変化を加えて自分が望むライフスタイルが出来ればよいなと考えています。